また戦争すんの?
第2次世界大戦が終わったのは確かに1945年8月15日であるが。
・朝鮮戦争(1950-1953)
・中東戦争(1948/1956/1967/1973)
・ベトナム戦争(1960-1973)
・イランイラク戦争(1980-1988)
・湾岸戦争(クウェート侵攻で起算1990-1991)
・イラク戦争(2003-2011米軍撤退でクローズ)
・シリア?
何のことはない10年間隔くらいで戦争している。で、第1次~第4次の中東戦争を除き、アメリカが介入している。
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良く書くが、アメリカは自分たちの価値観を神によって認められた人類普遍のものと信じているフシがある(キリスト教原理主義であるがさておく)。それは勝ち負けが固定され、強者が弱者から吸い上げるピラミッド構造であり、弱者に反駁の芽が出れば武力で叩いて踏み潰すのである。そして吸い上げる材が枯渇したり、何らか刺激で新たな材が確保できると判れば、自ら擾乱を惹起する。
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逆に言うと最も臆病であるかも知れぬ。自分に降って来てほしくないから遠くで押しとどめる。そのために軍を海外へ置き、ヘタすると難癖付けて先んじて叩く。日本に置き換えてみると良い。日本の国土そのものに害は無いのに海外に出て行くなどなんと滑稽なことか。
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太平洋戦争の引き金の一つは日本への経済封鎖(ABCD包囲網)であるが、これも今にして思えば「何でアメリカ?」な話である。当時日本とタイを除くアジア諸国はすべからく列強の植民地「簒奪燎原」であり、日本に食い込んで来られるのはウザかった、であろう。そこで日本をけしかけ戦争に導き、簒奪燎原にしてしまえ、そんなところに相違ない。大東亜共栄圏とか大義はさておく。
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アメリカも謝らない国、否、間違いであっても力で押しつける国だが、アラブへの介入は後々大いなる錯誤であったと評価されるであろう。予言者の前にかの神は「私が本物だ」として顕現するわけだが、結果アラブにその神への信仰は深く根付いた。これはアラブに適した存在だった証であり、すなわち「本物だった」ことに他ならない。
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「大量破壊兵器の使用は非人道的であり絶対に許されない」
実験まがいのおもしろ半分に原爆落としたどの国が何を言っとるか。
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