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2013年9月30日 (月)

ド派手で密かな日本の技術

Tw4
見出しだけで外国の話かと思ってスルーするとああ残念な話ではある。
Tw5
「米国」が「宇宙分野」に「外国の技術」を採用することは少なく(大体自前で調達出来る)とりわけ「めいどいんじゃぱん」はお初となる。
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宇宙技術はミサイル技術と背中合わせであって、どこも他国へ出したがらない。
まして太平洋戦争の影を引きずる日本は関連企業を解体させられる憂き目に遭った。
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ゼロから始めるしか無かった。東京大学が主体となり、ペンシルロケットに始まるH2ロケットへの道はよく知られるとおりである。
これを少しビジネス面から見ると、ロケットエンジンそのものは三菱重工・石川島播磨重工(現IHI)・一頃日産も担った。
衛星は三菱電機が地球周回系(「ひまわり」シリーズ)、NEC東芝スペースシステムが太陽系探査系(「はやぶさ」)を主として担当した。ただ、これら」会社間は別個独立して自分のエリアだけ見ていたのではなく、現・JAXAを中心に相互に連携し合って「めいどいんじゃぱん」の宇宙技術を確立していった。
・飛んで行く(H2/イプシロン)
・所定の軌道へ(各衛星)
・ランデブ/ドッキング(おりひめ・ひこぼし→こうのとり)
・非化学推進(はやぶさ・イカロス)
・リターン(SFU→はやぶさ)
・大気圏再突入(はやぶさ・確実に燃やすという視点ならこうのとり)
・標準化(共通バスDS2000:パーツ組み合わせて線で繋ぐと一丁上がり)
で、最近大学や商工会単位で小さな衛星を相乗りで打ち上げるサービスをしているが、それはこうして培ってきた技術から「これだけ満たしてりゃいいんじゃね?」が見えてきた結果である。エレクトロニクスの集約化に伴い、通信や中継、撮影程度の単機能なら50cmのキューブで事足りる。
そして、この分野の親分たるアメリカに認められるに至った。
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と書いておいて最後に冷や水を浴びせておく。アメリカが日本の技術をまるっと買ったのは、コイツに自国家の予算が付かない=軍事転用と無関係なので予算を取る説得力がないからである。

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