我が鉄道ICカード遍歴
鉄ヲタなら切符にこだわりそうなもんだし実際大好きだが、近距離切符は機械印字で幾つ持っていてもつまらないのであった。
●Suica
言わずと知れた嚆矢。結婚が2001年9月でこいつの11月導入が決まっていた。そういうわけで鎌倉大船住まいとして当然の選択。ちなみに導入開始当日に手にしたのでシリアル612番とかだったが、電子マネー利用が始まって交換必要、あえなく手放すことに。まぁ新たにカード買っても良かったんだけどね。今更さ。ちなみに2003年、名古屋に引っ越すことになり、オレはコレクションアイテムとして手元に残したが、妻のは実家の母に譲った。追ってここにあるように再び子連れでsuica使いとなるのだが、妻はこの際モバイルsuicaにした。
●ICOCA
名古屋に越して大阪に出張の機会がちょくちょくあった。地下鉄でなんばまで行ってりくろーおじさんというパターンもあった。そこで利用開始直後の出張時に導入。ちなみにPiTaPa=近鉄との供用開始と共に近鉄名古屋まで使えるようになったわけだが、その当時かざしただけで改札パッカーンは名古屋人には非常に珍しかったらしく、じろじろ見られたのを覚えている他、追って関東の連中と大阪に出張に出た際、地下鉄をこいつでヒョイヒョイ通れるのを見て非常に驚かれた覚えがある。そりゃ関東人がICOCA持ってるとは普通思わないもんね。
●toica
正直、せとでんとの結節点である大曽根と名古屋往復にしか主たる用途は無かったが、それでもsuica使いには切符買う面倒が無いメリットを取るのであった。導入開始と同時に対応。後に中津川まで伸びた時、出張で美乃坂本までこいつ使ったら会社の人が「!?」toicaの存在自体知らんかったらしい。ちなみにこいつはmanacaとエリア・機能丸かぶりであり、せとでん使いでmanaca定期を所持する以上、完全な「いらない子」このように写真に登場するのみである。
●EX-IC(コーポレートエディション)
出張用に会社から持たされた物。上記名古屋から関東に再度転勤、その際捕縛。suicaで入り、こいつ重ねて改札を抜け、新幹線車内でニヤニヤしながらICOCAに差し替え、新大阪の改札を抜け。ちなみにココまでは関東の社員もsuicaで同じ事が出来るが、そこから更に地下鉄に乗ろうとしてこっちはかざしてパッカーンなので同僚達はポッカーン(°0°)なのである。
●manaca
ぶっちゃけこの記事書きたいがために半ギャグで買ったが追って2回目の名古屋人となり、定期を盛られて現在メインカードである。
●EXプラス(の痛カード)
ここに書いたが中身はEX-ICカードのちょい廉価版である。ライブやら短歌会やら新幹線をプライベートで使う機会が増えそうと言うことで導入。チャージという作業は発生しないので痛くした。ちなみにEXプラスは大阪までしか使えないが、ライブや短歌では東名阪以外動く可能性は少ない上、よく考えたら企業用EXでも神戸までしか使ったことが無い。それより遠地だと往復割引が効くのでEX使う意味はないのだ。
■使い分け
共通化した現在、メインのmanacaとEX持っていれば基本的には事足りるのだが、例えば千葉モノレールはPASMOかsuicaしか使えないし(manacaはNG)、東日本のグリーン車suicaシステムはPASMO・Kitaca・toicaしか使えない(ICOCAはNG)。コンビニの電子マネーで「manacaで」が通用するのは名古屋エリアのみである。東京はsuica、大阪で買うならICOCAでと言った方がスムーズであろう。というわけで結局使い分けをしている。
否、わざわざ強引に使い分けて楽しんでいると言った方が正しいのかも知れぬ。
ちなみに妻用はこのガラケー仕込んだモバイルsuicaとmanacaとtoica、娘用にはsuicaとmanacaが存在する。3人家族で鉄道カード11枚。
鉄ヲタの夫を持つ妻は苦労するw
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