映画ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス←ストレートフラッシュ表現
見てきた。これはスマホアプリを劇場でもらえるカードにかざすと出てくる。
今回悪者は「マシュー」。うち捨てられた道具や衣服などの恨みの人格化。オレたちを捨て去って人間だけ未来へ行くのは許さない。「オモイデの国」に閉じ込めてやる。全ての人間が対象だが、なぜかマナを執拗に狙う。囚われた街の人々を助けるためにマナ達もオモイデの国へ向かうが、そこには当然、彼女たちが育ってくる過程で思い出となったいろんなものが、懐かしく楽しい日々があるわけで。それが罠。
まぁそんな所か。「5分」という区切りのあるキュアエースの扱い。罠からどうやって脱するか?そしてラストワンアクション、マシューの正体……マナを執拗に狙った理由は?が見所。全体にまとまっているが、その点で破綻は無いが、少し「子供を劇場に連れてきている大人達」を意識しすぎている気もする。追って幼き日々を振り返る人が「ああ」と思うことふんだん。その点でオレが似たような話を書くなら禁忌と律することに踏み込んでいる気もする。逆に言えばオトナも充分楽しめるが、子供さんが「?」になるリスクはかなり高い。あと一つ文句。ウェディングドレスに比してクラリネットが。「パパからもらった」をリスペクトするなら、パパ的にそれは。いや意図してのことなのか。マナという娘の故に。
AVヲタク的には、ビスタサイズ・マルチチャンネル・デジタル。まとめサイト等で触れてる方いるが、後半に向かい絵がやや荒い。あと相変わらずだが「大きなスクリーン」をもっと生かして欲しい。ロゼッタの後れ毛画面いっぱいとか萌え萌えでいいんだが、大きな敵機械が登場し、大きな敵と戦うのだからこそ引き絵がスケールを物語る。家テレビもでかくなってハイビジョンだ。細かく描いても映る。「劇場版は違うぞ」というのを絵にも出して欲しい。
総じてちょっと重厚な雰囲気を持っているとしておくか。ええ作品として親の立場として万全にオススメ出来ます。是非どうぞ。そして、その重厚さ・高尚さのゆえに人生ヒトケタの目線と心が「?」になったら、どうぞあなたの思い出話を。それはいつか親としてDVDを見せた時に分かるのでしょう。
★特記事項:オモイデの国における声優陣熱演見事でした
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