中年太りはダメなのか?
去年がつがつ食って5キロ太ったのは確かである。5時上がりでライブへGOのシャレオツ関東ライフから、工場の中を万歩ジタバタへの変貌は激しく体力を消耗し、食わずにやっておれなかったのだ。
で、メタボと言われて半年掛けて減量し。173センチ63キロBMI21。
体感するのは体力低下、疲れやすさ。
そして、基礎代謝の低下。
導かれる推定一つ、基礎代謝の低下の代わりに脂肪が付きやすくなったのでは無いか。
人が動くためには熱を必要とする。トカゲやイグアナのひなたぼっこを見たことある方多いと思うが、その代わりに中で熱を作っている。これを基礎代謝という。ヒトはその長い歴史の殆どを飢餓の中で暮らしてきたので、食える時には食えるだけ食ってため込み、食えない時には消費を減らしてエネルギーを残存させる仕組みを作った。これが「大食い・早食い・太りやすい」理由であるし、単なる絶食ダイエットではある程度以上の減量が出来ない理由である。飢餓と判断して熱消費を下げるのだ。一方で女性がふくよかな身体になるのも飢餓の歴史のなせる技と見られる。脂肪は保温剤であり、飢餓の際供出されるエネルギ貯蔵庫である。そして保温されていれば放熱が少ないわけで、新たな発熱=基礎代謝を抑えることが出来る。こうなる。
それで。
基礎代謝を担うのは筋肉であるが、その能力は老化に伴い落ちて行く。そう。実は「中年太り」は応じて脂肪をまとうための遺伝子の必然では無いのか。その必然未満のエネルギ摂取ではそりゃあ身体から熱奪われる一方だ。
で、減量後の担当者とこんな会話。
「体重減りましたね」
「疲れやすくなりました」
「そうです。風邪引きやすくなりますよ」
それってトータル「不健康」じゃねーか。
「適度な」中年太りは許容すべきなのではないか?基本間食はしない人間だが、ちょこっとチョコ食いくらい追加しても良かろう。
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