EX-ICややこしい?
ムダに韻を踏んでみた。
(JR東海公式より・・・しかしなんで大曽根なんて名古屋ローカルを引き合いに出すねん。新宿とかでええがや。toicaを参考例として出したかった?)
「えー?ネットで予約してICカード重ねてパンパンやるだけやん」
うん、そうなんだが。
「そもそも切符の買い方を知らない人」が「ネットで予約が必要」となるとハードルが二段になるのだよ。
しかも今回YさんはICカードが使えないエリアへ行く。
「あらかじめ『みどりの窓口』で新幹線から向こうの切符を買っておくか、一旦改札の外へ出て改めて買う必要があります」
・EX-ICで予約する
・向こう先の切符を手配しておく
・改札通過の儀式を覚える
やれと言われてできますか?
ちなみに帰り路YさんはEXの「簡単アクセス」を携帯電話のブックマークに入れておらず、予約変更を駅に依頼した。駅の対応は「IC乗車票」の発行。これはそもそもはEXを忘れた場合の代替で、引き落とし用のクレカ突っ込むとICの代わりに磁気切符を出してくれる。もちろん切符同様駅の改札機に突っ込む。
(これは「ICご利用票」。指定座席の印字兼、車掌のチェック用。これ自体に切符代わりの能力は無い)
で、Yさんこの「IC乗車票」を名古屋駅の乗り換え改札に突っ込んで通過しようとした。改札機ピンポーン
「!?」
「その券突っ込んで、manacaタッチして下さい」
「IC乗車票」の効力はEX-ICと同じ。すなわち「名古屋駅」まで、従って「乗り換え改札」の通過には「名古屋駅から先」の乗車券能力を持つ物が必要。この場合manaca。
「あ、通れた。もう本当わからん。来る時とやり方が違う」
知っていれば、何が必要で、何が行われていて、どうすれば良いか判る。
知らないと、普通は必要ではない知識と対応を要求され、より判りにくくなる。
妻子と出かける時は座席指定をまとめて取りたいので普通に切符を買う。で、改札で「これ突っ込んで、これが出てくる」とやる。妻子だけで出かける時は切符を揃え、どこで何を改札に通すか絵に描いて渡しておく。出先で切符を買う必要に迫られた場合はメールで送って駅員に見せろと言う。
利便性の落としどころは、どこだろ。
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