川村敏江の描く女 #precure
届いた。
こういうのは集め始めるとキリがないんだが、狙いはプリキュアそのものでは無く、タイトル通り「川村敏江」。実は「色気のある女性を描ける女性」というのはそう多くない(平井和正が30年以上前に言ってるが)。なぜなら女の色気というのは男の感性だからだ。いわゆる萌えは媚びのレスポンスであるが、萌えと色気は必ずしも両立しない。その理由は色気は野性に属するからだ。素のママの「おんなのありよう」に男は男の野性動かされる。裏返せば、女あるがまま描ければ応じた女の色気が備わる。
一般に女性の化粧で男受けするものは少ない。ネイルなんかその最たるもので、モテようと思ってネイル凝ってるなら無駄としか答えようが無い。理由は簡単で全部飾って塗り固めて覆い隠しているからだ。素を封じて、野性と逆行することしてどうする。よろしいか、男の目的は女脱がしてナンボだ。デコレーションは真逆の行為だ。
戻って。
そんなわけで43のいいおっさんの言うこっちゃないが、川村キャラの少女達は見ていて楽しい。あるがままと感じるし、応分の魂が備わっている。生きているキャラクタそのものである。比較論では無い。共鳴を覚えるのだ。実際には美化というか純化結晶が少し進んだ様かも知れぬ。少女性→巫女性→天使性→女神性。みたいな。いわゆる大友は川村敏江を「女神」と呼ぶ。ゆんゆんたる何かを男共通に感じるのかも知れぬ。なおこの本には川村さんが原画を描いた他のプリキュアも収録されているが、「川村キャラ」になっている。期待して良い。
ちなみに
てな会話をした。なんか納得した。
天使。であれば。
うふふ(^^)★普通、本人とこういう会話は発生しません。凄い時代に生きてますワレワレ。
« 補給線の話 | トップページ | まいおた2014~五條真由美の歌声~ »
コメント