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2014年3月15日 (土)

正しく怖がる放射線【3】

4.放射線が人体に与える影響

アルファ線:ヘリウム原子核(陽子2個と中性子2個)
この4つの素粒子で出来た塊が、超高速(秒速2万キロ……単位は間違いにあらず)で細胞に叩き込まれる。陽子が2個=プラスの電気を帯びており、細胞内の組織を構成するタンパク質の電気的性質を変え、結果DNAを破壊する。

ベータ線:高速の電子や陽電子(厳密には同時に「ニュートリノ」を出すが、人体には影響ないので略す)
電子なり陽電子なりがほぼ光速(秒速29万キロ)で細胞に叩き込まれる。電子はマイナスの電気の総本家。陽電子はそのプラス電気タイプであり、同じく電気的な影響を与えてDNAを毀損する。

ガンマ線:電磁波(紫外線より波長が短い連中。X線より更に波長が短いものを指す)
目に見えないが光そのものである。が、極めて細い針のように作用し、人体深くまで入り、DNAを破壊する。

5.体外被曝と体内被曝

「被爆」とはこれら放射線を人体が受けることを言う。次の2パターンに大きく分かれる。

①人体の外に放射性物質があり、それが放つ放射線を浴びる(体外被曝)
②人体の内部に放射性物質が取り込まれ、それが人体内部で放射線を放ち、浴びる(体内被曝)

②の体内被曝は更に4パターンある。

・食品として取り込まれ、ウンコやションベンになって出て行くまでの間に被爆する
・食品として取り込まれ、更に栄養物質と勘違いされて体内に吸収され、被爆し続ける
・呼吸によって肺に吸い込まれ、吐き出されるまでの間に被爆する
・呼吸によって肺に吸い込まれ、吐き出されずに肺にとどまり、被爆し続ける

である。ここで消化・排泄のルートによって体内の放射性物質が半分に減るまでの期間を「生物学的半減期」という。

(つづく)

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