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2014年4月30日 (水)

なつめろ

ウォークマンには「現在進行形」の曲・ジャンル・アーティストだけ入れたいと思っている。今の、毎日を聞くからである。実際就職前に(就職前から)聞いてたアーティストからは、渡辺美里、浜田麻里、NOKKO(レベッカ解散後)よりそれぞれ数曲だけピックアップしてある。

でもそれ以外の楽曲も時たまに聴きたくなるので、PCの音鯖化も踏まえ、プレイリスト「なつめろ」をこさえた。なつめろ……懐かしのメロディの略であり同名の番組も過去にあった。同じ名前のカセット山ほど持ってる方もおいでであろう。現在同じ事をするとパソコンにため込み、となるのである。CDから吸い上げ、一部オンラインショップよりDLしたりして現況こんな有様となった(画面で全部ではない)。

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「TRFや安室が懐メロかよ!」

うん、オレも違うと思う。小室哲哉なんてむしろ今に繋がるコンピュータミュージックの嚆矢であって「デジタルの寵児」そのものだからだ。ただ、うん、何だろ、自分の中では「今」ではない。

でもって何だろ、レベッカとかTMNとかフルコンプしているのだが、ここのリストには入れてない。まとめて集めたものというより、各人つまみ食いして集めたのがこのリストというのが正しいところか、ああ違う「特定の曲しか聴く気がないのにCDとっかえひっかえするのが面倒くさい・音源が無い」がこれだ。それがたまたま全部時間線の向こうに置いてきたもので揃っているから「懐かしい」のである。

勝手に自己完結したところで今日はここまで。でも今後「あー!これこれ!懐かしい」ってのをポチってここに加えて行くというのを繰り返すんだろうな。。。

2014年4月29日 (火)

ほぼ、動かなかった日

昭和の日。とはいえ11連休なので休みの「意義」は薄まる。

10時半に起きだして朝昼ご飯。オーディオに電源を入れ、元ちとせの「ノマド・ソウル」がスーパーオーディオCDだったことを今更知る(気に掛けず買い、プレーヤをSACD対応機に買い換えた後、板を回したことがなかった)。

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(音質自体は「?」な感じ。やや残念)

昼過ぎから図書館~スーパーと運転手。車載で音楽聴きながら過ごす。

戻って貨物列車など走らせる。

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娘が近所の公園で見つける「ちょっと寄ったら見つけた」だそうな。当ブログご贔屓の方は四つ葉見慣れたと思うが、こういう偶然と四つ葉はよく似合う。何か良いことありそうな感じがしたところで今日はここまで(^^)みなさんにラッキー訪れますように。

2014年4月28日 (月)

走り回るオレ

休日\(^o^)/

で、最初にやったのは会費の払い込み。郵便局まで自転車で往復。

帰って虫かごの整理。オオクワガタ・ヒラタクワガタとも冬眠から覚めて出て来たので、土の量を変えようという。・・・ん?

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オオクワガタ幼虫がいるでやんの。クワガタは腐った木を食うが、応じた飼育グッズが、この木くずを固めて所要の菌を繁殖させた「菌糸びん」という代物。ただちに入手すべく隣りの市へクルマで走り一件落着。

午後はカイロプラクティックの予約を入れてある。大した距離じゃないしと自転車でGO。歩いても40分の所自転車でダラダラ行けば20分。ケツを揉まれてバキッと入れてさあ帰…

20140428151000

降ってるし降ってるしひええ。

やおら電動フルパワー全速力で家までGO。15分でチョイ濡れ帰宅。ぜーはー足が痛い。リラックスしに行って何を疲れてんだか。

「ただいま。降ってきたぜ」
「バレエ迎えに行って」

へい。。。

2014年4月27日 (日)

ぐだぐだなミッション3つ

●キュアミント様

スマホで番組連動アプリを動かすと、一緒に写真に写し込めるキャラクタの3次元CGモデルをDLできる。スマホ=あいぽん=俺のデンワなわけで、実家に一人でいようが見るしか無いのである。

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アキュにキュアでミントのミッションコンプリート

●母の日兼誕生日プレゼント

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ウォークマンS。16GBスピーカスタンド付き。母親は音質に興味は無いし左耳の聴力無いが、聞き比べてEはさすがきつい気がしてこいつにした。スピーカー付きだが、これはACアダプタ内蔵なので「充電のためにパソコンに繋ぐ必要」を排除する。そしてそのままぶっ挿しでスタンドから鳴らすことが出来る。

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実は母親もなんだかんだとライブやディナーショーへ出かけてCD買ってくる。ミュージックサーバ有ったが良かろうと考えてはいたのだ。ちなみにケータイで音楽聞いてるが、取り込みが途方もなく制限が多く面倒なのと、電池消耗がはげしいので切り分けたいのもあった。

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「Media Go」にしておけば、操作に迷っても同じものがこっちにあるので誘導できる(俺のウォークマンの中身を実家で聞く道具にもなるウヒヒ)。
「自分で録音したのも入れられる?」
「入れられるけどどうやって録音したん」
「スピーカーの前にこうやって」
えっと。。。あのね。
「……曲は何が欲しかったん」
「島倉千代子の最後の奴」
「そういうのはネットでデータ買うんだよ」
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「はい」
「これで入ったの?」
「入れました」
とはいえアン・ルイスと島倉千代子と「あの鐘を鳴らすのはあなた」と「MOSCOW(原曲)」と「残酷な天使のテーゼが」分類無しもどうかと。
「『プレイリスト』を分けました。『ポップス』と『演歌』にしてあります」

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データ形式とレートは、CD音源はこだわりのflac。購入もんはサイトのフォーマットに従う。40曲くらいになった。まぁ、16GBなら1曲4分としてのCDフォーマットflacでも400曲入る。どーにかなんだろ。

●BSが録画できず地デジがまともに映らない話

とは聞いてはいたがオヤジの説明では要領を得ぬ。アンテナ系の配線はこうなっている。

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実はFMは屋根にアンテナを載せている。さておき、父親は
・BSのコネクタをぶっちぎってしまった
・32インチで地デジが見られぬ

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あーあ。接栓根っこから引きちぎってござる。

【供述調書】テレビを修理に出すに当たり、抜くべきアンテナ線を間違えた上、根っこからもぎ取れてしまった

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「しかもオレこんなのワカラン」

そーですかい。ちなみにテレビはリアルタイム視聴用と録画用の2チューナーを積んでいるが、リアルタイム用がお逝きになられたようで。

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こういう状態。なおIEEE1394(FireWire)の存在と役目が気になる人もいようが、これはテレビ内蔵の500GBを1TBに抜き出すのに使用される。そういう用途は例えばDVD-Rに書いて残したいなどの場合に発生する。1TBもの容量はたまたまそれしか売り場になかっただけ。2006年の話。

で、BSは直接テレビ叩き込むこととし、最終的には夏のボーナス特売でたたき売られるであろうBlu-ray内蔵TVに置き換えることにした。母親の自室にはパナのテレビとHDDレコーダを置いてあるが、HDMIリンク制御でテレビと一体型同様に動く。日立の後釜は更に一体型にしようというわけ。

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アンテナ配線もこれなら楽だろ?

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なお、地デジは1TB側が原因の可能性も考慮し分配から直接接続してみたが、症状は変わらない。まぁこりゃダメだろう。2006年の機械で画質も動作も今の基準に照らしてイマイチだし、買い換えで良いと思われる。すると、

・実家にブルーレイが入る
・DSP-Z11にパソから直接192kHzたたき込めることが判った

これは一つの決断を自分に迫るものであった。

ミッションコンプリート

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2014年4月26日 (土)

嗚呼、歌うたウタ

真の「目的」はどれかと問われると困る東上である。きっかけは2番目ではあるが。

新幹線に乗って東上する。ウォークマンには4番目の目的のために現有ハイレゾ音源全部入れてある。それを思い出して1番最初の目的になった。

新幹線でハイレゾを鳴らす。

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空調と走行の音轟々とかき消され行く繊細な弦……と思いきやさにあらず。これが結構行ける。もちろん応じて音量を上げるが細部まで描いてあるので崩れないのである。何より聞いてて疲れない。録音がいいこともあるのだろうがこれは収穫。下車品川。

で、2番目の目的。全てのトリガーになるのだが短歌の批評会。「ラーメン」と「運」と題詠である。評点「5」。この時に0点だったから比して長足の(?)進歩というかなんというか。さておき批評を通じて幾つかキーワードを得たのだが、その中身は今回ここへは書かないでおく。何故かって?列挙してそれ注意して歌を作れば応じた物にはなるのである。でもそれだけにとどまるのである。数学で言うなら公式使って解くようなもので、その作業はできる、のである。多分初心者向けでは無くて、作ってからチェックリストのように使って推敲を入れる類いのツールがあるべき姿。ただこれだけは書いてもいいか「思わせぶり」。

3番目。この時が初ライブだったお嬢さん、KiKi(@kiki_ponzu)さんが武蔵小金井で1ステージというので出向く。ちなみに彼女はこの後森綾加(@watame29)とか茂家瑞季なんかと対バンする機会がチラチラあったようだ。
まぁ安心して聞ける歌声だわ。その初ライブの際、「伸びる」と評しているが、その特徴を良く把握した曲になっている。高域にすーっと伸びて行く、素直に心地よい。ただそうなると欲が出て、今度は少しワイルドさが欲しい。シャウトせよとは言わぬがそのギターかき鳴らして荒ぶるのも聞いてみたい気がする。「fffのPrestissimoで」

4番目。実家オーディオに現代のコンピュータドメインの機器類を接続してみる。これも歌っちゃ歌w

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「対応していないデバイスです」(×_×)

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永遠の読み込み中。この時代の機械に「128GB」は想定外らしい。

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仕方が無い。最後の手段というか、本命。

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お!

んじゃ、MediaGoをインスコして。

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認識!

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OK!クリアでスムースな鳴り方だ。ハイレゾでも質の差は確実にある。

てなわけで

DSP-Z11オーナー各位。PCのHDMI端子でハイレゾ突っ込んで鳴るぞ。

(何か冒頭と流れが変わっているような気がするが気にするな)

2014年4月25日 (金)

追い詰められた果てに~4月25日に寄せて~

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仕事柄このカーブは年に数回通る。遠地でも通い慣れたところは大体ウォークマン聞きながらイスにふんぞり返っていることが多いが、ここだけはそういう気になれない。姿勢を正して一礼するか手を合わせるか。これの時は特急で通過したが、リクライニングシートでふんぞり返るなど論外の気分。

尼崎事故。鉄道ヲタクとして、安全第一の現場にいるものとして、忘れることなどとてもできない。

事故原因:スピードの出し過ぎ、およびそれを見越した減速装置の未設置

確かに直接はそうだろう。だが真の原因は実現困難なダイヤ構成とそれを体罰じみた方法で強要する会社の仕組みに他ならない。ここをご利用の方なら、ちょっと鉄分の濃い方なら、この線の朝ラッシュで15秒停車でダイヤを組むなど「正気の沙汰では無い」とすぐ判ろう。客が降りきる前に扉を閉めろというのか(この空撮で言うと右上に大きな工場がある)。

安全とは確認の繰り返しで危険が無いことの確信を得ることである。
安全とは目前のみならず、作業に伴い必要な周囲や想像可能な時間線の向こうに目を配り気を配ることである。
それは当然、目の前の作業に追われてるような状況では確認や気配りなどままならぬことを示唆する。安全とは応じた余裕の確保を要求する。余裕を削った職場に真の安全や質の高い仕事はできない。実際この路線のダイヤは今もって夕刻に向かい遅れが出てくる。リンク先記事の日は朝事故があったが、夕刻帰る時点でまだ引きずっていた。余裕が無いから回復に必要な余地が無いことを示唆する。

「効率化せよ」とよく言う。ウチの社内でも言う。だがそれは実際、単なる「早くやれ」の言い換えになってはいないか。「非効率」とアナタに見えるその余裕は、実は安全確保に必要なものではないのか。

労災がウチに寄らず増えている。「早く早く」で何もかも削った挙げ句に超満員の船を沈めた国が隣にある。ただ早いだけは決して質の高いことを意味しない。

安全第一ヨシ。今日も一日ゼロ災で行こうヨシ。私は彼を責めない。彼もまた、心も追い詰められた被害者の一人。真の原因は追い詰めた仕組みと組織。

2014年4月24日 (木)

ネットワークは広がって行きネットワークから切り離される

「自動車整備士」と聞くと、メカニックのプロという印象が強いが、昨今自動車電子化進んで、パソコン経由で調査するスキルが必要なのだそうだ。しかも単純に車載のメインコンピュータと通信して自己診断結果を吸い出し、なら、照合作業のアプリケーションを使えれば済むのだが、故障モードに電池やモータにインバータ、更には各所のサブマイコンやマイコン同士の通信異常まで、全然「メカニズム」じゃ無いところも故障因子として盛り込まねばならない。その昔(今もか?)メカトロニクスという電子・機械統合工学に対する物言いがあったが、それが学問から日常の茶飯事まで着実に浸透し、応じた知識を要求されることを意味している。

これはオーディオも同じで、その昔は赤白コードを間違えずに繋げば済む話だったのだが、内部回路のバージョンがどうのこうの、対応しているファイル形式がどうのこうの、曲を買うこと自体ネットでクレカ決済ダウンロードで、とこうなっている。「レコードをデジタルに」を目したCD板には、今や階層フォルダと所定の形式の「音楽データ」が書き込まれている。予算に合わせて機器を選び、セッティングで追い込んで行く、の前に、そも再生可能かどうか、システム要件を見ないとならない。その方法を知っていないとならない。

対応できない人はそこで止められてしまうのである。ネットワーク化は様々な機器を融合し、集積して「別の新しいこと」を実施可能にしているが、逆にそれまで差の無かった同じ業種・趣味人の間に差を作ることになってしまった。文系理系とよく言うが、何でもかんでもネットとPCのスキルが必要というのは少々きびしい。ネットに関する得手不得手でネットワークから弾き出されて果たして良いのか。ちなみに現在「スマホでLINE」が若者達(死語)のコミュニケーションで「常識」とされているようだが、電話番号を事業者にぶっこ抜かれるとか非常識なツール子供に使わせたくない。それでも参加させるべきなのか(グループ内で暗黙のルールが出来上がるという点で、学校に生じるその手のグループ、関わるイザコザを惹起すること容易に想像できる)。質の善し悪し関わりなくネットワークが必須なのか。

「また、小さな者にも大きな者にも、富める者にも貧しい者にも、自由な身分の身にも奴隷にも、全ての者にその右手か額に刻印を押させた。そこで、この刻印のある者でなければ、物を買うことも、売ることも出来ないようになった。この刻印とはあの獣の名、あるいはその名の数字である。。。」(ヨハネ黙示録第13章)

2014年4月23日 (水)

病膏肓を突き抜ける

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「東映さんから届いてるよ。何買ったの?」

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「え?え?お父さん何それ!」

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商品名を「映画プリキュアオールスターズ NewStage3 iPhone5カバー」という。ポリカーボネイトに吹き付け塗装。

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壁紙はこうで「あたし完璧」である。ちなみにストラップを付ける場所は無い。ボリュームボタン部分に紐を通している。追ってイヤホンジャックチャームあたりを探して来よう。まぁここまでやりゃ思い残すことは無い。

「お父さんo(^o^)o」

やらんよw

2014年4月22日 (火)

本日、妻の誕生日につき

ありがとうそしてありがとう。

あなたのおかげであんしんです。

あけてもくれてもあいしてる。

あるいていきましょあのよまで。

(オチに関する異論は受け付けない)

2014年4月21日 (月)

実験と実証

ウォークマンZX1と管理ソフト「Media Go」がDSD形式に対応した。

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DSDはハイレゾ音源に対応したデータ形式の一種で、たまたま買い換えたCDプレーヤが対応していて、PCでDVD-Rにデータ書いて作れることを知り、ハイレゾ音源デビューを果たした、この時の話だ。シンプルにPCでDSD→PD-10→AX4600だ。スーパーオーディオCD(以下SACD)も同じスキルで再生される。

が、ウォークマンZX1が登場して状況が変わったというか欲が出た。自宅・可搬でハイレゾ聞けるようにしたなら、実家でも、そう思ったのだ。SACD・DSDを聞くことができ、ZX1からUSBでflacを読み出せること。この辺の条件をあれやこれや考えていたのが、この記事であり、探している機械への要求事項である。この辺の運用スキームwをまとめた図を以下に示す。

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実線が実装済み、二重線が目論見である。しみったれた要求の「謎メカ」はSACD/DSD/USB入力を受け付け、HDMIで出力する、重要な機械であることが分かる(なのになるべくやすく上げようとしている)。

なおここで、自宅PCからAX4600のHDMIに☓がしてある。PCも4600もHDMI出力を持っているが。

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自宅PCはAX4600(HDMI1.1/2005年)に対応しなかった。

で、悩んでいたわけだが、ここで「MediaGo」でDSD再生が可能、というのが重要なアップデートであると気がついた。すなわち、DSDの再生にはPCさえあれば良く、オーディオコンポーネントとしての「DSD再生機」は必須では無いのである。

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(実際認識して音が出た。ただ、例のデータベースはまだスッカラカンらしく楽曲データ他は付随しない)

DSDディスクはダウンロードした楽曲データの外部保管用物理メディア(バックアップ)としての役目さえあればよく、ハイレゾデータは自宅PCと実家PCに入れておけば良い(SACDはこれ以上買うことはあるまいが再生機能は持たせておきたい)。なお、DSDはレコードの進化形では無い。あくまで「データディスク」の一種である。先頭から順番に再生すればレコードっぽくなるだけ。

なれば、コンポーネント側は板メディアはSACDのみが必須で良く、こういうスキームに再編出来る。

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「謎メカ」はDSD必須では無くなった。SACDとUSBのflacが読めてHDMIで吐き出せればデジタルで叩き込める環境は整う。SACDも聞くのはオレだけなので自宅に引き上げてしまっても構わない。おやおや随分「謎メカ」の敷居が下がった。

ソニーのぶるれいがウォークマン読めるらしいが、実験して確認出来ればコナかけておけば完璧か。

2014年4月20日 (日)

打ち出の小槌の恐怖

イオンへ買い物(予定の行動)。

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込んでるかと思ったが午前中に行けばさほどでも無し。妻曰く「名古屋人は買い物の出足が遅い」とかで駐車場もサクサク入場。

さてこの割引、イオンのクレカか「WAON」の利用が条件。とはいえ100円1000円の買い物でクレジット切ってサイン書いてもなんだかなぁなので「WAON一体型」にしてある。こいつのメリットは「オートチャージ」……すなわち残額が500を切ると5000円勝手にチャージされる、要は打ち出の小槌仕様。

細かい買い物が多いのでWAONで切って行く。

「WAONで」
『わおーん』

「WAONで」
『わおーん』

「WAONで」
『わおーん』

娘この機械が「わおーん」と音出すタイミングが掴めないらしくいつもびびってビクッとなる。

「残高足りないとうーって唸って怒るんだぜ」
「ウソだろ」
ウソです。店員おにーさんがウケたから良し。

結果5%に釣られてこの有様で。
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残高は直近この辺しか表示されないので減った感じがしない。でも、2ヶ月ほどタイムラグを持って確実にさっ引かれる。

この「使用感無く使わせる」打ち出の小槌恐るべしw

2014年4月19日 (土)

しみったれた話2014

実家用にハイレゾ音源再生システムを整えたい話は前に書いた。Z11がHDMIでハイレゾ受け付けるので、出してくれる機械さえあれば良い。ぶるれい再生は出来れば上等。

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ソニーやパイオニアのぶるれいにこの値段のママ「DSDディスク再生機能」を要求するのは贅沢なのだろうか。。。

(ZX1買っておいてこっちは値切るとかセコいな我ながら)

2014年4月18日 (金)

災害を詳しく知る意味は

そこから間違いや見落としを見つけ出し、貴い教訓を得て再発を防止すること。

なのであるが。

・重心より高い位置に増築してトップヘビー
・乗客名簿が参考にならぬほどの違法・無法な乗客の多数存在
・荷物の固定不備
・不適切な航路選択
・現場に出て来ない船長
・未熟な操舵手による異常時の不適切な操船
・避難誘導指示皆無
・ライフジャケットや救命ボートが適切に使用されていない
・救助初動の遅延かつ方法の不適切(短時間に一気に行うべき)

大体災害というのは「まさか」と思うような見落としが原因があったりするのだが、あらゆるセオリーに反していては起こるべくして起きた愚昧な事象と唾棄する以外書きようが無い。

フクイチと同じでひたすら胸くそが悪い。

以下は先日書いた計画の試作。実体験に基づくが創作の一部なので相当フェイクが入っている。ただ書き起こせば5分の出来事がこんな感じである。
 

 14時46分。
 相原は勤務先実験室から執務室デスクに戻り、コーヒーを淹れたところであった。
 工場内“研究棟”と呼ばれる建屋で、地上部分は2階建ての白ビル。中は7割方がフルオープン壁なしのオフィススペース。パソコンの置かれたデスクがズラリと並び、課ごとに机の集合体“島”を作っている。島の机は学校給食の“班”に近いか、向かいあわせを一組とし、これを幾つか横に並べた形で、モニタの向こう側に、両隣に、同じ開発を行うチームがいる。島の末端に係長なり課長なりの机が配されている。そんな状況。青い作業服の技術者達は、殆どが建物地下の実験室“ラボ”に詰めており、大体3時を目処に午後の休憩。相原は試験装置の使用順もあり、先んじて戻って来た形。
 一方、レムリアはグループ5人で行動中で、件の遊園地内の池で実施されていたショーを見ていた。
 相原がパソコンにログオンする。CTRL+Alt+DEL。
 緊急地震速報の画面がポップアップ。但し、オフィスであり音は出してない。
「ん、来たか」
 緊急地震速報。揺れを検知し、震度を推計し、テレビや携帯電話に流すシステムとして知られる。しかし、実はテレビや電話に流されるのは、その中でも緊急性の高いもの(「警報」と呼称)である。すなわち、最大震度5弱以上であり、かつ、住んでいる地域、電話の所在する地域で震度4以上と推定される場合、である。但し、研究家、専門家向けには検知情報自体は全てインターネット経由で流される。それを使ったフリーウェアの速報表示ソフトを相原は使っている。
 さてここで、相原の「来たか」の背景を記しておく。この2日前、3月9日に僅かな津波を伴う宮城県沖の地震があった。マグニチュード7.3であった。宮城県沖では30年間隔前後でマグニチュード7.5前後の「宮城県沖地震」が発生しており、前回の同地震は1978年であるから、2011年時点「30年以内の発生確率99%」とされていた。9日同地震はそれにも思われたが、発生場所が従前の宮城県沖と異なり、規模も小さかったことから、別物、前触れ、と相原は見ていた。もってしての「本当の宮城県沖」が「来たか」であった。
 画面表示は当初マグニチュード7.2であった。地震発生から5秒後にあたる。この時点で彼は9日の余震とまずは思った。だが、15秒ほどで7.6に変わった。
 9日より大きい。これは宮城県沖の本体だ。
 動こう。彼は独断した。職場防災隊の類いは良く新人の仕事にされる。なぜなら、マニュアル化された避難訓練が主なイベントであり、知識や経験は必要ない。一方で避難場所を覚えたり、名簿チェックの必要から、職場に溶け込む上で最低限必要な情報を把握せざるを得ないからである。
「地震来まーす」
 彼は一帯に声を発した。
「え?」
「相原。大丈夫か。何も鳴ってないぞ」
 非難の意を含んだ疑念の目が彼に集まり、3時から本社に出向くというスーツ姿の上司が眉をひそめる。「何も鳴っていない」は携帯電話の緊急地震速報を意味する。
 説明が続くが容赦願いたい。この時点、緊急地震速報は上記7.2の時点で、上記震度条件に当てはまった宮城県等に流された。だが、リアルタイムで更新される情報に応じて警報を出し直すシステムは備わっていなかったのである。このため、本来なら速報対象であった関東一円に警報は出されなかった(NHKだけは地域によらず警報が出れば放送に載せるので他の地域でも判る)。
「宮城県地震の本物です。一昨日より大きく揺れます」
「相原いい加減にしろ!」
「各位机の下に潜り、ヘルメットを手にして下さい。到達まで30秒」
 上司は怒鳴ったのであったが、相原は己の信じるままに声を発した。
 7秒後、速報システムのマグニチュードは7.7。
 彼のパソコンモニタを覗き込んだ同僚が「げっ」と叫ぶ。
「通常の宮城県沖よりデカいです」
 相原は来るであろう震動に身構えて足を前後に広げ、自分のパソコンからメールを飛ばした。“massive quake.protect yourself and friends.”向け先はもちろんレムリアである。
 初期微動が達する。
「あっ」
 相原の職場は工場であり、部署は付帯する開発部門である。建屋は鉄筋2階建て。神奈川県内としておくが、以下時系列は東京の記録に基づく。
 14時47分50秒。速報のマグニチュードは7.9を表示し、東京に主要動が到達した。
 ガタン、建屋が音を発し、ユサユサと表現される横揺れが始まる。
 マグニチュード7.9。それは関東大震災のそれと値を同じくする。相原は確信した。これは通常の宮城県沖では無い。文献に“過去起きた形跡がある”とされた、宮城県沖と隣の震源域が連動したマグニチュード8超クラスだ。
「うわ本当に来た!」
「潜って下さい!机の下に潜って下さい!窓ガラスから離れて下さい!」
 相原は叫び、自ら机の下に身を潜め、携帯からメールを打った。
“warning MEGAQUAKE about 3-5min.”
 揺れが続く。次第にユサユサが大きくなり、オフィス内の諸々がガシャガシャと音を立てる。机上に乱雑に積まれた書類がバサバサ落ち、課と課を区切る背の低い書類棚の上に並んだパイプファイルが床面に落ちる。吊り天井のボードが擦れ合って粉塵を煙のように広げ、オフィス什器類がガタガタと音を立て、或いはきしみ、キャ、という女性社員の小さな悲鳴や、おお、という男性社員の小さな驚愕。
 揺れが収まらない。ユサユサと揺れ続ける。
「長いな」
 落ち着いた声は部長であった。
「どうなんだ相原」
 問われて彼が思い浮かべたのは2004年、スマトラのマグニチュード9であり、古文書から推定したという1707年宝永地震、マグニチュード8.6であった。
 スマトラは7分揺れたという。宝永地震は3~5分は揺れたであろうと言われる。なお、宝永地震の揺動時間は、何歩歩く間とか、煙草を何回吸う間、と言った表現で揺れた時間を記録している。
「これは巨大な、あっ」
 揺れ始めて1分30秒。
 擬音語を使えば“ビシッ”に“ズシッ”が混じったと書けようか。
 ひときわ大きな揺れが東京近辺に来襲する。それは震動モードが遷移したことを示した。
 これまでに、経験したことの無い、巨大な地震であると、相原は直感した。
 ビシッ、は、建物鉄骨が一斉に応力で変形し、音を発したのであった。
 ズシッ、は、他でもない大地岩盤の空気震わす音であった。
「何だぁ?」
「身を隠して下さい。机の下に」
 それは船に乗っているようなゆーらゆーらした動きと、従前来のユッサユッサが重畳された揺れであった。双方の位相が重なって振幅が大きくなった時には応じて大きな動きになり、位相が逆になった時は例えば右に動きながら左にも動いているような違和感を与えた。
 コーヒーが溢れ出して机の端から垂れて落ちる。
 コピー機キャスターのロックが外れ、ゴロゴロ動いてスペースを区切る移動壁、パーティションに衝突した。
 その衝撃でパーティション裏側にあった給茶機が転倒し、ドンと大きな音を発する。この手の落下破壊に伴う音は恐怖心を増幅させる。
「給茶機が倒れただけだ」
 女性社員の悲鳴に相原は冷静に応じた。給茶機はL字金具で床面にボルト止め固定されていたが、繰り返す揺れに耐えきれず、コピー機の一撃でボルトが折損したのであった。
 隣接する茶箪笥が倒れる。ガラスと陶器が甲高い音を立てて割れ砕ける。
 この手のガチャン系の音は最もパニックをあおる。
「キャー」
「もうやだ」
「何これ、ねぇ何なのこれ」
 深甚な恐怖とパニックが女性社員らを捉え始める。
「本物の大地震です。潜って身を守って下さい。3分から5分は見て下さい。どうしても耐えきれない時は逆に足踏みするといいです」
 相原は机の中から声を発した。四つん這いになっていると床面は明らかに右に左に斜めに傾き、戻り、を繰り返していた。まるで大地自体が大きなヘビか何かのようにのたうち、這い進むかの如くであった。
 古代、地震は「なゐ」と呼んだ。「地大いに震う(なう)」などと書いた。それはこのじわじわと這い進むような大地の挙動を示した擬態語なのではないか。
 この本州という島体の北半分が揃って動いているのであった。
 ユサユサとした揺れが収まってくる。が、船に乗ったような揺れは続く。
 長周期地震動である。この揺れはオフィス内の移動書架を動かした。高さ2メートル幅1メートル。びっしりとレポートファイルの詰まった、明らかに100キログラム超あるキャスター付きのこれが、可動範囲の右端、左端と動き回り、がしゃん、がしゃん、と音を発した。会議室など区画していたパーティションは合わせ目や天上との接続点に破断が発生した。ただ、空港や体育館で数多見られた吊り天井のボードや照明落下は相原の職場では起きなかった。
 揺れが収まり始める。人々も慣れ始める。書庫の動きもようやく止まる。ピークは過ぎたと相原は判断した。だが、長周期は継続しており、更に次の余震(14時51分)が繋がってしまっていた。トータルで5分間ほどの揺れになった。これが応じた「酔い」を惹起した。
「まだぐらぐらしているみたいで気持ち悪い」
「地震酔いです。無理して立たないで」
 とはいえ相原は立ち上がる。デスク上はあふれこぼれたコーヒーで湖。仕方ないのでボツにしたプリントアウトを並べて吸い取らせ、パソコンでニュースサイトを開く。
 唐突な構内放送。『従業員の皆さんにお知らせしますただいま地震を感じております……』
「遅えよ」
 相原は鼻で笑い、開いたサイトの文字に戦慄した。

 宮城北部で震度7。大津波警報発令。

「震度7。津波警報」
 相原は言い、ヘルメットを被り、フロア内に声を出す。
「ケガされた方はいませんか。点呼です。開発一課はここにいた全員は無事です。二課」
「二課……3人、多分、問題なし」
「電子制御」
「全員ラボだわ」
 答えたのは執務担当のいわゆるお局さん。
「材料技術」
「ミーティングじゃね?金曜この時間だし」
 二課から声。
「各課ラボへ連絡を取って……」
 相原は言いかけ、課長へ向き直った。
「課長」
「なんだ。終わっただろ、いつまでもそんなもん被ってないで仕事しろ」
「ラボ室の全員引き上げを上申します。余震による重量物の倒壊や落下、可燃物の拡散が懸念されます」
「お前バカか。そんなデカいのが2度も3度も来るか」
「巨大地震の余震はマグニチュードを1引いた……」
「黙れ。大体お前はだな。反物質とか夢物語ばかり考えてるから……」
「坂口!お前が黙れ」
 課長の声を遮ったのは部長であった。
「え?は?」
 部長は自らもスーツ姿にヘルメットを被り、接客スペースのテレビを付けていた。震度と津波警報を表示し、気仙沼(けせんぬま)からの中継画像。
「相原は安全委員のマニュアル通りに行動しているだけだ。何が悪い。それにこれ見ろ。マグニチュード8近いんだぞ。化けもんみたいな地震なんだ。従業員の安全第一が我々の役目だ。違うか。それからこの後の本社会議は中止だ。メールが来た。電車が全部止まった」
「判りました……申し訳ありません」
 課長は頭を垂れ、そのまま相原をじろりと睨んだ。
「相原」
 部長に呼ばれ、相原は応じ、居心地の悪いその場を離れる。
「はい」
「ラボ室を引き上げさせ、ここに集めろ。今後の行動について全員に指示を出す。材技(ざいぎ)も招集しろ」
「判りました。各課聞いた通りです。ラボ室を引き上げさせて下さい。恒温槽(こうおんそう※)も含め全部の電源を落として執務室へ。河合(かわい)さん。給茶機のコンセントを。給水管の破損状況を確認して下さい。ひょっとしたら貴重な水源になるかも知れない」
 河合さんというのはそのお局さんである。
「あ、はい」
 相原の指示に河合女史が応じ、相原は構内PHSでラボ室に電話する。
「一課相原です。部長指示により全員撤収し、執務室へ集合のこと。電源は恒温槽含め主幹から全落としで。繰り返しますが部長指示です」
『恒温槽も?本気か?理由は』
 ラボ室の親分格たる男性は半ば怒鳴るように返した。時間のかかる試験データがリセットされるからであろう。
「余震で何かが落ちたり埋もれたりして、その状況で電気火災が発生したら近づけなくなるからです。ものすごい地震が起きました。必ず余震が来ます」
『……判った。了解した。指示するよ』
 ここで一つ余震が起こる。東京の震度は2。電話の向こうはただちに、と言いかけたところで切れた。
 執務室はどよもす。
「おお」
「これは収まらんぞ」
 男達は次々ヘルメットを被り始めた。
 相原のPHSが着信した。呼び出し音の鳴り方は外線。
 発信者はレムリアであった。

※恒温槽:高温・低温・高湿度など極端な環境を実験するための密閉室。家庭用冷蔵庫サイズから体育館ほどの大きさのものまで様々

……皆さんも極力克明に書き起こしておくと、記憶の上書きになり、「次」への備えになります。

2014年4月17日 (木)

にっぽんのものづくりのたましい

外国の部品メーカーが売り込み。

セールス「このように高い品質で高い評価を得ています」(キリッ
技術者A「実績は」
セールス「全世界で1千万ですね」
技術者B「大口顧客とかいます?」

セールス「サムスン電子ですね」(ドヤァ

技術者C「そうですか。車載メーカーでの採用例はありますか?」
技術者A「日本メーカーで納入先は?」
セールス「いえ、あの?ご採用は?」

技術者華麗にスルーしたが、これは何の「実績」にもならない。もちろんサムスンを歯牙にも掛けていない、という意味では無い。スマホは数年で買い換える。液晶テレビも壊れる頃には修理よりは買い換える。しかもそれらはリビングに置かれているか、人が持ち歩いているかであろう。

我々が作るのは10年ノンストップで使用されるタフな製品であり、そこに載せられるタフな部品である。

技術者B「目標故障率シングルppm」(10万個作って1個)なんですが行けます?
セールス「そんなに作ったら…」
技術者C「これ85℃OK***OKって書いてますけど、85℃湿度95%で***24時間365日10年動きますか?」
セールス「あの…」

おととい、いらっしゃい。超大量に作ってりゃ何個か壊れるのはしゃぁない。じゃぁ、メイドインジャパンは語るに落ちるのだよ。

2014年4月16日 (水)

ナントカ女子とかナントカガール

・・・何じゃこれ。

要は「女だてらに」って視点が背景にあるから持て囃して(もてあそんで?)いるのだろうが、天文クラスタのメーカー勤めとしては「アホか」の一言である。天文なんか昔から女性研究者いるし、家事家電の開発なんか女性がいないと進まない。工場での物品生産に至っては女性の方が重宝がられる。何故か?丁寧だし根気強く、何より諸々の小型化進展で男の太指が役に立たなくなっているのである。
「それは肉体的特徴なのでは?」
その点で言うなら「男向きの職場」というのはある。重量物を扱ったり背の高さが必要だったり。ただ、物の見方・とらえ方に性差は確実にあって、男について言えば大きなシステムや頑強無垢な金属構造体を扱う職場などむしろ好んで選ぶ傾向がある。これは視点の客観性や、大きなもの力強いものへの根源的な憧れがある。

娘に身だしなみ以外の部分で旧来「女らしさ」を求めたことは一切無いが、部屋中線路敷いてあるのに鉄道には興味持たないし、絵を描かすと自画像を中心に据える。システムモノに魅力を感じず自分を中心に周りを見ている、「女性心理」そのものである(「森」に対する視点として、男は森を外から見、女は森の中で周りの木を見ている。相補的、かつ「外」と「内」であることに留意)。このことは娘に関する限り、目の前のシングルタスクをコツコツ続ける方が向いていることを示唆する。であれば、その典型である生産ライン作業は向いてると言えるし、家電製品開発も1台完結(自機の動作と他機の動作の連係は無い)であるから適すことになる。他の個人タスク型の研究活動は言わずもがな。要は適材適所が基本で、そこに「女性ならでは」が活かせれば尚良し、というだけの話ではないか。

この手の話でよく言われるのが日本に管理職の女性が少ないという事態である。背景にはいわゆる「家庭に入る」時代が長く続いた惰性があるのだが、女性が「やりたいと思わない」業種に女性管理職が少ないのは必然であることは留め置くべきであろう。逆に理由で女性が大半の職場に例えば看護士や保育士がある。「男の職場」「女性の社会進出」ではなく、「従来男しかいなかったので女性には不向きなのだ」という「錯覚・固定観念」があっただけの話だろう。確かに男が男の趣味や興味からハッテンさせた産業あるが、それら分野に女性が加わるのにタイムラグが生じるのは当然だし、顕著業績も遅れて当然。畢竟、ただそれだけのことで、そこをことさらに強調する必要はどこにもない。囲碁将棋の「女流~」という物言いなんか典型だろう。あれ何か分ける必要あるか?

てなわけで女性の皆さん男が始めたことであっても面白そうなモノガンガン手を出して頂いていいし「こんなの欲しい」思ったら創出して下さい。

男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。
(またややこしいもの引用してみる)

2014年4月15日 (火)

失恋の思い出~三十一文字を添えて~

●冒頭の能書き
短歌のネタ出しを兼ねて書き留めておく。ついでにブログ記事一本でっち上げようという算段である。こういうのは妻帯者になると記憶が薄れる。しかしココロ流血の果てにたどり着いた桃源郷であって(ノロケだよ)、過去の自分への慰謝と、他でもない、今その恋で悩み、何かしらの方法でここにたどり着いたアナタに捧げる。なお当たり前だが男目線である。女性が読んでも何の足しにもならんかも知れぬ。ただ男の心理がどんなもんか垣間見る示唆は持てよう。開闢する←大仰だなおい

●回数
イケメンじゃないことは自認していて、従ってアタックしないと何も始まらないわけで、大いに攻めて大いに撃墜された。焦げ跡いくつ作ったか。何回なんか覚えちゃいない。一つ確かなのは失敗したからこそ間違いだったと気付いたということ。積み重ねた果てに妻に幸せを提供出来てると言える。

「何故」と問う我に「さぁね」とはねつけて髪翻して君は行き去り

●パターン
告白されたことは二度。したのは何度も。失うに至ったパターンはおおむね話題の相違、デートのレシピ選定ミス、身の程をわきまえない背伸び。何よりエロ丸出し(下半身丸出しではない)。このことはモーション掛ける前に時間共有できる何かがあるかどうか、充分に見極める必要を示唆する。男の場合可愛いとかおっぱいとか外見の勢いで突き進みがちだが、それは追って必ず苦労し、お互いを不幸にする。惚れる前にその先を考えて「一緒の時間」のシミュレーションをすること。

見つめ合うだけで良かった放課後は影も気配も残り香も無く

●別れ
露骨に嫌いと言われたり段々疎遠になったり、物理的な距離を取られて防空識別圏張られたことも。要は嫌われたパターンが一番多い。その多いの大部分は大いにエロだが他は判らない。鉄道模型部屋中線路だがキモいと言われたことはない。このことは「とりえずキスでも」はおよそ失敗の予感しかしないことを示唆する。なお、エロだけの関係になったことはないし求めたことも無い。あくまで終の連れ合い探すことに終始していた。

そんな人だったなんてと平手打ちされど俺は男なんだぜ

●教訓
「ありのままの自分でいられるか」(エロ含む)これに集約される。彼女の前ではいい格好して見せようという心理が働くウチはダメ。それは自分を偽っていることに他ならず、やがて疲れてしまうか、本当の自分に気付いた相手に愛想尽かされる。好きになってもらおうとするな。自分を好きと言ってくれる相手を探せ、または相手を変貌させろ!

「疲れたよ」思わぬ本音が口をつき大事な人は涙で濡れた

●心の修復
次の恋すれば夢中になるのだがその前のリペアが大切。修復は教訓を縫い込む時間に他ならないからだ。自分の場合動静どっちかに固まらず、とにかく趣味の好きなことした。音楽・オーディオ・天文・鉄道。没頭こそが最高の癒やし。恐らくは応じて増やした知識量で凌駕することで代償行為としていたのであろう。或いは、幼い頃から好きなことに戻ると取れば、一種の退行現象なのかも知れぬ。ただ危険なのはクルマなど「自分の制御で人力以上の力を出す機械の操作」に触れること。これは自暴自棄の衝動と結びつき、暴力的な行動にかき立てる可能性を示唆する。

「峠かね?」荒んだ心の暴走をショップのオヤジはタイヤで見抜き
まぶた裏去りゆく姿消しきれず異郷目指して夜明けの駅へ

●最後に恋するあなたへ
自分を偽るなとは書いたが、相手に幸せを提供するという点で成功させようとする努力は怠ってはならない。また恋は一度が全てではないし妥協するものでもない。精子の挙動を見よ、下手な鉄砲こそ男の本性(笑)。失敗したら二度と同じ過ちをせぬよう注意し、次の心ときめきを探せ。
大いに恋しろ。失敗しても懲りず恋しろ。失敗を恐れず仕掛けろ。いつか見つかる。
逆にただ待っていて寄ってくるような女はいねぇ(そういう女は何か底意がある)。

罵られ辱められ笑われて貴様に今の俺を見せたい
地球上人間だけができるもの生きてる限り恋をしようよ

★この短歌群は投稿する。追って多少、推敲するかも知れぬ。応じて手入れするが短歌群自体はここに置いておく
★実はこの記事で行った行為はブレインストーミング思考法に分類される。但し興ざめになるので書かない←書いてる書いてる

2014年4月14日 (月)

こんち嬢ちゃん

6年生になって何か感じたか、我々夫婦の脇で寝ていたのが自室に戻った。子供と大人の間で揺れ動くそのものであって端的には正常。ちなみに「子供への憧憬」は多分もう一度訪れる。なおその過程で大人になったと思い込んで色々痛い行動を取るのが中二病である。

相変わらずプリキュア見てるが、少し込み入った深夜アニメも取っておくと見るようである。「黒魔女さんが通る」の小説版を読んでケラケラ笑っている。ジュヴナイル、そのものである。

突如ウォークマンを聞き始めた。ゲームばかりしてると何やかや言われるので逃げ道求めて…かも知れないが、感度の良いウチに「良い音」でエージングしておくのはオーディオ的に悪くない←自分の娘をどうするつもりなのか。なお、イヤホンというと難聴が~という話があるが、イヤーピースをでかくしてあるので長時間は付けておられず勝手に外れる。

学校では友達たくさん…ではないようである。最もこれは名古屋の特質と、小さい学校でずっと一緒の所に放り込まれたという環境のなせる技で、気にするなと言ってある。実際この辺、名古屋というのは全く田舎気質である。

さても6年生の始まりである。女の子は一気に大人びてくる、のが普通であるがさてしかし。

2014年4月13日 (日)

ある意味病気

じゃぁ日曜は完全休養だべぇ列車どもはべらすべぇ。

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なのに仕事で行った先の連中並べるのは休んだことになるのか。すっかり関門貨物のヌシになった感あるEH500。まぁEF81重連するより効率いい罠。

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883。現在全車ガンメタ7連。ぎゅーいぎゅーいと振り子ってカッ飛ばすのは知ってる身には気分がいいが、知らない人は酔うかも知れぬ。

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「ソニック」が6連と案内されたらこっちが来る。885。同じく振り子ってカッ飛ばすが、885は何せイスが革でケツ滑る。

全然話変わるがゲームの「アトリエ」シリーズの絵が好きだと娘が言うのでアニメ化されたのを録って見てみる。まぁ無難な立ち上がりか。えっちが無いから見せる分には安心できる。

更にまた関係ないが、娘がやたら「残酷な天使のテーゼ」を口ずさむのでハイレゾ版(これはリマスタリング)を落としてみる。ややこしいのはこの1曲のためだけにDSD焼くのはアレだし、他のデバイスで聞くにはWAV48/16に落とさなくちゃならんということ。でもまぁ、シングルで買えるのは悪くない。

2014年4月12日 (土)

多忙ウィーク終焉……す?

「4月2週目」ってのは諸々年度頭の締め切りでござって。

そこに出張突っ込んだから大わらわでござる。10時まで新幹線乗ってた翌日が10時まで書類書き。

で、その資料を使った会議があって、諸々終わって金曜午後5時。

ミッション終わったと思いきやさにあらず。娘が名古屋市の子供科学クラブみたいなのに入りたいとのたまう。限定320名。受付は科学館にて土曜9時半から。

但し整理券を8時から配る。

但しもへったくれもそれこそが本番である。

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7時半に現地着でこの有様。先頭いつからいたやら。

「受付は10時半からになりますので」
「ゑ?」

何のことはない。前半組と後半組で変えただけ。ただまぁ、この受付ついでに恐竜展を見て行こうと思っていたので丁度良い。

整理券確保して近場のモス(伏見ハートランド組にはおなじみのあの店)で遅い朝食。ダラダラ過ごして科学館へバック。

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大行列。

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最後尾は建屋を出てここ。何だと思う?これが日本一混雑すると言われる名古屋市科学館プラネの待機列。だが今日は用はない。恐竜展のチケットはテント。

「そちらはプラネタリウムじゃありませんよ」
知ってます。

「入場券下さい」
「プラネタリウムは入れませんよ」
「恐竜展です」
「では脇の空いてるところから入って下さい」

チケットもらって入り口ゲート直行
「プラネタリウム」
「恐竜です」
恐竜特別展ちゃうんけw

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モンゴル系なので図鑑に無い名前が多い。とはいえヴェロキラプトル系やプロトケラトプス、アンキロサウルスの近縁種が殆ど。

「あ?ワニだ。ワニって恐竜の時代にもいたの?」
「ワニカメトカゲは億年変わらんよ。むしろ恐竜は鳥に近い仲間。かと言って当時温暖で羽毛なんか要らないはずで、復元図に羽毛付けるの好きじゃ無いけどね」

これで丁度一時間。

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参加するからには論理的思考力、客観的分析力を養ってくれ。

ミッションコンプリート。

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気が抜けてグダグダになったので増税前にポチって届いたセンタースピーカをセットアップ。JBLのコントロール1を2直とかしょっぱいことして10年余。5チャネル全部ヤマハに揃った。

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テレビの後ろに入るが余り気にならない。なお、フロントLCRはこれでヤマハ500シリーズで統一されたことになり、当たり前だが音色は統一されて繋がりはすこぶる良い。ただ、能率が低い(87dB/m)なのでボリュームの数値は上がる。

CD変えるのも面倒くさいのでパソからPCMでダラ流し。さぁ無駄な時間過ごすぞ(`・ω・´)=3←そこに意気込むか

2014年4月11日 (金)

実家システムでのハイレゾ音源再生について

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2014年4月10日 (木)

震災を小説に書こうと思う

不謹慎だ?まぁ待ってくれ。
同じココログでもう一つブログ持ってて、そちらは「ココログ小説」にエントリして認証されている(ガラケー用なので最早有名無実だが)。
人命救助活動をしている魔法使いでエスパーな娘の話をメインで書いている。彼女は飛ぶのにホウキに乗らない。その代わり地球の裏まで6秒という超高速飛行帆船に乗り組む。
その彼女が東日本大震災に遭遇したなら、それはもちろん、あらん限りの能力駆使して一人でも多く救おうとするであろう。そう思った時、ある種のシミュレーションとして、事実の時系列記録として、次代へ申し送る手立てになる。更には、来たるべき南海トラフに対して、なすべきことや準備不足があれば顕在化できるであろう、と気付いたのである。

もちろん、南北500キロに及ぶ広範な地域を襲った大災害であって、その超高速を持ってしても、被害や犠牲の規模に大きな相違は出ないであろうことは容易に想像できる。だが、出来るだけのことをしようとすれば何が出来るのか、その集積なら力になるのか、或いは尚及ばない部分は何があるのか、見いだすことに意義はあるだろう。将来巨大な堤防を築き、仮に予知可能となったとしても、応じた対処を一人一人が知識として持ち、行動に移せなければ「減災」は達成できない。

良く書くが、あの災害を生き延びた我々の責務は、復興はもちろんのこと、平行して二度と同じ悲劇を繰り返さないこと、限りなくゼロに近づけることにある。太古、類例に見舞われた人々も同じ思いを抱いたのであろう、消えること無く、目立つ「石碑」に刻んで各地に残してきた。にも関わらず、我々はそれを大げさと思い込み、この時代と防御なら大丈夫と決めつけ、結局刻まれた教訓を無にしてしまった。畢竟、千年スケールの巨大な災害であること、これを世代を超え引き継いで行かないと、遠い未来再び文字通り「水泡に帰す」事態を招来する。それを防ぐためにまず必要なのは、それぞれ手段はどうあれ、残すこと、伝え広めることであろう。私はそう信じる。この紡ごうとしている物語も、そうした動きの一助になれば良い。

我が言霊よ、同意下さる御霊達よ、どうぞ力をお与え下さい。

2014年4月 9日 (水)

春のイライラ

年度が変わって。

工場経営陣が、営業が、製造ラインが、工場内自家製部品製造部門が、テメエの部が、本社が、工場内の成績比較専門部隊が、

「昨年の成果と今年の予定を」

中身は大して変わらないのにそれぞれがそれぞれの視点でフォーマットを寄越してけつかるからたまったもんじゃねぇ。

で、ぜーはーして出社帰宅するわけだが、この時期は新入生新入社員が乗り慣れない駅で電車で色々と。多いのが「乗っても奥へ詰めない」だが、最近の連中はスマホに見入って周辺状況気配りしないから尚たちが悪い。ちなみにラッシュアワーで一番イラつくのが「N」の時がデザインされた学習塾の鞄背負ったガキ様。千葉でもそうだが名古屋でもそうか。詰めないどかないのみならず、始終目の前をちょろちょろ動き回られるので疲れたこっちにゃたまったもんじゃねぇ。

2014年4月 8日 (火)

工場を訪い東上し帰還す

って、工場の話を書いても仕方ないのであるが。

一つ言えるのは、往年「職人芸」(カン・コツ・出来映えで確認)を最新のエレクトロニクスで武装するのはそれら職人芸を定量化・数値化する必要があり大変なんだな、ということ。
 
さて。
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九州は母親の郷里で要するに「おじいちゃん・おばあちゃんの住んでるところ」であったせいか、今でもパラダイス感、非日常感がつきまとう。新関門トンネルを抜けて明らかに違う九州の陽光を浴びると異世界に来たとの認識が今でもある。幻日に迎えられたならなおさらだ。
 
比して東上という行為は、山陽新幹線の300キロ運転が西明石以西であることや、神戸・大阪で人がわちゃっと乗ってくることもあって、徐々にテンションが下がり、そして日常に取り込まれ、戻るという経過をたどる。「いつもの風景」に回帰するのである。
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でも、そこには非日常の痕跡がちゃんとあるのだ。
 
>水戸岡さんへ
885いいんだがイスの革がケツ滑るざんすよ。そこだけ。
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今日は以上

2014年4月 7日 (月)

新幹線で西下し、アルファ線を浴びる

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昼食後西下する。

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大阪を過ぎ、のぞみ300キロ運転区間へ入るのは久々である。

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うたたねゲフンゲフンユーロビート聞きながら仕事の下書きしていたら九州である。水戸岡な電車を見て九州を実感する。

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ぶれたがEH500。関門に居ることは知っていたがうじゃうじゃいた。そりゃまぁ、F級重連より色々と効率はよい。

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逆光のソニック。あのイスひっくり返しても意味ないですよ。ここで向き変えますから、いいから座って下さい。後ろがつかえています。

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幻日を見る。わかる?

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左サイド。もう一個太陽があるように見えるでしょ。幻の日光。

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その「幻」部分のアップ。七色に分解される。混濁すると白い塊になって幻の太陽。

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右サイド。太陽そのものじゃないんだよこれでも。

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お呼ばれで鯨肉。「百ひろ」という。鯨の小腸をボイルしたもの。ハムみたいな食感。

で、ホテルでラジウム泉に浸かり、アルファ線をゆんゆん浴びる。

あ、明日仕事だった。←現実を見た

2014年4月 6日 (日)

有終の赤い電車

最初にせとでんに乗ったのは2003年

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「んごごごご~」重々しいつりかけ電車の響き朗々たるに我が目を疑った。おいおい21世紀にもなってこんな明治大正期からの古典システムで動いてるのか。

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それだけでは無かった。現行、JR各線や大手私鉄は1メートル当たりの重さが50kg、60kgと言った最重量級のレールを使っている。が、この喜多山駅のそれは30kg。奥に桜が映っているが、その影にあるレンガ造りの変電所跡は何と明治期100年余の生き証人。

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戦後すぐの古い電車の車体だけエアコン付き。

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木造の車庫で人の手で整備。

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だが2008年、一気にジャンプアップが始まる。どこでも目にする銀色の電車が走り始めた。もちろんコンピュータと半導体で固められた最新鋭のエレクトロニクスを積んで。

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つりかけは淘汰され、昭和53年新造された瀬戸線専用の彼が先に去り。

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車庫は単なる留置線となり、そのポイントの動くことなく。

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残された最後の赤い電車も本日を以て。

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10年前まで50年前のメカニズムが残っていたのにそれが明日から全車電子制御とか本線より先進的やん。

まだ、見ての通り、木の枕木が残っているけど。

斯くてせとでんは緑から赤一色を経て銀色になる。赤い電車よ、さようなら。昭和が一つ、日常から消える。

2014年4月 5日 (土)

ブロッサムシャワー

…写真クリックすると何か起こるかも知れない。

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薄紅よ満ちて吹かれて散り落ちて水面を埋めて流れ去りゆく

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ひとひらとまたひとひらと落ちて行く伸ばしたこの手触れられぬまま

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閉じるドア風が花びら投げ込んで雪の木曽路に春の予告を

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酔う如く桜花たしなむ風合間やまとの国に生まれ育ちて

2014年4月 4日 (金)

ごはんに牛乳。そも、我悪食の始まり

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まぁご飯に牛乳って合わんわな。でも「ミルクがゆ」とかあるわけで。

給食はウケ狙いもあって色々と悪食を展開した。ここで懺悔する。

●圧縮ご飯
自分用のご飯を増量するためしゃもじでギューギュー押すのである。もちろんおかずは足りなくなるので牛乳で流し込む

●天ぷら牛乳
読んで字の如し。油っぽい牛乳味になった

●生ソフト麺
余った奴をもらい、袋から出して丸かぶり

●牛乳うどん
余ったソフト麺。牛乳を注ぐ。牛乳と小麦粉は基本的に合うはずだが、麦芽糖が出にくいのか牛乳の味しかしない

●パンの耳牛乳ひたし
パンは「真の一斤」なので耳が付いている。いやしんぼの取り合いになる。お椀に牛乳を開け、パンを浸して食う。まぁ悪食ではないな。

●アイスクリームご飯
給食にアイスクリームが出たという画期的な日にやったのがそれ。カップアイスをご飯に出して混ぜ混ぜ。アイスの甘みがあるので意外に美味い。

●まるめし
ご飯はアルマイト(アルミニウムの親戚)のお椀によそう。休んでる子がいるとお椀が余る。そこで⊂⊃合わせてブンブン・・・まんまるご飯のできあがり。ただそんだけ。

●シチュー丼
やってる人はいるんじゃないかね。カレーの代わりにシチューをルウにする。

まぁ35年前だからこの位しか思い出せんわ。お腹空いた?w

2014年4月 3日 (木)

よーしパパエクセルで

Tw2

なんじゃこれはw

とはいえパソコン初めて買った頃、オヤジが「エクセルは得意だ」といってイキナリ会社の普通の文書書き始めてひっくり返った。「最初からマス目」というのはそれはそれで使いやすいのかも知れぬ。

「レポート用紙」という奴をご愛用の方は多いことだろう。あれはアンダーラインが入っていて、文字間隔を揃えられる。同じノリでエクセルのマス目を扱いやすく感じるようだ。

にしても所詮それは「印刷用フォーマット」としてテーサイ整えやすいという話に過ぎず、実に脳みそとろけそうなほど間違えた使い方である。計算やデータベースが趣旨であって

「営業日報」をこれで作り、FAXで送る。⇒受け取って書いてある数字をエクセルに打ち込んでグラフに作る

あーもうなんか論理展開するの面倒くさいw要はダサいのでこんなことせんようにw終わり

2014年4月 2日 (水)

【臨時】チリ・イキケ沖の地震について

イキケ(Iquique)チリの町の名前。人口18万。

洗面器、タライでも良い。円形の容器に水を張り、中心からずれた位置に指を突っ込んでみてほしい。そこから波紋が広がり、中心を挟んだ対称位置に波紋が収束するはずである。これこそが「チリ沖地震で日本に津波」のメカニズムである。太平洋は地図で見ると2次元化の歪みで気づきにくいが、実際はほぼ円形をしている。

何らか警報・注意報を出すかどうかは午前3時頃までに決まるようだが、過去の例としては

1960年 5月23日  Mw9.5   太平洋沿岸で1mから4m程度(いわゆる「チリ地震津波」)
1985年 3月 4日  Mw7.9   18cm(八丈島)
1995年 7月30日  Mw8.0   29cm(八戸)
2001年 6月24日  Mw8.4   28cm(根室市花咲)
2007年 8月16日  Mw8.0   15cm(根室市花咲、八戸、宮古、石垣島石垣港)
2010年 2月27日  Mw8.8   1.2m(久慈港、須崎港)

(気象庁公式より)

こんな状況。マグニチュードからして2010年を超える規模にならないように思われるが、波がどっち向いて走り出したか、途中の島や太平洋沿岸各地でどう跳ね返るかによるので、予断は禁物。なお、「理科年表」を繰ると、1877年(明治10年)に同じイキケ沖で発生し、釜石で3mなど記録されている。時代ゆえ規模やメカニズムなど不明な点が多いが、Mw9.0程度と見積もられている。他には1730年パルパライソ沖などで被害がでているが、こちらもMは8.7以上と見られる。「ああ、じゃぁ大きな波にはならんな」そうではなく、実際逃げていただき、来たるべきその時の行動をその身に覚え込ませるなどどうぞ活用願いたい。「次」…三陸沖のアウターライズか南海トラフか、南海トラフの津波地震タイプかも知れないが、そう猶予はない。
(この記事は日本時間4月2日23時に投稿している。この時点で津波の有無は明確では無い。23:59。ハワイで20センチを観測)

2014年4月 1日 (火)

増税・可処分所得と道楽商品

鉄道模型とか、オーディオとか「なくてもいい」「そこそこでいい」てのは影響受けるだろうね。でもそれでも買い続けるのがマニアだし、マニアにするためには敷居が低く広い裾野が必要で。

鉄道模型に関して言えば「入門者向けの低グレード」というのはほぼ無くて、単に規模(線路の長さや複雑さ)と車両の数だけの話。ミニマムから始めれば良いだけ。後はウチらのようないわゆる「エンス~」野郎がネットを通じて「おもちゃの次はこれでっせ」と拡散したり、デパートの鉄道イベントも良い機会だ。

問題はオーディオの方。ここでメーカー(とりわけソニー)に言いたいのは「スマホの中の音もコンポーネントで鳴らすと世界が変わる」みたいな商品出してくれ、である。確かにスマホやウオークマン挿して使えるドック機あるが、どいつもラジカセのノリだ。かといってフルコンポでガチで鳴らそうとすると、先日書いたようなフォルダ階層がどーのこーのという話が出てきて一気に敷居が高くなってしまう。昔は音を聞くという行為はそれ専用の機械と記録機を調達するのが始まり、であったが、今は携帯やスマホを持っただけでそこから購入し聞くことが出来る。半必需品が同時にエントリーの機会を提供してくれるのだ。これに乗らない手は無いだろう。「まずCDを聞く、そのコピーを媒体に入れて持ち歩く」時代では無い。

一方でそうした端末で聞いてる分には「マニアに目覚める」までは行かない。その歌手を好きになり、その歌手のもっと濃密な音が存在すると知って初めて「覚醒」するのである。で、ここからは歌手やサポートの音楽家・エンジニアのお手伝いが欲しい。「ライブに行って板を買う」これにプレミアムを与えたいのである。「同じ曲でこれだけ違うのか!?」もちろん真実に気付くのは少しで構わない。ただ彼らは以降ライブに通い板を買う。よりよく聞くため機械を買う。一度音に興味を持てば自ら道を開いて行く。良い歌を良い音で。良い機械で良い歌を。ちなみにオーディオそれなり揃うと弦や管の音がまるで別物に聞こえるので、ジャズやクラシックといったアコースティック系に興味も広がる。逆に言うとラジカセみたいなしょっぺぇ機械でスカスカに圧縮された交響曲聞く奴なんかいねぇよばーろーという話だ。

ユーザーを誘導するような仕組みがあって良いし、それは音楽を「データで買う」時代に即したものであるべきだろう。エントリーソースからCDという存在を外すのは勇気が必要かも知れない。しかし時代は板では無く手のひらから始まる。セカンドステップがCDなのである。★前も書いたが、128kbps位で良いので、公式からイチオシ曲ダウンロードできるようにしておくのも手。

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