実験と実証
ウォークマンZX1と管理ソフト「Media Go」がDSD形式に対応した。
DSDはハイレゾ音源に対応したデータ形式の一種で、たまたま買い換えたCDプレーヤが対応していて、PCでDVD-Rにデータ書いて作れることを知り、ハイレゾ音源デビューを果たした、この時の話だ。シンプルにPCでDSD→PD-10→AX4600だ。スーパーオーディオCD(以下SACD)も同じスキルで再生される。
が、ウォークマンZX1が登場して状況が変わったというか欲が出た。自宅・可搬でハイレゾ聞けるようにしたなら、実家でも、そう思ったのだ。SACD・DSDを聞くことができ、ZX1からUSBでflacを読み出せること。この辺の条件をあれやこれや考えていたのが、この記事であり、探している機械への要求事項である。この辺の運用スキームwをまとめた図を以下に示す。
実線が実装済み、二重線が目論見である。しみったれた要求の「謎メカ」はSACD/DSD/USB入力を受け付け、HDMIで出力する、重要な機械であることが分かる(なのになるべくやすく上げようとしている)。
なおここで、自宅PCからAX4600のHDMIに☓がしてある。PCも4600もHDMI出力を持っているが。
自宅PCはAX4600(HDMI1.1/2005年)に対応しなかった。
で、悩んでいたわけだが、ここで「MediaGo」でDSD再生が可能、というのが重要なアップデートであると気がついた。すなわち、DSDの再生にはPCさえあれば良く、オーディオコンポーネントとしての「DSD再生機」は必須では無いのである。
(実際認識して音が出た。ただ、例のデータベースはまだスッカラカンらしく楽曲データ他は付随しない)
DSDディスクはダウンロードした楽曲データの外部保管用物理メディア(バックアップ)としての役目さえあればよく、ハイレゾデータは自宅PCと実家PCに入れておけば良い(SACDはこれ以上買うことはあるまいが再生機能は持たせておきたい)。なお、DSDはレコードの進化形では無い。あくまで「データディスク」の一種である。先頭から順番に再生すればレコードっぽくなるだけ。
なれば、コンポーネント側は板メディアはSACDのみが必須で良く、こういうスキームに再編出来る。
「謎メカ」はDSD必須では無くなった。SACDとUSBのflacが読めてHDMIで吐き出せればデジタルで叩き込める環境は整う。SACDも聞くのはオレだけなので自宅に引き上げてしまっても構わない。おやおや随分「謎メカ」の敷居が下がった。
ソニーのぶるれいがウォークマン読めるらしいが、実験して確認出来ればコナかけておけば完璧か。
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