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あまぞんとクロネコが物凄い勢いで届けてくれたのでブルーレイのローンチはこいつにした。言わずと知れたインディシリーズ第1作。売価千とン百円で手抜きを心配したがそんなことは無かった。ちゃんと35ミリからリマスタリングしたようで、音もディスクリートのマルチ。娘も見るので吹き替えを選択。それでも分離、移動感、レンジの広がりはレーザーディスクのデジタルサウンド・ドルビーサラウンドとは隔世の感。まぁLDDって16bitフルに使ったの少なかったしね。dtsのHDは今度にしよう。
キャー!インディ先生!!ちなみに部屋の明るさは下げてある。
「映画館みたい」
映画見るんだもん。しかし久々のこの感覚。画面から飛び出してくる音、ステアリングロジックされるエフェクトチャンネル。忘れかけてた熱い気持ちが蘇る。
この頃のハリウッドはいいね。俳優が身体張って、一発キメ撮りだし、「面白い映画作ろう」って感じがひしひし伝わってくる。
ちなみに有名な瑕疵「ヘビのシーンのガラス」はよく見えますハイ。また見ようっと(^^)
ブルーレイの本義?たる映像の方にようやく着手。折角なのでテストディスクで画質をいじる。
それ系の雑誌「HiVi」(はいう゛ぃ)が作ったもの。
調整項目は「白レベル」「黒レベル」「色合い」「色の濃さ」「シャープネス」青セロファンは色関係の調整に使う。
結果こんな感じ。まぁ過去の経験からも大体こんな感じになる。白レベルはどういじっても完璧にならなかった。なお、「補正」系は調整中に作動されたら困るので止めている。ちなみに往時、海外系のAV機器には個性と称した「単なる変」が幾らかあったが、OPPOちゃんはそんなことはなかった。まぁ今はデジタルで逆に「個性」を出すこと難しいかも知れぬ。
しかしなんつーか一般的ではないわな。ドルビーサラウンドの時代が懐かしいわ。
スピーカ5.0チャネルでサーセン。
ローンチタイトル。まぁブルーレイは安いのでレーザーディスクぼちぼち置き換えて行きましょうかね。ちなみにこの後プリキュアのオールスターズ、林ももこライブ、までは決まっている。その後はSWとインディジョーンズ辺りか。
って、安いにも程があるだろ。俺、レーザーディスクを7800円で買った気がするのだが・・・
12日→13日:関西へ出張する。オレを乗せて新幹線が走る。
14日:父の日のイタズラ準備でHDDに音楽書き込む。音楽乗せてHDDが回る。
15日:父の日のイタズラを働く。オレがクルマで走る。
16→20日:出張のしわ寄せと出張の宿題で工場内を方々へ。オレが走る。
21日:新東名を東上する。オレがクルマで走る。
22日:ライブ出撃のため父親をパシリに使い、京王線で新宿へ。オレを乗せて父の車と京王線が走る。そして帰宅して更に新東名で名古屋へ戻る。オレがクルマで走る。
23日:オーディオのセットアップをしてカイロプラクティックまで自転車で。オレが自転車で走る。
24→27日:月曜休暇のしわ寄せで工場内を方々へ。オレが走る。
25日:ブルーレイ届く。プレーヤ載せて宅急便が走る。
必要の無い「走り」関係の無い「走り」が含まれる言いたい向きござろうが受け付けない。ようやく久々タタミにケツをどっかと据えた週末になりそうだ。
ワイブルで遊ぶか。。。
ハイレゾで遊んでいるがコテコテのアナログを2匹飼ってる。
下の金色はカセットデッキT-1000S。十指に満たない「ドルビーS型ノイズリダクション」搭載機。妻が学生の頃「ラジカセ」で「レンタルCD」から「ダビング」した「カセット」蘇らせるように鳴らしてくれた。
で、今日のオカズは上の黒いのである。パイオニア・F-515「AM/FMチューナー」すなわちラジオを聞くキカイである。1988年製。29800円。秋葉原で電器屋のオヤジにさんざん値切り。
「19000円で」
「もちろん税込みっすよね」(当時3%)
「…いいよそれで。畜生」
ほぼ4割引で買って来たという。
今ならネット配信「Radiko」もあるし、たかがラジオごときにン万もアホかというところだが、実は当時「FMジャパン」(J-WAVE)開局を間近に控えており、とある問題があった。
「混変調ひずみ」
が生じる可能性があるというのだ。すなわち、いや難しいこと書かないからw
FM東京:80.0MHz
FMジャパン:81.3MHz
NHK:82.5MHz
であるため、
2×81.3-80.0=82.6
2×81.3-82.5=80.1
要はFM東京なりNHKなりの周波数のすぐそばに雑音が乗るぞと。
ラジオの電波ちょっとずれても聞こえるが、それは少し幅を持っているからである。逆の理屈で、そばにある雑音が混じってしまう。
だから当時のオーディオ系の雑誌はいいチューナー買えとさんざん脅した。で、フロントエンド4段というこいつを買った。ただ、八王子は都心から40キロあり「簡易アンテナ」ではロクに受信しなかった。そこで屋根上にFMアンテナを取り付けた。
たかがラジオというなかれ。それで聞く城達也は、放送始まったJ-WAVEのジョン・カビラは、至福の時間を提供してくれた。スリープタイマーでジェットストリーム…寝入りばなの定番になった。
結婚して実家を離れたのだけれど、社宅にはテレビのVHFアンテナがあったから、テレビアンテナのケーブルを繋げば、周波数の近いFMは拾えた。
しかし先日までメインを勤めたアンプ4600はチューナー内蔵で515の出番はなく、現在居住地はケーブルテレビでアンテナ線にFM帯は入ってないのであった。
個人的にもradikoがあるからいいやと思っていた。が、名古屋市内に住んでいて強電界。Z11はチューナー積んでないと思い出して5年振りにチューナーの封を解いた。
簡易アンテナを求めて張って、「ジェットストリーム」にチューニング。
PLLは同調だけ取って後はデジタル段黙り込む。
重心が低くて心地よい音がする。
f得?セパレーション?そういう理屈はどうでもいいやの「いい音」だ。
「最高のデジタル」であっても「純粋なアナログ」には絶対に追いつけない。
アナログ・フォーエバー。
●冒頭の能書き
他ならぬ今日発表されたのだが、なぜこの上にある「7200」を出さないのか。まぁいいや、オーディオヲタクがブルーレイを欲しがる理由と、何を欲しがってるのか知って下さい。
届きましたOPPO digital (おっぽ・でじたる)ユニバーサルプレイヤー BDP-103JP
(画像クリックでメーカ公式)
「ユニバーサル」つまり多様なソース再生に対応する。
・映像系
ブルーレイ(3D含む)
DVD
・音楽系
スーパーオーディオCD(SACD)
CD
DSDディスク(自作SACD)
・ネットワーク
DLNA対応機器内の音楽・動画
・HDMI
HDMI入力端子からの音楽・動画(パソコン等からの出力を受ける)
要するにこれ1台持っておけば円盤系・パソコン系ソースほぼ全部再生出来る無敵艦である。お値段7万5千円なり。
「しかし聞かぬ名だなOPPO」
2004年アメリカで創業。最初からこういうキカイを作ってきた。型番「JP」の通り日本語仕様である。映像円盤にはリージョンコードがあるが、「2」に対応したり、日本語UI、そして電源プラグの3極-2極変換コネクタの付属など、13年4月の発売以来地道な改善を続けている。
では中身に行こう。
●セットアップ
いつぞやの車載音響用キャパシタが木箱入りTシャツ付きだったと書いたが、こう、包装装丁に凝るのは欧米の趣味嗜好なのか。ちなみに入ってる袋はトートバッグになる。使えば宣伝になる!?会社で書類運びにでも使うか。
あっせんぶるいんちゃいな。まぁ、しょうがねぇ、新興の機器製造メーカを立ち上げる時、新しく工場建てるか?作ってくれるところを探すだろう。ファブレス時代だしょうがねぇ。ただこいつの場合中身がサイトに出ていて大体の構成と作りやすさが判る。問題ないのではないか。
接続するケーブルは3本。電源と、パソコンから来ているHDMIと、こいつからアンプへ吐き出すHDMI。あと、無線LANのアダプタ。なお、環境によっては吐き出し1本のみで済む。また、HDMIは出力2本有り、映像と音声をスプリット出来る。
電源入れるとメニュー画面。無線LANはWPSで一発認識。DLNA出来るわけだが、後述の通りパソコンからのHDMI認識したため当面、出番は無い。
タイトル【ハイレゾ】と付けたが、今日は「音」に特化して書く。SACDハイブリッド円盤である元ちとせをスロットイン。OK。
同じくDSDディスク、マイケルジャクソン。なおこいつら音盤だが、CDみたいに再生ボタン押せばスタート、というわけでなく、メニュー画面でちょっと何回か階層入り込んでいじってやる必要がある。このブログでは過去数回「音源の見える化」を書いてきているが、それ前提と書けば良いか。ちなみにタイトル等はGracenoteで拾ってくるが、文字コードの関係で漢字が正しく表示されない場合がある。flacなど楽曲情報を一体に扱えるものは、パソコン上で正しい情報を与えておくと良いだろう。
DSD方式をDSD方式で再生している状態。ちなみにデータ量的には176.4kHz/24bitのリニアPCM相当だが、明らかにDSDの方が音が良い。理由の説明詳しいことは省くが、要はDSDの方が動作がシンプルで、シビアな電圧管理も要らないのだ。
HDMIを挿してみる。Z11だとエラーが出て「絵だけ」だったが、こいつはキチンと認識した。出力を192/24に合わせて。
何も申し上げることはございません。
オールスターキャスト。
●音質
要するにHDMIでZ11に叩き込んでいるわけで、当たり前だが音質はZ11の支配下である。が、書いたようにPCMとDSDの違いあるし(DSDの方がスムーズ感があって深い)、同じDSDディスクの再生でも3万円プレーヤPD-10とはエライ違う。スピーカを楽器にする鳴り方をする。「これが当たり前になるのが怖い」とでも書いておくか。万能機は応じた増幅系を得て面目躍如であろう。なお、音声についてはアナログ出力系ももっているので、お持ちのアンプの空いてる端子に放り込んでやればハイレゾ再生構築出来る。
おまけ。スマホ用のリモコンアプリがあり、その無線LAN経由で操作出来る。但しバックライト点きっぱなしになる。
映像は追って。まずモノスコパターンとカラーバーだろ。
(つづく)
(AV Watch)
「インターネットの動画・音楽配信の普及で需要が低迷する中、AV機器大手2社は連合を組んで収益改善を狙う」(日経)
なんだこりゃ。
パイオニアが遂に本業にして根幹であったオーディオ・ヴィジュアル事業を売却した。海外資本が噛んでいるとは言え、相手がオンキヨーであるところは救いである。
しかし「音楽の普及」で「音楽再生機器」がじり貧になるとはなんたる本末転倒。「色々と台無し」とはまさにこのこと。
音楽の流通ベースがネットへ移行し始める起爆剤になったのはiPodとiTunesといって良いが、対して音源売る側は握手券で釣って板数を稼ぎ、ハードは。
・ハードは業界から追い出されたのか
・音源がハードを置いてけぼりにしたのか
・ハードが時代について行けなかったのか
恐らくどれも、であろう。音源側は再生機器が何であろうと数が出れば関係ない。DAPやスマホでネット接続はそこでシステムとして完結しており、わざわざ高い金出してコンポーネント買う意義が見つからない。「音楽はCD買ってスピーカで再生」が固定観念になっていたからこうなったのだ。昔の音楽入り口はラジカセだったが今はスマホ。ラジカセの延長線上はコンポーネントだが、スマホはそうではない。スピーカ経由再生装置を揃えるという一つの「壁」がそこに発生している。前にも書いた。
しかしこれでかつて「オーディオ御三家」と呼ばれた三社(山水・トリオ・パイオニア)全部直系は尽きたわけだ。「ハードだけ」はアキュフェーズやラックスマンなど高級品専業が存続し、他は全てソフトおよび配信部門も抱き込んでいる(ソニー=mora/オンキヨー=e-onkyo)。そしてソフト配信の現在のウリはハイレゾだ。これは耳直で超高解像度という聴き方でもちろん良いが、空間に超音波を含む「雰囲気」をスピーカで放出して初めて所期の目的を達する。時あたかもスマホのイヤホンを変えると音質が向上すると認知され始めた段階であり、イヤホン→ハイレゾ→コンポーネントという「定番」コース構築可能であろう。そして見よ、アップルはヘッドホン屋の「ビーツオーディオ」を買収している。
オーディオの本義は「スピーカから音のある空間を創成すること」であると信ずる。なぜなら音楽は元はそうして奏でられていたものであり、中継や録音で疑似体験を与えるものがオーディオだからである。イヤホンやヘッドホンでは耳直ならではの超解像度再生や、音楽だけを充満させるという別の目的がある場合はともかく、代替の域を出るものではあるまい……このことは、入門からステップアップ、そして最終形の形態・誘導を再構築する必要を意味する。
シアター再生などというスピーカでしかなしえない方向との再融合もありだろう。「オーディオビジュアル」と「ピュアオーディオ」は頑なに別個のものだ(別個にすべき)という論調強いが、液晶テレビはブラウン管ほど悪さをしない。むしろ「今システムが何をしているか」という表示器の役割果たせる。DLNAなんか現状をどこかに表示させてないで何やってるか判るんかい。
「質さえ良ければ」とは良く聞く言い訳/理由。でもそれ、質を知らない人には何の説得力も無い。もう機材を店に並べておけば売れる時代ではないのだ。なぜなら売り場に人が来ないから。聞かせに行かないとならない。
音楽のある空間を。技術は長足の進歩を遂げて整って来たのだ。旧来延長ではない提案が出来て良いはず。
転んだ、痛かった。だったら、傷を治して別の方法で歩きだそう。オレもここで魅力を訴求できたら良いと思っている。
(明日へ続く)
「いきなりケツ写真でブログ始めるヤツがあるか」
さておき。実家から持ち帰り組をセットアップ。タイトル通りそのためだけに休暇。いや東名運転明けだし、元々それで休暇にしてたし。これは俺の宝物その1。DSP-Z11の端子群。搬出に母親を、搬入に妻を手伝わせてしまった。正直スマンかった(質量36kg)
想定外のヤツがおる。日立の1TBのHDD。オヤジがBS-IFの端子をぶっ壊してしまい、事実上、地デジ専用。まぁ臨時用に飼っておいてもいいかと思って繋いだらファンがうるせえうるせえ。お前外れとけ。本当にヤバい時だけ繋ぐ。
最強再生機スタックスイヤースピーカ。俺の宝物その2。音源の音質がどうこうはこいつで評価。しかし解析的に聞くという大変嫌なヤツだな俺。
その義父への説得力。俺の宝物その3。大人になって初めて買った大人っぽいもの。アキュフェーズDP-65。
満艦飾。左ビジュアル組のトップの空間にはOPPOデジタルの万能機が入ってぶるれいとはいれぞの旗艦になる予定。というのも、パソコンとDSP-Z11をHDMIでつないで、パソコンがZ11認識しなかった(映像は回る)。
YPAOに調整させてテスト。いや、丁度手元にケロロいいたから。
Omnis nominis Latini, diva. Lorem ipsum dolor est.
←よにんでSUPER TEUCHI MIX 2013アンコール-Ukinori Christmas-(の前半分)・あにまーとないと2015~Up Date!~→
このイベントの主旨等は過去記事を参照して頂いて。
自他共に認める「雨女」榎本あっちゃんさんがトータルプロデュースしている形で、梅雨まっただ中で予報は雨だし実際降ったしところがどっこい開場直前傘は不要に。
始まって程なく。熱々夫婦の「オリあつ」のお二人より報告が。
赤ちゃんってね。ラッキーパワーすごいのよ。
さてライブ自体は冒頭、当ブログで音楽テスタに使っている「スプラッシュスター」から入ってアゲアゲ。同作のキャラソンに「TEUCHI」オリジナルの曲を少しずつ加えてレパートリーが増えてきているところ。年末1番だけだった歌詞が2番まで揃っていたりとか、じわじわ出来上がって行く辺り「ならでは」の感あり。
歌がメインなのだが、歌手×声優のユニットということもあるか、先回より「朗読劇」なんかも追加されて内容・バリエーションとも陣容が豊富になってスバラシ。今回はカバー曲をと言うことで「まどマギ」の「コネクト」とか歌っちゃうんだぜ。すげーだろw←お前が威張ってどうする
ありのままで緩い感じで常に笑い声がある。見ているこっちも一体になれるステキイベント。星空の仲間達よ永遠に(このフレーズの(c)はうちやえさん)。そして樹元さんどうぞお健やかに。ちなみに昼・夜の二部構成だが我々は一部のみで離脱。名古屋へターン。
これ手に巻いてまた仕事がんばれる。
帰してなお光り続ける夢の証。
Life goes on
列車ネタではない。
新東名るんるん走って上京し実家へ向かう。今回主たる目的は22日のライブイベント「テウチmix」なのであるが。
合わせてちょこちょこ書いていたオーディオ入れ替えを実施した。
「お前ら名古屋な」
「東京追い出されてしまうん?」
「60Hz」
「!!」
移設して「オーディオ」グループ。猫に殴る蹴る乗りかかられるなどの暴行を受けていたアナログをラックの中に仕込むことが出来た。なお音質自体はチューニング前だがBOSEなので余り心配はしていない。
「ビジュアル」グループ。ちなみに「日本メーカの作っているVHSビデオ」ってのは現行こいつしか存在しない。VHSは俺が召し上げてしまったのと、下記出てくるぶるれいテレビは「DVD-RAM」が再生できない為の措置。
システムの核は三菱ブルーレイ「一体型」TV。nano_iDSD移植して192kHzオーケー。
「一体型」と書いた理由。ナニはみ出しとんねんみっともない。ちなみにこいつ、アナログ映像はRCAコンポジットしか持ってない。
オーディオのビジュアル化、お、おう。ちなみに光デジタルで吐き出すことはもちろん可能。
妻に「遅くまで起きてるんじゃないよ」と釘を刺されたが、セットアップ完了は0:30だスマソ
Last Planet…最後の惑星。いや「惑星」と呼ぶのは現時点科学的に正確では無い。
冥王星。その新しい科学的知見に寄れば、海王星までの惑星群の外側に存在する「太陽系外縁天体」(trans-Neptunian objects:TNO)の代表天体、にされている。とはいえ、「代表天体」は取り扱いの経緯を踏まえた名誉的・便宜的なもので、力学的・宇宙論的には「海王星の外側にいるその他大勢」のうち、最初に発見された奴、に過ぎない。
ただ、面白い。
Plutoは本人である。Charon(カロン:冥府の川…三途の川に相当…の渡し神)は最初に見つかった衛星。そして更にNix、Hydra。何せ太陽系の最果て=冥府の王、なので、関連天体がおどろおどろしい名前を背負うのは仕方が無い。
で、「面白い」のは冥王星とカロンの関係である。端的言えばこいつらニコイチなのだ。地球の「月」は「地球の周りを回っている」と書けるが、こいつらの場合「お互いに回り合っている」と書いた方が正しい。恋人同士が手を繋いでウフフアハハと回り合っているシーンがあるが(なんちゅうたとえじゃ)、まさにその状態なのである。月は地球の1/4だが、カロンは冥王星の半分にも達する。仮に冥王星に立ってカロンを見上げると、地球から見た月よりもデカイ姿で天空を行く。但しそもそも太陽がぽつんと見えるような場所なので、カロン自体が月のように見えることは恐らく無い。
そして。
どうやら冥王星とカロン、大気を共有しているらしい。つまり「ひょうたん」の形に大気(窒素・メタン・一酸化炭素。気圧は地球の1/70万)が存在し、ここに冥王星とカロンが包まれているらしいのだ。仮にそれだけの気圧と気体で生存出来る命があるなら、宇宙空間を経由して二つの星を行き来出来ることになる。但し、冥王星からカロンまでの距離は1万9千キロほどある。
人類は古来、太陽系をステレオタイプとして他の星系、惑星起源を推察してきた。しかし太陽系の中でさえ、こうした発見が次々出て来ている。「物理的にあり得るものは、どんなに突飛に感じようともこの宇宙に確実に存在する」というそっち系の有名な物言いあるが、冥王星とカロンは空間をも共有しているまさに一蓮托生、いわば理想の夫婦のような姿で、
太陽系の「果ての国の入口」を247年ほど掛けて公転している。ちなみに、発見が1930年であるから、次回同じ位置に来るのは2177年である。
回帰を祝うぞ←待てコラ
フレネシさんとはFM西東京で放送していた「タナシムーン」の短歌コーナーでちょこっとやりとりしたことがあって。
岸田メル氏はゲームはないけど画集はあるという不思議な状態で。
Dr.Usui氏は
これのエンディングの作曲・編曲でござって。
後は言わずと知れた「さくらももこ」
で、ユニット組んで楽曲出すとか言われたら買うしかねーだろが。
「オブワンダー」と読ませるらしい。ヴォーカルは南波志帆(なんば・しほ)さんが取っている。画像クリックであまぞん。
こういうプロジェクト大好きである。JPOPが型にはまっていると言われて久しいが、そういうこと色々ぶっ飛ばしてくれるのと、自由な感じが何より楽しい。ビジュアルが容易に想像出来ないリリック、かと思うと、カッチカチなド日常と両方混じっていたり。
Dr.Usui氏はまぁ、バリエーションの豊富さを再認識。
「これの編曲もそうだよ」
「そうなの?」
詳しく書きたいんだが、書いたらツマラン。まぁ聞いたらんしゃいとしか言えん。
これだけ置いておくわ。聞いた人にしか判らないw。わざわざノギスであることに意味あり。
フレネシさんお元気?さてウォークマンに入れようかね。ちなみに低音(100Hz以下)のしっかり出るシステムで再生すると更なる地平が開ける。
●今度は「ヘッドホン女子」…?
そりゃヘッドホン・イヤホンをファッション感覚で選ぶニョニンおられますが。
音楽好きで聞いてることとは別だろうが。「女性だから」特別にどうこう言う必要はドコにも無い。ウチの娘は俺が構築した環境で音楽聞いてる。「鳴ってりゃいい」システム聞けば顔をしかめること目に見えている。ウォークマンとイヤホンは俺のお下がりだが、A857とEX700であり、今でも十分通用する。音源は娘が好きなのに変えたが、ちゃんとフルビットのWAVにしてある。
いい音を聞きたい→イイ道具が欲しい→ファッション性があったらいいな
「女性ならでは」が存在するなら、最後の1ステップ位だろうが、実は「機能美」を備えていると男女差関係ないという話もある。
(クリックで公式)
(拾いもの)
多分。
●だから板買うだけが指標なのか?
いやあのさ、まず「音楽を聞く基本スタイル=板を買う」っての固定観念に過ぎないんじゃね?って話。そして恐らくはJASRACががめついせいだが「街中で音楽が流れる」って光景が圧倒的に少なくなった。音楽の情報はネットで拡散、共有され、ネットを窓口とし、本人を見聞きしに行く。ちなみにこの記事なんのかんの書いているが「ネットによってライブ情報が本人から細かく拡散されるようになった」って肝心なトコロが書いてない。
ネットで情報が拡散×本人が情報を撒く
動員増えて当然じゃんか。後は常時聞きたければ聞いてるデバイスで入手するだけで、ネットがあればDL。音質重視なら最高のメディアで買う。板なら板だし、ハイレゾDLならそれ、ってだけ。
ただそんなわけでミュージシャン各位「ネット前提」のビジネスモデルを構築して欲しい。ネットは在庫・流通のコストが不要。および、マスタリングスタジオ音源そのまま置いておける、という「両極端がメリット」だ。先だって、「スタジオで、録って聞き、を繰り返しながら追い込んで行くのでコストが掛かる。板を買って欲しい」みたいな「戯言」(あーあ書いちゃったよこの人は)を聞いたが、んなら一発でキメるなり、ツールで切り貼りすりゃいいだけの話だ。無駄コストをリスナーに転嫁する方がおかしい。でも、そういう人ってライブどうすんだ?「追い込みタイム」は無いぜ?
パラダイムシフトしたのだ。ついてこい。
先週は出張だらけだったが、そのレポートを出さなくちゃいけなくて。
このところ土日はあちこち出かけたりイタズラしたり。
先週は平日5日のウチ3日会社にいないとか。
さすがに疲れたようである。
がくんとテンションが下がっている。子供手当関係の書類を書いて今日はおしまい。STAPとか突っ込みたいし短歌の推敲もしたいんだけどね。STOP指令が出ている。おやすみなさい。
(さりげなくオヤジギャグ混ぜてんじゃねえよ)
名目は「ワカメ貰いに行くから」
で、到着し次第突如ミニコンポの接続を解体し、HAPをセットアップ。
「…!?何事かね?」
ずん。
「まぁお座り下さい」
最早プレゼンターである。
「こちら最新鋭のオーディオ機器です。中にパソコンと同じハードディスク装置を持っていて、そこに書かれた音楽を再生します。CDから取り込むのが基本ですがのみならず、CDを越える音質を持つ『ハイレゾ音源』を再生出来ます。まぁ能書きはさておきそんなハイレゾ音源から1曲お聞き下さい。ベルリン・フィルが世界的バイオリニスト、アンネ=ゾフィ=ムターを迎えての作品、ドヴォルザークのバイオリン協奏曲53番」
うわナニ言ってんだオレw。とはいうものの。
これをハイレゾで突っ込んであるのであって、インパクトは絶大である。
「これはすげぇなぁ」
すげえ頂きました大勝利。
操作説明。
「判らなくなったら、取りあえずこの『HOME』ボタンを押すか、電源を切ってしまっても構いません。曲の選び方はいろんな方法があるんですが、みんな、ネットで有志が書いた情報を元にしてるのでやたら細かいんですわ。なので「アーティスト」あたりから選択して頂いた方が恐らく簡単で」
口にしながら実際いじる。小さくても何やってるのか画面で見られるのはやはり便利。回して押す、が基本。
「これ諏訪内晶子ですね」
「ああ、名前は聞くな」
「小澤征爾、今流したムター。こっちはカラヤンです」
「知ってないと判らんなぁ」
色々話した結果、ダラダラ流しておけるクラシックが主力でよさそう。やはり、「機械は買ったはいいけどその後何をすれば」状態だったのだ。ならオルフェウスをボカボカ放り込んで来たのは正解。変化球の渡辺貞夫も好評。
「あたしゆっくり静かなのがいいわぁ」
とは義母のご意見。大丈夫。
(これ自体はウォークマンの同機能画面のスクショ)
「おまかせチャンネルてのがありまして、ここで『リラックス』とか『深夜のおすすめ』あたりを選んで頂ければ」
スリープタイマーの説明も。
「あら~。すごい機械。なのになんでソニーの株価上がらないかね」
如何に真価が伝わっていないかってことじゃないすか?ソニーさん。
「ラジオはないのかね?」
「これテレビ光回線ですよね。同じくネットでラジオ放送拾います。『radiko』を積んでいます」
「なるほど」
ちなみにrajikoは放送局と番組名まで表示される。ラジオの「見える化」
ついでの説明。テレビ→光→HAPこう繋いだので、
「テレビの音楽や映画でオーディオに回したいと思ったらこれで」
更にDVDレコーダ→HDMI→テレビ→光→HAPなので。
「CD再生しようと思ったらレコーダに板入れて、テレビつけて下さい。曲順出るのでリモコンでひょいひょい」
(気の利いたヤツだとGracenote等にアクセスして曲名出す)
オーディオ情報をテレビで確認するなんざ愚の骨頂…が常識だった。ブラウン管の時代ならそうだろう。ブラウン管は525本の走査線を1秒間に30回書き直す。それは電子ビームをコイルでドライブするという代物であり、コイルがその525×30=15750Hzの高音を常に発している。比して液晶パネルは電磁ドライブは持ってない(29.97フレームというツッコミは受け付けない)。
判りやすい方で良いのである。「テレビを経由してCD聞く」。質はデジタル伝送で維持されるので問題は無い。重要なのはCDというオーディオ機器操作の「見える化」である。
これで聞く設定は完了。パソにトランスファ用ソフトをインスコしてオールクリア。ちなみに何故かmoraのダウンロードがクソ遅く、楽曲はこっちでアカウント貰って落とすことにした。音質面からも中身の推定可能なこっちのが良いだろう。
「じゃ、そゆことで」
「待った。幾らしたの」
お義父さんそれ聞いたらいかん。
とはいえこいつ、マニュアルはサイト参照で、サイトのトップページにはソニーショップへのリンクが張られている上、ジョーシン通販の領収書が保証書サインの代わりなので隠しておくのは不可能。
「7まん5せんですわ」
「あら高い機械」
「ウチCDプレーヤ30万ですから」
変な説得力。
はいはい以下カネの話禁止。向こう何年分かの父の日前払い(^0^;)
「こんなええもんありがとう。お金払うから」
永遠の未来でイイです。息子の父の日はドカンと。
ともあれ成功。以上、ミッションコンプリート。娘をバレエ教室から引き取って帰宅。
●おまけ
「バレエの音楽、先生がCDに録音してくれたよ」
「じゃぁおじいちゃんとこから引き上げたコンポ組んでやるから練習しろ」
ちなみにaux入力を持っているので、ウォークマンからも流し込めるようにした。スマホで事足りるところ女の子の部屋にナニをしとるか。
「音出ないね」
ん?それ先生圧縮音源書いたんちゃうんけ。
パソコンで覗くと。
“0バイト”
「空っぽやけど」
「先生…」
だからこっちでやるから音源貸せとあれほど(T_T)→2014/6/26ちゃんとCDフォーマットの音源頂きました。
ちょっと待て。どこかで似たようなことを自炊した気が・・・★このバージョンは音源代が上乗せされてます
仕事の内容が絡むと書けないのよね。
朝起きて飯食って。
講義聞いて討議やって。
特段突っ込まれることもなく。
「みずほ」同士のすれ違い。いえいえこれのために新幹線乗る列車変えたとかいえいえ決してそんなことは。
「その場で作ってくれる」駅弁。当然ホカホカ。
何も申すことはございません。
で、新幹線からJR中央線車中まで、プリキュアのカバーの付いたiPhoneで「カミナリ調査隊」見ながらニヤニヤしているというね。もう完全に怪しい人ですね。え?知ってた?
すのぴは怪しい人だった 知っていた 今知った
妻どの神戸のスイーツぢゃ。
そしてごめん、おっさんの洗濯物ぢゃ。
ああorzされた・・・妻どの、妻どの~
今朝の9時頃東京駅地下を歩いた人の中には、ピンクい店の前にズラリと並ぶ50人なりを見た向きもあるのではなかろうか。
これの発売日なのだ。「女児向け」とされるが、スマホのケースがあるということはソレを使う年齢層も確実にターゲットにしているということである。でもまぁそれは良い。タイムラインに流れてきたこんな呟きが引っかかった。
「欲しいなぁと思う北海道とかの子もいるだろうに」
これのショップは東京と大阪しかない。ド平日の午前中から行列出来るなんざ限られる。ちなみに、これが刈り尽くされたかどうか知らぬ。
この手の話古く「ライダースナック」の頃からある。が、買う側が「大人」になって「大人買い」した結果「大人捨て」(法令違反)になってしまった。まぁ水樹奈々の声を生で聞きたい。その気持ちは判る。彼女の声は美しい。でも君の行為は「汚す」そのもので美しさに相応しくない。罰を受け恥じなさい。彼女と彼女のファンのイメージをも汚す行為であることを知りなさい。
とはいえ「ライダースナック」の中身捨ては子供が考えたことであり、要するに誰でも出来る話で、幾ら片方に自制を求めても必ず破られる。複数応募無効など事前の策は取るべきではないのか。大変だ?スマホと紐付けすれば良いのだ。最も、握手券のために1000万円分のCD買う者もいる。それがためにスマホを複数契約する猛者もいるだろうが。
何度も書くが自然確率をカネに物言わせて偏向させようという行為は他ならぬタレント(この場合お菓子)の「真の人気・実力」をも不確実で不誠実なものにしてしまう。それは全体の底上げに寄与しない。
目先のカネで10年後100年後の業界全体をグダグダにしたいのか?
……内容の都合上、ややフェイクを混ぜる。
取引先のその工場は、昭和初期に田んぼのただ中で創業し、自動織機を並べていた。追って中京地域の自動車産業伸展に伴い、自動車部品を主体とするプラスチック成形分野に転身した。リーマンショック以降の円高は相当苦しみ、自動車以外もということで、ウチと契約。その後、ご承知のように景気急回復、合わせて21世紀なりの最新型射出成形機を導入することにしたそうな。歴史の教科書に「マニュファクチュア」という言葉があって、日本家屋の中で生糸つむぎ等をしているイラストを見た方多いと思うが、そんな感じの柱と梁の空間にタッチパネル数値制御が配線配管張り巡らせてどーんと鎮座しているのだ。ある意味日本ならではの光景と言って良い。それが秋頃の話。
(どーん)
「ライン増設しますんで監査お願いします」
そんな話が来たのは冬のこと。いっそのこと新棟建てようと隣の荒れ地を買ったという。ところが重機が来て工事を始めたら件のタッチパネル数値制御が不出来を連発。
「変な当たりが出たかと思いましてね」
一般に摩擦摺動を伴う機械は、使い込むことでそれら機械同士の接触がなめらかになり、所期の性能を発揮するようになる。この「なめらかポイント」を出す行為を「当たりを取る」とか「当たりを出す」などという。「当たり」は機械同士が「当たる」事から来ている。社長氏は機械同士の接触が悪い方へ作用した。そう考えたのだ。
「メーカーのエンジニア呼びましてね、調査したんですよ。でも、パソコン診断ではどこも悪いところがない」
値はOKだがデキは良くない。
そうこうするうち工場で変なウワサが立ち始める。
「幽霊が出るってんですよ」
場所はその新棟予定地や、そちらに近い工場内の会議室。そして。
「トラブルで夜遅くまで打ち合わせました。そしたら、会議室誰か覗いてるんですよ。『誰だ!』って。でも誰もいない。それで戻ると湯飲みが倒れてお茶がこぼれてまして」
総員結論:何か理論的に説明付かないヤバイ事態に巻き込まれたのではないか
社長宅はその昭和初期の成功、追っての転身とも仏様のご加護のおかげと、地元のお寺に多額の寄進をしていたそうである。で、仏の機嫌を損ねる悪さをしたのか、土地買うのはNGだったか、寺の住職に相談に行ったそうである。
「住職が古地図出してきましてね、『社長さん、そこは昔の墓地だよ』すぐ改葬とお弔いをお願いしました」
実際重機に予定より深く掘らせると出たそうな。で、これを寺の敷地へ改葬。
「すぐ直ったし工場の中で変なことも起きなくなりました。なので安心して許諾いただければと思います。あはははは」
“管理”と“異常時の処理”が手厚いと書いておくわ。
……信じる信じないはアナタ次第である。
おんあぼきゃ べいろしゃのう まーかぼだら まにはんどま じんばらはらばり たや うん←護身の真言
あなたは齢70の父親から以下の電話が掛かって来たとしたら、生じている事態を掌握出来るか?
「デジカメの写真を印刷しようとしたらジーオーってのが立ち上がって操作出来ないんだが」
ジーオー!?
「MediaGoのことか?」
「そうそう」
【父のやりたいこと】
・デジカメの画像ファイルをパソコン本体にコピーする
・写真を幾らか印刷する
【生じていること】
・MediaGoが画像ファイルを表示するだけで印刷できない
そらそうだ。MediaGoは見る物聞く物を集約して見る聞く機能を持ってるだけだ。ちなみにこいつが突っ込んであるのは母親にウォークマンをプレゼントしたからである。一方で父親はパソコンで石原裕次郎を聞くので、MediaGoならCD情報から楽曲名表示する。入っていて無駄なことはない。だが、静止画までこいつ任せにするのは少々やり過ぎだったようだ。
ともあれ作業指示である。
「エクスプローラー開いて、って言って判るか?」
「…」
問題はこっちのPCはwin8で実家パソは7ということ。インタフェースや画面表示同じ方が把握しやすい。7自体はサブ機で生きてるから一端電話を切って立ち上げる。
「『スタート』あるべ、同じ位置に並んでるアイコンの名前を読み上げて」
「これはネット見るヤツだろ、それとジーオー」
「めでぃあごーだってばよ」
「…ライブラリ」
「それでいいよ、開いて」
こんな案配のはずなので同様に左側フォルダを読み上げてもらう。デジカメからメモリを抜き出して挿したというので、この様にSDホニャララが表示されているはずである。
「あ、あった。あーあー写真出て来た。で、これどうやってコピーするんだ?」
「マウスの左ボタンを押したまま、こう、がばっと、で、右クリックして『コピー』を選んで」
マイピクチャにでも放り込んでおきなさい。
「…あ、まぁ大体分かった。また分からなくなったら電話するわ」
~10分経過~
「どうした」
「全部消えた。いやー、コピーしてたら『ディスクがいっぱいです』って出たから一端全部消そうと思って」
父殿、SDカードからSDカードにコピーこさえただな。だからマイピクチャに落とせと。話を最後まで聞いて実行結果を確認しないからそうなる。
と、思ったら(すイエんサー調で)
「でもジーオーには出るんだよ」
なぬ?
とはいえ不思議でも何でもない。「MediaGo」に一端認識させたからだ。この人に画像読ませると、「マイピクチャ」の中に「MediaGo」というフォルダを切ってそこにコピーして収める。
「そこにコピー収まってるから生きてるよ」
で、経過はどうあれコピーは取れた。問題は印刷だ。MediaGoに格納先フォルダを表示させるとエクスプローラが立ち上がり、そこから印刷を選べばwindowsデフォルトのプレビュー、印刷と進む。
が。
「画像のサイズとか枚数とか出るけど、印刷するってのがどこにも無いんだよ」
んなアホな。画面見てみんとワカラン。そこで、いいですか皆さんココが今日の記事のハイライト。
「画面写メ撮ってメールで寄越せ」
結果。
印刷設定画面で出るべき、赤枠の部分がモニタの下に外れて表示されてないの。これはモニタが小さいので老眼対策で倍率上げてあるから。
「画面が大きさ変わらないし動かないし」
「わかった、んじゃね、Alt+P」
ご存じショートカット。
「あー、印刷していますになった。あー、出て来た」
ちなみに父親はオフコン(オフィスコンピュータ。会社が一世一代の大投資で購入した電子計算機)時代にソフトウェア(FORTRAN77。知ってる?)を習った経験をもち、「エクセルならハイスキルだぜ」とワープロ代わりにエクセルで文書を作る。で、この状態。
まぁ、「写メ」のスキルさえあれば状況把握出来るからどうにかなる。これは高齢の近親者がおられる皆さんゼヒ最低限のスキルとして技術伝承願いたい。
でもオレの言いたい本題こっちなんだよ。おいネット・パソコン業界、こんなクソ面倒くさい状態でいいのか?知らないユーザーが悪い。そんな態度で正しいのか?
「カテゴリ『心と体』って何だ?」
まぁまず最初にそれを説明する。
●冒頭の能書き
我々の父親は「団塊の世代」そのものであり、仕事一筋に生きてきた人が多い。この世代が困るのは、退職後「生きがい」が少ないことだ。要は趣味が欲しい。その点、自分の父親はゴルフを筆頭にスポーツ全般好きだ。町内会老人クラブの幹事もしており、デジタルテレビやパソコン活用して遊んでいる。
他方、義父は……これと言った趣味を聞かぬ。自分たちが結婚して暫くはバードウォッチングのサークルに入っていたようだが、新しい鳥写真はその後見ていない。そして。
「もう父の日のプレゼントいらないから」
それは良くないのではないか。さりとて鉄道模型や天文に引き込むのもねぇ。
じゃぁオーディオ、となるだが、義父がオレのオーディオシステムを見て「いいねぇ」と言っていたことは覚えている。その後CD/DVDチェンジャー付きミニコンポを購入された。が、CDやDVDの板は特段増えてない。コレは興味はあるけど進め方が、ということなのではないか。
そこへピタッとはまり込むのが今回購入したソニーのハードディスクネットオーディオ「HAP-S1」である。
●概要
写真のセットのうち、スピーカに挟まれた銀箱機械がこいつの正体である。主たる機能は、内蔵のハードディスクドライブ(以下HDD)に記録された音楽の再生である。従って、こいつから音を出すには、まずHDDに音楽を書き込む必要がある。また、スピーカーは別途用意する必要がある。
そしてHDDへの書き込み、及び書き込まれた音楽情報の取得には家庭内ネットワーク/インターネットを使う。これらが整備されていることが必要になる。
逆に言うと、パソコンでインターネット使える環境が出来ているところに、こいつとスピーカーを付け加えるだけで、CDはもちろん、最新の「ハイレゾ音源」の取得再生も可能となるオーディオセットを提供しようというコンセプトである。お値段ソニーネットショップで税抜き76000円也。量販店なんかでも大体似たようなもん。
●準備
届いてハコどん。めいどいんマレーシア。
リモコンしょっぱいとはネットのレビューで山ほど目にしたが確かにしょっぱい。これは「スマホにリモコンアプリをインスコして使って下さい」がコンセプトだから。だが、万人スマホもってるわけでなし。せめてメニュー選択くらい付けても良かったのではないか。
今回無線運用なので使わないが金属シールドのLANケーブル付いてる。なおもちろんコレ使わないといけないというわけではない。ネット受信機と機械までの距離様々であり、LANケーブルむしろ意味ない。
外観写真少し。CDケースは比較用。幅265奥行き304高さ88(単位mm)重さ6キロほどありズッシリとしている。
ネット接続はWPSで終わり。アップデートしたいらしいのでさせた。
実はこの段階でネットラジオ「radiko」が使えるのだが、やっぱHDDに音楽書かないと何も始まらない(HDDにはサンプルとしてヨーヨー・マなど数曲入ってはいる)。
このHDD転送のためには母艦となるパソコン側に転送ソフト「HAP Music Transfer」をインスコする。
起動すると、書き込む機械と、どの音楽ファイル転送するか転送元のフォルダを聞いてくる。
今回ローンチタイトル(!)としてハイレゾを含むクラシック系の音源を少々用意した。オルフェウスは室内楽、他は協奏曲、交響曲、だけではつまらんので渡辺貞夫も1枚。このうちムター、村治佳織、渡辺貞夫はハイレゾである。ハイレゾは192/24までのwavかflac、及びDSD(dsf形式)に対応。HDDは500GB。ハイレゾをアルバム買いすると2GB前後であるから、ハイレゾで200~300タイトル程度、となる。あ、こいつらオレのバックアップという解釈でよろしく。
ボテッと置いてあるだけに見えるが音楽ファイル書いてる最中。そんな時代。
オツカレ。
●音質
スピーカーは昨日の記事に書いたJBLコントロール1。なお、ハイレゾ音源対応の再生装置だが、オーディオとして特段妙なことをしているわけではなく、普通のスピーカー、今ご使用のスピーカーがそのまま使える。
チェック・調整用音源はは毎度おなじみ「スプラッシュスター」(理由:生歌を聴いたことがある)なのだが、機械に移してないのでウォークマンからDDCでデジタル入力。
JBLの音、である。元気でハッキリ。逆に言うとアンプに妙な色づけなし。アンプ自身はアナログAB級の由。40W+40Wだが能率の良さもあって15畳リビングで充分な音量。なおシステム的にはこの歌に「きつさ」を感じたら負け、なのだが、相性良さそうだ。ただ、コントロール1は低域少し膨らませ気味なのでトーンコンで少し下げた。ちなみにこのJBLはたたき売りを買いたたいた物でずっとセンタースピーカーに使っていた。
「オレの本気聞いてどうだ」
舐めてましたマジすんません。
●まとめ
・パソコン内の音源をコピって再生するハイレゾ対応再生装置
・必要なのはPCとこいつとネットとスピーカー
・スピーカーは何でも良い(アンプは不要・アンプ内蔵スピーカーも不要)
・パソコンに音源ない場合は、CDを懇々と読み込むか配信ダウンロードでため込む
・音はバランスが良く好印象
・「ノーマライズ機能」は音源寄らず最大データをフルビットに設定し直してくれる。音源ごとの音量差が大きい場合使用すると吉
・HDDは増設可能
つまるところ「ネット即応型ミニコンポ」である。オレの買ったCD初期のミニコンポ15万。今現在量販店で「ミニコンポ」と称して売られているもの2~3万。
比してこいつ8万。スピーカ込みで10万。ハイレゾ対応で音は良いと書いておく。コストパフォーマンスはあなた次第。
なお、HDDに音源書き込むと、その音源に関する情報が何も無ければ「gracenote」で取りに行くが、正しいデータ取ってくる保証はないので、あらかじめパソコン段階でflacで取り込み、楽曲情報を付加してから書くと良いだろう。
以上。で、父の日に「おいオヤジ、これやるわ好きにしろや」と置いて帰る。
こいつアメリカ製(設計・製造ともにアメリカ)である。JBL。ジェームズ・バロー・ランシング。古くからオーディオする人は「ジムラン」と呼ぶ。他に実家のスピーカシステムはBOSEである。
TPP交渉でアメリカが「日本人はアメ車を買わない。不適切だ」と憤慨しているとか。前も書いた気がするが「じゃぁなんでドイツ車売れてんだ?」と以外返しようが無い。欲しければ買うし、いらんもん買わん。アメリカアズナンバーワンますとびーばいいいっと、は単なる傲慢である。
WindowsもiOSもアメリカ製のソフトウェアであるが、どっちも満足して使っている方はいないはずである。一度覇権を握られるとアメリカンスタンダードを押しつけられて負け。こいつらはそれを象徴している。
日本人が日本人の都合のいいようにルールや物事作って行くと「ガラパゴス」と言われるらしい。批判調だが、逆に言えば価値観異なる国家民族国体なのだと言うことは確かだろう。一方でメイドインジャパンがメイドインジャパンの故に拒否される例は少ない。「規格」のような、世界的覇権に繋がることは、彼らは鋭敏に察知し色々と難癖付けて拒絶してくるが、そうでないものは見向きもしない。また、規格の範疇であっても技術的に追いつけないと踏んだものは、負けるという事態に直面したくないのか、見て見ぬ振りをする。いい例が「プリウス」で、彼らは技術的に追いつけないこいつを、「ハイブリッド車」というゾーン自体の確立を許すことを甘受し、追って急加速など難癖付けて潰しに掛かったが失敗した。その後電気自動車に注力とかブチ上げてはいるが、米国クルマ産業自体石油産業とズブズブなので本気なわけもなく、そして見よ、結局無駄にガス食う巨大車の押しつけに来たようだ。「買ってくれ」じゃなく「一定量買え」というのだから始末に負えぬ。ちなみにアメ車のサービスネットワークは日本には皆無と言って良い。
「米帝」と北朝鮮がよく言うが、これはあながち間違いではなく、彼らは食えるだけ食い、刈り尽くすまで刈る連中だと言うことは覚えていておいて良い。太古、大森林(シュバルツバルト)だった欧州を丸禿げにし、インカに代表される先史文化を簒奪し、植民地政策で搾取し、あまつさえはそれらを過去の栄光と嘯いて恥じぬ。それは実は地球生命の有り様とは対極に位置しており、言わば人類優越主義である。人類は頭を使って幾多困難を乗り越えてきた生物であるが、その乗り越える手段のうち、最もえげつない、今や人道的に批判させるべき内容をも正当化し行使しているのが実態であろう。
依拠するところは契約書と称する背景暴力を有する押しつけである。甘言に籠絡されてはならぬ。
いやカテゴリ「エレクトロニクス」も間違ってねーんだよ。
ハイレゾオーディオ導入で一番楽しみにしていたのが「ピアノ」であった。ちょろっと書いたが、とにかく「リアルなピアノの録音」という奴に出会ったことがない。
ただ、プロによる生のピアノ演奏そんなに聞いたわけではない。挙げろと言われても遊佐未森さん谷村有美さんがライブで演奏したのを聞いたくらい。最も、谷村有美さんは八王子市民会館で、スタインウェイではあった。
そんなわけで生の本物少ないのではあるが、に、してもオーディオで再生するピアノの音のショボさは酷い。これは何故か。
ピアノを「打楽器」の範疇に含める人もある。さもありなん。弦を持つのだが弦をハンマーでひっぱたいて音を出す。まずこのハンマリングのインパルスが衝撃波を発する。
次に弦が固有振動数で震える。これがいわゆるドレミファ音階である。で、これの高調波がいわゆる倍音3倍音などとして乗って行く。これが透明感を生む。そして弦による空気の振動は隣接する弦を振動させ、僅かに音となる。これが「うなり」となって乗る。このほか、反響板、反響板と弦のある空間で音が行き来することによる響き、そしてピアノ筐体自身の振動が重畳される。金属線の振動と、組み合わされた木製構造物の振動、その複合体がピアノの音である。そう、「ハンマーでひっぱたく」という原理の割には複雑で、だからこそ人の心引きつけて止まないのかも知れぬ。
さておき、何がいけないのか。
これはパイオニアのCDプレーヤを買ったときのオマケDSDである。中島ノブユキ氏が当代一流のピアノを様々に演奏した音をDSDで収録してある。ピアノもエレクトロニクスも望みうる最強というところである。曲によってはハッとするほど綺麗だが、それでも何かこう、1枚ベールを被って聞こえる。
一方、先日ネット配信番組「DTMステーションplus」でTASCAMのレコーダを使ったピアノの録音実験をやった。お高い機械とお手軽機械で録音して差はあるか?というものだ。圧縮伝送のネット放送でも充分差は出たし、その「1枚ベール」もやはり感じた。
共通点は何か。
上のジャケ写を見て欲しい。反響板と弦の間にマイクを突っ込んである。配信を見た限り、これは撮影用の演出ではなく、標準的なピアノ録音のマイク配置のようである。ちなみに「弦に近づけすぎると、ハンマーが弦を殴るゴツッと言う音を拾ってしまう」(by多田彰文さん)。うん。
うん?
ふと思った。前にオーディオとはライブ会場の写像を作るピンホールと表現した。ならば、これ、ピアノ聞くとき反響板に首突っ込めということにならないか。
このマイク位置の場合、弦が直接空気を震わせて届いた音と、反響板で一旦反射して届いた音がタイムラグを持って混じる。音は1メートル進むのに3ミリ秒要する。差分1ミリ秒は1000Hz(テレビのテストパターンのピー音)の成分を持つ。更に、反響板から来た音には反響板自身の発した音も混じる。
我々がコンサート会場で聞くのはこれらが程よく混ざり合って心地よいスペクトルに収斂した状態である。
これはウチのスピーカーの上半身である(下半身は見せませんw)金属網の見える黒っぽい部分が高音用「ツイーター」で、下の白い部分が中音用「ミッドレンジ」である。こいつで音楽を鳴らしているとき、ツイーターに耳を近づけるとシャカシャカと高音成分だけ聞こえる。しかし適当に離れて聞くと、ミッドレンジの音と混じり合い、ちゃんと音楽としての体を成す。「心地よいスペクトルに収斂」したのである。
そう、我々がコンサート会場で聞いているのは「適当に離れた」音なのだ。それは恐らく弦の音直接ではなく、反響板で広げられた音が主体となるはずである。弦の作った音が直接聞こえる=弦が見えている。コンサートホールで弦が見えますか?ピアノ演奏者自身もそう。弦の発した音は弦から同心円状に広がって行き、そのベクトルは、弦の延長線上にいる奏者とは直角をなし、直接は来ない。
(ヤマハのアンプの取説より)
結論:ピアノのマイクセッティングは「誰も聞いてない音」を録っているのではないか
そもそも、「高音域」を収録するのに苦労した往年であれば、弦の放つ金属の響きとその高い周波数は、録音装置の弱点である高音の「甘さ」をうまくカバーするエンファシスの効果があったのかも知れない。しかし、周波数特性100kHzまでほぼフラットなデジタル録音の時代にそれは正しいのか。
実験したいが機材が無いしピアノも無い(妻の実家にアップライトがあったが処分した)。
カテまでこさえてまぁ。
短歌の数より物語こさえた数の方が多い。要は習慣化まで至っていない。
なのでまたブレストを試みる。ただブレストって脳内資産の消費であって、続けるといつか枯渇するのだが、はてさて。
●四季プラス雨季
日本の梅雨はアジアモンスーンと呼ばれる壮大な暖湿流の終点で発生する現象である。日本独特の現象ではなく、アジア全体を覆う現象の一端なのだ。
アフリカの地より偏西風に乗り雲を連ねて梅雨と呼ばれる
梅雨の語源自体は梅の実が成る頃という説が一般的。ちなみに夏→秋の雨季を秋雨と言うが、梅雨ほどハッキリしないので入った出たはあまり言わない。なお、秋雨の別名を秋霖(しゅうりん)と言うが、逆に梅雨を梅霖(ばいりん)と呼ぶ。
「ながあめ」を変換し続け「霖」(りん)を出す。雪はしんしん雨はりんりん。
(これは追って二割するかも知れない)
日本において梅雨期に外せない存在と言えば紫陽花である。学名をHydrangea macrophylla。そのまま訳させると「アジサイ」と出て来てしまうが、複数の腕を持つでっかい葉っぱみたいな意味になろうか。ちなみに原産地はどうやら日本のようである。一部ヨーロッパに持ち出され、品種改良されてセイヨウアジサイとして戻ってきたものもある。この花の特徴はなんと言っても変わりゆくその色彩であろう。原理書いてしまうと無粋の極みだが、アントシアニンという色素を持っており、こいつがアルミと反応するかどうか、及び、アントシアニン自体の量によって色が変わる。一般に最初緑っぽく、次第に赤や青に落ち着いて行く、真ん中取れば紫となり、「紫陽花」とは絶妙な当て字とこうなるが、実際は白居易が別の花に使った当て字を誤用しただけという話もあり色々と台無しである。ともあれ太陽拝めず光の少ない時季に色彩ころころ変わる花が日本に自生しているとは何の因果か。え?オタクサ?使わんよ。
紫陽花の色が変わるの待つ如く君振り向くまで見つめていたい
梅雨の雨は稲作に欠かせないものであるが、合わせてカエル等の小動物、昆虫類の成長を促し、これらをツバメが好んで食う。ツバメはご承知の通りこの時季日本に渡ってきて繁殖する。このことは、このスタイルの食物循環が醸成されて長き時を経ていることを示唆する。
天照梅雨は隠せど空は地に花は虹なりつばくらめ滑り
★これらの短歌はこのまま放置するが、推敲して結社誌に出稿する
疲れる。
急に暑くなればねぇ。
朝晩の気温差も大きいし。
「腰に来るでしょう」
と整形外科医に言われた話は先に書いた。
気温極端のみならず身体も歳を食っている。
今日は不良事例をまとめていた。
先進国を自称するあの国から買っているパーツだ。
オレはおもしろ発言のまとめサイトの管理人では無い。
およそ確率的にあり得るヘマを全部やらかしてくれている。
およそあり得ると書いているからにはあらかじめ発生しない対策も取れた内容である。
日本じゃやるはずの無いことを起こすのだ。
よいしょと。
まずこの修正を行ったところで「入れ損」わはは「ハイレゾ音源再生」シリーズ。
ハイレゾ音源はスーパーオーディオCD(以下SACD)を除けばネット配信を落とすのがメインで、応じて再生もパソから送り出す場合が多い。その楽曲はリニアPCMであるwav形式、その圧縮flac、そしてSACDでも使われてるdsf形式などのデータ形式を取り、再生に際してはPCM或いはDSD方式としてDAコンバータに送る。
この中で一風変わったやり方が「DSDディスクを作成する」であった。dsfファイルの楽曲をDVD-R(またはRW)にパソコンのDVDドライブで書き込む(焼く)のである。これにより、DSDディスクの再生機能を備えたCD/ブルーレイプレーヤなどで「CDみたいに」再生出来る。
メリットは幾つかあって、DSDディスクの音楽ファイルはSACDと同じ形式であり、すなわちSACD再生機にDSD再生機能持たせること容易で、対応SACDプレーヤさえ用意すれば、アンプやスピーカそのままでハイレゾオーディオ再生可能となる。オーディオ楽しむ部屋にPCがあるとは限らない上、再生はCDと全く同じ要領。敷居が低いのである。しかも、「DSDディスクを作る」という行為は、ツイッターアカウントさえ持っていればKORG社「AudioGate」の利用によって無料で出来た。
・音源確保→PCで配信DL(必要なのはネット環境とクレカ)
・DSDディスクの作成→必要なのは1枚ン十円のDVD-Rと、そこにデータ書き込めるPC
・再生→DSD再生対応機
である。ちなみにDSD再生機だが、パイオニアのPD-10やソニーのSCD-XE800あたりなら2万前後(2014年6月現在)。しかもどっちもSACDが再生出来る。一方でハイレゾ再生のメインストリームである「USB用DAコンバータ」は192/24やDSD対応で2万5千円位から。どっちがお得?というわけだ。もちろん、PCからではSACDの再生はできない(リッピングする術はあるらしいが難易度が一気に上がるので触れない)。
が、5月末日、そのAudioGateがアップデートして状況が変わった。「DSDディスクを作成する」という行為にKORG社製品を買うか、ライセンス(19800円。14年7月末まではお得期間で9980円)を買うかする必要があるのだ。
これに関し、オーディオビジュアルライターの藤本健氏が「ソフト単体での発売はされてはいるが、DS-DAC-100mの実売価格が3万円を切っていることを考えれば、ソフト単体で買うよりもハードを買うのが得であると思うが、捉え方はひとそれぞれなのかもしれない。」とレポートで述べておられるが、買う奴は山ほどおるやろというのが自分の思いである。何せハイレゾは元々ハイエンド、従って再生環境の持ち主は例えば
(アキュフェーズDP-720/110まんえん)
(DP-550/65まんえん位)
こんなの持ってるのだ。対しKORGのフルコンポ対応DACは4万円くらい。使うか?それよりはライセンス料払うだろう。ただそれ以上に従来オーディオと親和性が高く、しかも安価なアプローチ法のハードルが上がったのが痛い。波形編集とか省いたベーシックなの応じた価格でリリースしてくれ。え?自分?ハイレゾはPCからHDMIで叩き込む/DDコンバータで同軸デジタルで叩き込むが、既に環境整えてあり、新たにKORG社ハードの出番は今はない。一方でDSDは「そのままCD風に再生出来るバックアップメディア」として作れる環境は確保しておきたい。従って従来バージョン(ツイッターアカウントさえあれば)が停止されたらライセンスだけ買う。
ちなみに、フリーのファイルコンバータ、DSDディスク作成ソフト探したが、現状、見つかっていない(foobar2000のDSDモジュールは再生中のPCMをDSDにして送り出すだけ)。
本心書くとここで動いて欲しいのがソニーなんだけどね。最初にVAIOに回路積んでdsfファイルを円板に焼いて聞こうぜ提案したのアンタなんだからさ。
ハイレゾに「参入」したんでしょ?
娘の通うバレエ教室は楽曲を「MD」に収めてらっせる。
で、MD自体はあるので、家での練習用に板を借りていた。というのも、バレエ音楽は殆どクラシックであり「同じ曲目」自体は幾らでもあるのだが、大体が踊るがためにアレンジされており、テンポやキー、切り出した部分が教室単位でバラバラなのだ。いつぞや書いたが通称「キャンディボンボン」が、「くるみ割り人形」の第12曲「ジゴーニュおばさんと子供達」(La mere Gigogne et les polichinelles)など典型である。
で、問題はこのMDというメディアである。他の機械で録音されたMDのデータをパソコン等へコピることは出来ない。音楽信号として取り出してダビングしてやる必要があり、一方でこの音楽信号をパソコンへ取り込む仕組みを構築しておらず、カセットテープに録音するという文字通りアナクロでアナログな事をしていた。
が、ウォークマンZX1来て変わった。こいつアナログ入力で録音できる機能を持ってる。対応するアダプタを買えば良い。取り込んだ楽曲はパソコンでヒョイヒョイ出来る。
ぽち。
おれ は あなろぐ でじたる へんかんしすてむ を こうちくした。
「おいMD借りてこい」
「あ、借りられないって、その代わりCDにダビングしてくれるって」
ぱーどん?
「CDにダビングしてくれるって。だからCDちょうだい」
orz
財布ダメージ1100pts。まぁ、アナログ音源の継承はwavかflacにする必要があるから、いずれ使うことになるんだろうけどね。
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