ダメージ0→焼く2万【ハイレゾ音源再生】
よいしょと。
まずこの修正を行ったところで「入れ損」わはは「ハイレゾ音源再生」シリーズ。
ハイレゾ音源はスーパーオーディオCD(以下SACD)を除けばネット配信を落とすのがメインで、応じて再生もパソから送り出す場合が多い。その楽曲はリニアPCMであるwav形式、その圧縮flac、そしてSACDでも使われてるdsf形式などのデータ形式を取り、再生に際してはPCM或いはDSD方式としてDAコンバータに送る。
この中で一風変わったやり方が「DSDディスクを作成する」であった。dsfファイルの楽曲をDVD-R(またはRW)にパソコンのDVDドライブで書き込む(焼く)のである。これにより、DSDディスクの再生機能を備えたCD/ブルーレイプレーヤなどで「CDみたいに」再生出来る。
メリットは幾つかあって、DSDディスクの音楽ファイルはSACDと同じ形式であり、すなわちSACD再生機にDSD再生機能持たせること容易で、対応SACDプレーヤさえ用意すれば、アンプやスピーカそのままでハイレゾオーディオ再生可能となる。オーディオ楽しむ部屋にPCがあるとは限らない上、再生はCDと全く同じ要領。敷居が低いのである。しかも、「DSDディスクを作る」という行為は、ツイッターアカウントさえ持っていればKORG社「AudioGate」の利用によって無料で出来た。
・音源確保→PCで配信DL(必要なのはネット環境とクレカ)
・DSDディスクの作成→必要なのは1枚ン十円のDVD-Rと、そこにデータ書き込めるPC
・再生→DSD再生対応機
である。ちなみにDSD再生機だが、パイオニアのPD-10やソニーのSCD-XE800あたりなら2万前後(2014年6月現在)。しかもどっちもSACDが再生出来る。一方でハイレゾ再生のメインストリームである「USB用DAコンバータ」は192/24やDSD対応で2万5千円位から。どっちがお得?というわけだ。もちろん、PCからではSACDの再生はできない(リッピングする術はあるらしいが難易度が一気に上がるので触れない)。
が、5月末日、そのAudioGateがアップデートして状況が変わった。「DSDディスクを作成する」という行為にKORG社製品を買うか、ライセンス(19800円。14年7月末まではお得期間で9980円)を買うかする必要があるのだ。
これに関し、オーディオビジュアルライターの藤本健氏が「ソフト単体での発売はされてはいるが、DS-DAC-100mの実売価格が3万円を切っていることを考えれば、ソフト単体で買うよりもハードを買うのが得であると思うが、捉え方はひとそれぞれなのかもしれない。」とレポートで述べておられるが、買う奴は山ほどおるやろというのが自分の思いである。何せハイレゾは元々ハイエンド、従って再生環境の持ち主は例えば
(アキュフェーズDP-720/110まんえん)
(DP-550/65まんえん位)
こんなの持ってるのだ。対しKORGのフルコンポ対応DACは4万円くらい。使うか?それよりはライセンス料払うだろう。ただそれ以上に従来オーディオと親和性が高く、しかも安価なアプローチ法のハードルが上がったのが痛い。波形編集とか省いたベーシックなの応じた価格でリリースしてくれ。え?自分?ハイレゾはPCからHDMIで叩き込む/DDコンバータで同軸デジタルで叩き込むが、既に環境整えてあり、新たにKORG社ハードの出番は今はない。一方でDSDは「そのままCD風に再生出来るバックアップメディア」として作れる環境は確保しておきたい。従って従来バージョン(ツイッターアカウントさえあれば)が停止されたらライセンスだけ買う。
ちなみに、フリーのファイルコンバータ、DSDディスク作成ソフト探したが、現状、見つかっていない(foobar2000のDSDモジュールは再生中のPCMをDSDにして送り出すだけ)。
本心書くとここで動いて欲しいのがソニーなんだけどね。最初にVAIOに回路積んでdsfファイルを円板に焼いて聞こうぜ提案したのアンタなんだからさ。
ハイレゾに「参入」したんでしょ?
« ダメージ1100pts | トップページ | 既にバテている »
コメント