特に睡眠薬使いのための~夜間熱中症防止~
●冒頭の能書き
昨日起きて頭痛で参った。汗びっしょりで火照りあり。要するに熱中症である。
寝ている間に熱中症は体調制御の衰えた年齢帯に好発・・・というのが世間一般の認識であるが、これを「そこだけ」と思い込むと自分が死ぬ。とりわけ睡眠薬使いは薬の種類や効き方によっては自律神経のアラームに反応しない。
自戒を込めて未然防止を記す。
●睡眠薬のやっていること
「ハルシオン」とか知る人は多いと思う。こいつらは「睡眠導入剤」で、短期間効く。端的には脳みその「情報伝達スイッチ」を切る。
「サイレース」も基本は同じだが、持続時間が長い。ちなみにサイレース効いてる間にやったことは記憶に残らないことが多い。その間意識自体はあるのでやることはやれるのだが、翌朝サッパリ覚えていないのである。
「夜中の迷惑電話参ったよね」
「さぁ」
「起きて切ってたじゃん」
…全然覚えていない。こんな調子である。このことは、「寝ている途中不快感で目覚めるだろう」を期待してはならないことを意味する。
●あらかじめやっておくこと
調べれば出てくるが、寝ている間に出る汗は快適な状態でもコップ2杯分(300~360ml)程度になるとか。当然、暑ければより増えるので、応じた水分あらかじめ採っておく必要がある。あと「汗をかくこと」自体自律神経が働いて身体を動かしている。すなわち「寝たのに疲れている」事態を惹起しかねない。エアコンを終夜運転し、睡眠時間も充分に確保せよ。え?電気代?環境?健康のために死ぬかい?ちなみに、寝る前に飲む水を「宝水」とも言ったとか。もちろん、朝起きて再補充しておけば万全。
●塩キャラメルの論理性
「汗が乾いて潮を吹く」とよく言うが、汗には塩分も含まれ、水と同時に塩分も失われる。従って水分補給に合わせて塩をなめる。ただ、塩だけペロペロ舐める作業はかなり辛い。そこ行くとスポーツドリンクは水分塩分同時に取れるが、糖分もかなりあるので常用は逆効果な気がせぬでも無い。
で、塩キャラメルなのである。辛酸をなめるような作業はないし、半分に切るとか、定量的にコントロールできる。
●全裸より寝間着
寝間着でも暑けりゃエアコンより全裸、という意見あろうが、全裸だと「その場で汗を吸う」媒体が存在しない。汗の意図するところは気化熱を身体から奪うことであるから、肌にいつまでも汗が付着しているのはその効果を発揮できないことになる。汗を吸わせ、汗の層を薄くし、「蒸発」という現象を促進してやる必要がある。薄くていいので何か着ろ。
●まとめ
・エアコンは終夜運転のこと
・睡眠時間は長めにすること(要は早く寝ろ。仮に早く目覚めても損はあるまい)
・水分塩分は事前事後に充分量摂取すること
・スポーツドリンクは糖分が多いので注意
・塩キャラメルの論理性
・寝間着は着ておけ
以上。「塩キャラメルの論理性」言いたいだけちゃうんけという指摘はある程度認める。
(CDは画像をクリック←ステマ)
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