実録・馬の背を分かつ夏の雨
今日の名古屋。
まずBGM置いておく。
12時。うー暑い。しかしメシは食堂に食いに行かねばならぬ。
15時。どざうピカゴロドシャーン!!
18時。さー止んだやんだ帰ろ。
なのに名古屋地方気象台。
1ミリ。
100ミリ。
サテ!?
裏付ける現象が我が工場で観測された。すなわち、会議に行こうと表へ出たら以下のようであった。東半分はびしょ濡れ。西半分は乾いたまま。「雨の境目」が我が工場にあったのだ。ちなみにその状態で北方を見たところ、カーテンのようなものを帯同した黒い雲があった。雨の降っている有様を、その後ろ姿を見たのである。
で、同じ会議に工場東半分から来た方が
「すっごい雨でしたよね」
びしょびしょ。
「自分、降られてないと言ったら信じます?」
「いや、振り返ったところは降ってなかったんで、自分だけ降られたなぁって」
ちなみに会議中、工場は全体が降雨域に包まれ、しかも「白い雨」(滝の下の方で水が煙のような状態になるのと一緒)であったから、60mm/hは降ったであろう。
「ピンポイント過ぎる。異常現象」と言いたくなるがそうではない。「集中豪雨」の「集中」とはこうした局地性をあらわすが、タイトル「馬の背を分かつ夏の雨」というフレーズの通り、夕立の特性として昔から知られていた現象に過ぎない。ただそれが身近で起きただけ。そしてこのことは、予報だけに頼って目の前を正しく把握できない危険性を示唆する。観天望気が出来る人は良いが、そうでなければ手持ちの情報機器で気象サイトにアクセス。
気象庁公式「高解像度降水ナウキャスト」
http://www.jma.go.jp/jp/highresorad/
ウェザーニューズ「雨雲レーダー」
http://weathernews.jp/radar/
日本気象協会「雨雲実況」
http://www.tenki.jp/radar/
(2014/8/7高解像度降水ナウキャスト開始に合わせて修正)
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