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2014年8月16日 (土)

どうせ配信ならハイレゾで~イマドキのオーディオ入門その3~

●スピーカ再生はハイレゾこそ意味を持つ

折角最初からネットで音楽を買い、アンプとスピーカで再生するなら「ハイレゾ音源」に対応しておかないと損である。「ハイレゾ音源」とは、「High-Resolution=高解像度」音源の意で、CDを越える周波数帯域、ダイナミックレンジ(音の大小)を有する音源を意味する。CDの規格は人間の可聴帯域(~20kHz)と、1980年代当時の技術水準に基づいて決まったが、「高品位に再生されたアナログレコードより音質が悪い」という話は当初からあった。理論付けは色々されるが、「聞こえないはずの音も雰囲気の一部だから」という怪しい物言いより、周波数が高いほど情報が欠落する規格だった、という原理的な話と、人の耳のダイナミックレンジは16bit=65536階調で描ききれる程鈍感ではない、という事実を挙げておく(※)。ちなみにここで「雰囲気」説を採るなら、それこそ空間に充満させないと意味をなさず、なおさらハイレゾ音源こそスピーカから解き放て、という物言いになる。ただ、特にライブ録音に関しては、録音現場の小さな音から反響や余韻……雰囲気を醸成する情報細かく拾い上げられており、臨場感いや増すことは確かである。
※もう少し言うと、小音量はノイズに埋もれやすくなるし、微妙な変化(例えば「ひそひそ」と「ささやき」の違い)も再現しづらい。そこにハイレゾ音源で使われる24bit=1667216階調あれば、後から演算でビット値いじってノイズから逃げても階調数充分だろうし、微妙な変化にも追従可能となる。

●パソコンないのは苦しいが

てなわけでハイレゾ対応を勧める。どうせなら音イイ方がええべ?というのもあるし、現状、配信で取得できる音は圧縮されたせいぜい320kbpsか、逆にハイレゾのどっちかしかないからだ。ただ、スマホでハイレゾ音源を再生するには、端末買ってきてそのまま、とは行かず、ワンクッション要る。

・アップル端末の場合:専用のアプリ、外部接続機器を要す

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(iPhone+アプリ「HFプレーヤー」+ティアックポータブルアンプ「HA-P50」……引用元記事こちら

・アンドロイド端末の場合:対応機種を選ぶ必要があり、かつ、外部接続機器を要す

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(「XperiaZ2」公式より)

ちなみにスマホで内蔵オーディオ機器がハイレゾ対応になっている機種は乏しく、直接イヤホンで聴こうとしても、音源自体はハイレゾでも、CD規格に一旦変換してから出力、というパターンが殆どである。つまり、「ポータブル」としてハイレゾを聞こうとすると、応じた機器類(変換コネクタやらアンプやら)ガチャガチャ持ち歩かないとならない。その姿は決して「スマート」ではない。

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(イメージ。スマホを模したウォークマン+変換コネクタ+USBケーブル+ポータブルアンプ)

新幹線でテーブルにお店広げられるならともかく、スマホでハイレゾ聞くなら、それは「家庭での楽しみ」と割り切った方が良いかも知れぬ。ならばなおのこと、家にはアンプとスピーカを置いた方が逆にスッキリする(上記Xperiaの画像の状況そのまま)。そのアンプにイヤホン挿せばイヤホンからハイレゾは出るのだ。なお、スマホだけで環境を構築する場合、ハイレゾ再生時の電力消費の多さ、ファイルのクラッシュや端末破損による音源の喪失をリスクとして有する。

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(上の「イメージ」の組み合わせでハイレゾ再生を行った結果。計算上、3時間で電池を食い尽くす)

●21世紀のオーディオ旗艦「ぱそこん」

とりあえず、USBの付いたパソコンが用意できれば、音源に関わる諸々の問題はほぼ全部解決する。「パソコンはノイズ源」とは古くからオーディオやってる人には「基礎知識」とされているが、そんなこたぁメーカーもとっくに承知で、パソコン側と電気的に切り分けてデータだけ取り出す回路をアンプのUSB端子に仕込んでいる。パソコンでDLし音源の貯蔵と再生を行い、アンプへはUSBで送り出し、スマホにデータを書き込む。バックアップもディスクやUSBメモリに取り出せば安心である。

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(32GB・CD50枚分。でも特にドキドキしない)

パソコン+USB端子付きアンプ+スピーカー。これでハイレゾを聞く。21世紀のスタンダードはこれであるとここに提言する(キャーカッコイイ)。

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(ソニーのそーいうアンプ「UDA-1」のページより)

次回・最終回

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