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2014年8月28日 (木)

日経という反日新聞

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ソース

これほど読んでいて腹が立ち、なおかつ不快感を覚えた日経記事を私は知らぬ。地道で真摯な日本企業の努力を、技術者たちの仕事を小馬鹿にし、貶めた記事を人間を知らぬ。

技術者上がりと書いてあるがその品性を疑う。激しくののしる。

以下冷静に反論して行く。日本企業に勤める技術者諸兄。もう日経は事実の獲得以外の示唆はもたらさぬ。読まんでも良い。まとめサイトからこれはと思うもの見つけたら一次ソースの論文を漁りに行け。

こうした華麗な変身ができた最大の理由は、同社が2000年以来のグローバリゼーションの動きに的確に対応し、世界各地のニーズを満たす製品を造り続けてきたことにある。

否、他社で売れたものと同じものを外販パーツと製造機械で組み合わせただけ。

ある人は機能よりもデザインで製品を選ぶ。実際、こうした傾向は欧州で強く見られる。

否、機能性を追求すると人間工学的におのずと洗練されたデザインとなる。外面だけ良く見せかけて中身が低レベルではリピーターにならない。ユーザーを馬鹿にした発言ではないのか。

あるフランスメーカー製のブランド物のハンドバッグは、材料は軟質プラスチック製。恐らく原価4000~5000円と安価なものに20万円もの価格をつけて売っている。デザインが秀逸だというブランドが確立しているからだ。

本当に調べてそんな発言をしているのか。

例えば、液晶テレビのバックライトにLED(発光ダイオード)を採用し、率先して大々的に売り出したのはサムスン電子だ。開発で先駆けたのは日本メーカーだが、価格が高くなるからと製品化では後手に回った。

前述の発言と矛盾している。デザインじゃないのか?

デザインが優れていれば、2割でも3割でも高く買う人が欧州には存在するからだ。つまり、コスト競争力ではなく、ユーザーが望んでいるものをいかに提供するかが重要であるという現実を、サムスン電子はきちんと把握している。

ここは論理のすり替えである。デザイン偏重と「ユーザーが望んでいること」は1:1で対比すべきでは無い。よろしいか、デザインは機能ではない。

米アップル(Apple)の「iPad」や「iPhone」、英ダイソン(Dyson)の遠心分離方式の掃除機のものづくりと似たところがある。

どこが?そう、ここもすり替え。「今売れているものが何で、似たものをどうやって作るか」この会社はそれしか考えていない(具体物が無いと具現化できない)。

 ニーズを把握したら、それを実現する手段は「リバース・エンジニアリング」(ハードウェアなどを分解、解析し、その仕組みや構成部品、要素技術を明らかにする手法)だ。リバース・エンジニアリングを用いれば、既存の技術を組み合わせることによって製品を開発できる。それでワクワク感を出せばよい、と割り切っている点が、多くの日本企業の技術者にはない視点だろう。

ここに極まれりの一文ですね。ほかと同じ物作って一儲けしようなどと日本の技術者は考えないし、それはそもそも技術ではない。パクリそのものである。

特に日本の中小企業は、これまで取引先から出てきた図面通りに、言われたままの品質で造ることを要求されてきた。だから、「つくり」を厳しく鍛えられた半面、何を造るべきかという「もの」を考える必要がなかった。

は?何で中小企業を引き合いに出すの?ちなみに中小は製造技術に長けるがイノベーターでは無いみたいな文だが、中小の製造が大企業で集積されてメイドインジャパンなのだし、中小でも製造を経て気づきがあれば積極的に自社で製品化している。中小=みんな下請け、および技術力を小馬鹿にしているようにしか見えない。

だから日本メーカーではいつまでも、技術的に高度ならば売れるはずだとか、それでも売れないのは営業が悪いのだ、あるいは売るためにひたすらコスト競争力が必要だとかいった本質から外れた議論に終始してしまう。

あなたはすでに日本の企業の人間では無い。見てきたように嘘をつくのはやめた方がいい。

筆者は、サムスン電子と韓国の弱点を明らかにし、そこに付け入ることを主張しているわけではない。むしろ「つくり」を勉強し始めている韓国企業に対して、日本企業が得意な「つくり」を指導し、逆に日本企業は韓国企業から「もの」を考える力を補ってもらうといったように、互いに補完することでWin-Winの関係を築けるのではないかと考えている。

あはは、サムソンが何を創出して、日本の技術力があるのに、何で手を組んだら日本に得るものがるんだい。毎日充電が必要な腕時計や三面鏡みたいな「スマート」ホンがあんたのいう「もの」かい。

以上。であるが最後に私見。この記事、見ての通り「既存のまねごとを外面でごまかして金儲け」かほどサムスンおよび韓国という国体そのもの縮図もあるまい。醜悪で胸くそが悪いのは、例えば松下幸之助の言葉を借りれば「庶民の生活を豊かにする」岩崎弥太郎の言葉を借りれば「三菱は岩崎家一個のものではなく、国家社会のための三菱である」といった、物作りで目指す大義のかけらもなく、ひたすら金儲けのみに汲々としている浅薄さが透けて見えるからに他ならない。氏は恐らく日本企業が膨大な技術遺産を後世に申し送るための努力を続けていることに価値を見いだしておるまい。日本の若き技術者たちよ、苦労なさい、挑戦なさい。でもそれを経て技術はあなたの血となり肉となるのだ。その抵抗がなぜその値でそこに付いているか理解できるのだ。ねじの位置や本数、太さの理由が分かるのだ。そして、作る人のための設計の必要性に気付くのである。

日本は韓国と価値観や方向性を全く異にする。私は日本の方向性が正当であると信ずる(2や3はもっと酷いことが書いてある)。ああ、「イノベーション」を求められて苦悩している開発者よ、例えば「QFD(品質機能展開)」という言葉で検索することはヒントの一つになろう。

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