オアシス21
「名古屋・栄の?」
「うん」
「なんでカテゴリ『虫』なん」
「せやから『オアシス21』やん」
このガラス屋根のてっぺんには水が張ってあり。
登れる。背後のタワーは名古屋のランドマーク「テレビ塔」である。
当然、のぞき込めば下が。
親だが、空から女の子が。
「で?虫の話は無視か?」
まぁまぁ。娘が申すにはここにアメンボがおると。
ヤゴじゃねぇか。
こっち見んな。
「アメンボいないなぁ。ドコ行ったんだろ」
んなもん飛んでいったに決まってんじゃねぇか。翅があんだぞ。
「これ何?」
「マツモムシ」
こういう吸血・肉食系が生きてるってことは、それなりにエサとなる昆虫類も来ると。しかしマツモムシなんて逆にアパートの前の田んぼとかいないんだが。
いっぱいいるじゃんか。
栄は名古屋の中心である。そこに水生昆虫たちのオアシスがある。季節は秋に向かう。
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