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2014年9月19日 (金)

再考・ソニーらしさ

芳しくないねぇ。

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パナソニックと共に凋落の象徴と言われ、そのパナソニックは往年のオーディオブランド「テクニクス」を復活。オーディオを本業としないパナがオーディオに本腰を入れ、オーディオに端を発するソニーがスマホの失敗で叩かれる。なんというねじくれた皮肉か。

「ソニーらしさがない」どんな分析もそう言う。そう言っておけば間違いない、みたいな。本当だろうか。そも、ソニーらしさとは何ぞや。

ウチにあるソニー製品を掲げる。

・ウォークマン(5台。メモリ・MD・カセット・DAT)
・カセットデッキ
・DATデッキ
・8ミリビデオ据え置きデッキ
・ガラケー(ソニエリ)

現状、一般市販されているソニー製品は主にこう

・テレビ
・ブルーレイ
・オーディオ
・ゲーム機
・スマートホン
(・パソコン)

過去「ソニーらしい」と言われた主なものこう

・トランジスタラジオ(小さい・安価)
・トリニトロンブラウン管(円筒形で画素が見えない)
・ウォークマン(高音質オーディオの持ち出し)
・コンパクトディスク(但し光ディスク自体はオランダ・フィリップス)
・家庭用ビデオカメラ(特に8mm。小さい)

そう、「何か特徴が書ける」そして「それまでになかったもの」「いろんな応用展開可能性が期待できるもの」

比して今の製品群は「他社でも同じものが揃えられる」。

更にいわゆる「ソニーらしさ」はアップルが継承したとかよく言う。本当だろうか。アップルの製品群を書き並べる。

・パソコン
・スマートホン(但し液晶画面で全て事足りるという端末は初)
・携帯音楽プレーヤ(但しネット経由で楽曲を放り込むという仕組みを確立)

「他社でも同じ物が揃えられる」

ありゃ?しかも新しいデバイスや機械的規格を立ち上げたわけではない。トリニトロンも光ディスクも作っていない。液晶タッチパネル自体はあったし(銀行ATM)、iTunesはソフトウェア。ただ、それら「あり物をかき集めてネット接続端末にする」「ネットで音楽を落として専用端末で再生するという概念」は「発明」かも知れぬ。

ネットがインフラになった以上、これから作る視聴覚アイテムはネットなしでは存在し得ず、ネットの容量に束縛される。残されたのは純粋に性能が高いか、「ネットを使って出来る何か新しいこと」に限られる。さりとて視聴覚相手の商売で「新しいこと」何か生み出せるか?

答えが書けないが、それが現状であるとも思う。そして振り返るに「ゲーム」…プレイステーションをゼロから立ち上げたのは、そういうハード・ブランド・イニシアティブを取ろうとしたのだ、と受け取れる。ただ、視聴覚メディアの中ではニッチそのものだ。

今は雌伏し、純粋かつ単純に「性能」そのものを磨く時ではないか。一つ書いておくと、ウォークマンはハイレゾ応じたクオリティ持っていると言えるが、液晶というデバイスはディスプレイ用としては最悪だ。逆に言えば「いつまでこだわっているんだ」である。パッシブ(自らは発光しない)で反応が遅く、再現性(色のダイナミックレンジ)も狭い。それで4Kとか表現できるとは思わぬ。チップLED並べるとか本物の有機EL載せるとか、別の自発光デバイス考えるとか、できること・すべきことあるんじゃないのか。

サムソンに技術力は無い。パナソニックは自ら開拓者になろうとしない。ソニーよ、霧の向こうに沃野はある。

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