林ももこon伏見ハートランド~東名阪ワンマンツアー-惑星になりたかった星たち-~
最初に歌声を知ったのは「自分も同じ」という向き、多いであろう「フレッシュプリキュア」エンディングである。
ニチアサの幼女向けアニメに異質と言って良い大人びたリリックと声。「他にどんな歌を歌っているのか」興味を持った。
当時関東に住んでいたからイベントに彼女が出ると知るやササッと出かけた。
(練馬アニメカーニバル2011/アニソンガールズライブ)
ハスキーにしてパワフルな歌声は虜になった。同じ頃彼女はシンガーソングライターとしてリスタートを切ったところであった。タイミングを合わせて娘と一緒にライブに出かけた。だがやがて名古屋に引っ越すことになる。
会える機会が減るのかな…そんな事はなかった。彼女の方から来てくれた。栄ミナミにアスナル金山、フリーライブに対バンライブ。ひょいと行ける。ありがたかった。
そんな彼女がついに名古屋でワンマンライブを開いてくれた。ツアーのファーストでしかも新アルバム「CIRCLE」の発売をひっさげてのレコ発ライブに名古屋を選んでくれた。
林ももこプレゼンツ LIVE PLANET 2014 東名阪ワンマンツアー~惑星になりたかった星たち~
ワンマンライブであるからレパートリーから構成されていた。
それは「5」まで進んだ円盤番号の移ろいを示していた。
林ももこは確実に進化していた。
楽曲は洗練を繰り返していた。前の楽曲も異なったアレンジで異世界を聞かせてくれた。それはあたかも皆既月食の赤い月が星空を異世界に変えるが如くでに感ぜられた。
それは星たちの煌めきに満ちていた。
それは加速し続けていた林ももこを証ししていた。
彼女の楽曲にBPMの速いものは少ない。しかしいつの間にか光速近くにまで達していた林ももこであった。スターボウという理論上予言されている星の虹色七変化を想起させた。
Ba,Gu,Syn,Pf,Drと5バックを得てなおドライブするメインボーカルの姿があった。否5バックと共に上昇し続けるCIRCLEの姿、すなわち螺旋を描くチームの太陽として輝いていた。
浴びるように歌を聴き、溺れてびしょ濡れになって、そして気がつけば彼女の名を叫んでいた。オーディオマニアの端くれとして大いに堪能した。
ひとつひとつが集大成という彼女であるが、その歩みに新たなマイルストーンがまた一つ。
構成:チーム林ももこ
AG.&EG.中村博(ひろしーぬ)
Syn.安保一平(いっぺーちゃん)
Bass.小倉諭史(さとちゃん)
Dr.宮本ブータン(ぶーたん)
Pf.飯田美咲(みさきちゃん)
SetList:classified(for 2014/11/22)
宝物追加。
★当記事は2014/10/22林ももこ照査済
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