デジタルデバイド2014秋
●最低限基本的な情報はこれで良いのか?
ネットをケーブルテレビからフレッツ光に乗り換えることにした。遅い分には構わんが、時々途切れるのはかなわん。ピンチヒッターであいぽんテザリングを起用する回数も増えた。
ネット経由で申し込んで電話が来た。
『パソコン何台使いますか?』
「3台。後はスマホやらゲームやら」
『設定用パソコンのウィンドウズのバージョンを教えて下さい』
「8.1ですね~」
『プロバイダはどこかお決まりですか?』
「そねっとの予定です」←ケーブルテレビに入る時にwebサイト維持用に契約は残してある
『月100円でWi-Fi使えますがどうしますか?』
「ルータ持ってますんで」←本当はこれから買う
『ですよね。判りました。では工事日は……』
ふぅ。つらつら書いたが実際にはこれに加えて割引制度、ナンバーディスプレイどうこう、工事代金、違約金の話があった。よらずネットインフラを家庭に引き込むには、幾らかのハードウェアと、ソフトウェアによる設定作業の知識を要する。しかしWi-FiったってONUにハード自体は入っていて、「動かすためのチップを月100円で貸します」って奴だぜ。ボロいというかせこいというか。知らない人を陥れるためのトラップちゃうか。完成された陥穽というか。ちなみに義父は「全部業者(白犬)にやらせた」とのことだが。
●女の子の限界か?
OPPOのブルーレイはスマホからいじれるリモコンアプリが用意されている。OPPOとスマホの双方を家庭内のネットにぶら下げると両者通信して「スマホをリモコン代わりに出来る」というもの。NASから音を呼び出すのにいちいちテレビつけるのもウザいのでそれでチョンチョンしてたら娘が宣った。
「何がどうなってるか判らないけどスマホでいじれてるのは判る」
3DSであれ、あいぽんであれ、パソコンであれ、娘は設定の済んだキカイをいじることは出来るようになってきた。とはいえ動作の理解は「テレビとレコーダを繋げば絵と音が出る」が限界である。もう一個シーケンシャルに繋がっていたらもうダメだ。ちなみにブルーレイは
あいぽん~無線~ルータ-有線-ブルーレイ-有線-ルータ-有線-NAS-有線-ルータ-有線-ブルーレイ
という流れで音楽データを呼び出している。そしてそうした流れを理解していないとシステムの構築も制御も、応じた利便も得られない。やがて娘は家を出て行くであろうが、「テレビとレコーダを繋げば絵と音が出る」が限界で、こうしたシステム構築は困難かろう。利便なのは結構なことだが、難しくして(理解していればなんくるないことを設定費用と称してぼったくって)いいものか。ソニーがAV機器あれこれにNFC仕込んで、接近させればペアリング、というのを増やしているが、実はこれ地道な「困難からの解放」への作業と見込む。使いたい機械は一カ所に集めて電源入れれば互いを認識。出力から入力を呼んだり、入力から出力を指定すれば絵や音が出る。これが理想だろう。以前も書いたが接続やデータのやりとり、貯蔵はバックボーンで勝手に(ワイヤレス・シームレスに)やってくれればいいのだ。そのくらいのインテリジェンス持たすこと可能であろう。逆に言うとあんどろいどなんかそっちに親和性が高いのではないか。
規格があって、ハードがあって、ソフトがあって、同じ目的にやり方が何通り。
目的を達成するための過程を把握するのが逆に目的になって来そうな気がする昨今。
さてルータどれにしようかな。ケーブルテレビ会社の奴は内蔵品だったから最近のルータ見てないのよ。
« ミッション3分往復1000円 | トップページ | ローンチ »
コメント