一体何が起ころうとしている?
なんじゃこりゃ。
「特に北海道地方では、雪を伴った猛烈な風が吹き、見通しがまったくきかない猛ふぶきとなるおそれがある。」
そりゃそうだろうよ。天気図をよく見ると、上海付近の高気圧は1036hPa。根室付近の低気圧は948hPaとあり、差が90hPaにも達する。1000hPaの空間に910hPaの台風を置いたのとさほど変わりない(910=室戸台風クラス。伊勢湾より強い)。
温帯低気圧で950を切るようなヤツは10年に1個2個というレベルである。爆弾低気圧と言うが、爆弾にも程がある。
(宗谷地方17日)
東の風 非常に強く 後 北東の風 非常に強く 雪 で ふぶく
こうなると降っている雪か落ちた雪が再度舞い上がっているのか分からなくなる「地吹雪」というヤツだ。そして視界は一面真っ白で方角や運動感覚が把握できなくなる。「ホワイトアウト」というヤツだ。そして何より、人体なんか一瞬で凍えて動けなくなってしまう。「パッとサッと」なんて甘い。身体が勝手に縮こまる。そしてそのまま、動けなくなる。
「外に出るな」これほど強い警告も珍しい。「そうも言ってられない」という方も多かろうが、深刻に危険な状況になると推定される。絶対、17日水曜でなければならないのか。再考願う。
て、人のこと言ってられん。
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