危機管理
●JR東日本
・倒木で停電
・近くに道路が無いので乗客は車内待機
・作業中防寒シートと軽食を配った
・所要8時間
・支社長「乗客に大過なかったからいいじゃん」
あのな。もう一言「馬鹿め」だ。
なぜ「乗客の体調」という視点が無いのか。オマエそこに居たいか。オレが現地にいたら「気動車で来い!」と怒鳴っているだろう。気動車=エンジン動力の車両である。停電なんか関係ない。ちなみに東北地方太平洋沖地震の際、三陸鉄道では津波で線路を絶たれたが、エンジンのゆえに照明も空調も失うことなく、乗客と共に救助を待った。フクイチもそうだが、電気に依存するなら、なぜ「電気が無い」事態の発生を考えていないのか。
怒ってばかりじゃしょうが無いので案を幾つか。まず今の電車は半導体電力変換装置を積んでいるので、やりくりして空調機運転できる(平滑コイルは昇圧用のコイルにすんだよw)。信号電流を使うか、線路に沿わせて低電圧のケーブルを這わせ、そこから取り込むなどして最低限の照明空調賄う方法あるだろう。他には救助作業用モーターカーに発電機を積むか、電源供給車を用意することは出来るはずだ。現代版「暖房車」記号「ヌ」復活。ちなみに到着するまでの間はデカい蓄電池と半導体回路で持たせる。1両だけでもフル空調出来れば良いのだ。701系とか床下スカスカではないか。スペースが足らないとは思わない。JR東日本はもう少し乗客本位の考え方をして欲しい。安全は当然だが過剰に過ぎて理解できないことばかりだ。
●タカタ
おいおい。現時点このタイミングでサイトトップがそれでいいのか。ちなみにエアバッグ問題はニュースリリースにうじうじ書いてあって。
そりゃアメリカの公聴会だから英文だろうよ。でも日本語で「別紙の通り」と書いておいて別紙これでいいのか?日本向けに出すのがこれでいいのか?
(部分訳)これらの地域のアクションの1つの重要な機能は、データの収集、検査、およびさらなる分析のためにフィールドからインフレータを取得することである。過去数ヶ月では、我々はテストされ、それらの領域外に高い絶対湿度の区域内からとの両方から返されたエアバッグ用インフレータの数千を、分析し、我々はテストのために我々の能力を高めるために取り組んでいました。
別のリリースには
うん、「お察し」である。データ量がどうのこうのは何の説得力も意味もなく、説明にもならないことは言うまでもない。今なすべきは「指摘が正しいかどうか精査」ではなく、「とりあえずこれなら大丈夫」に全数交換することではないか?金は掛かるかも知れんが人命は取り戻せんのだよ?
●白馬村
良事例も。11月22日の地震で倒壊家屋はあったが人的犠牲はゼロ。
(ネタ元。ヤフーニュースなのでアクセスタイミングによっては消えているかも)
都市部でそう詳細に誰がドコで嗅ぎ回るのは嫌がられるかも知れぬ。ウチもイヤだ。だが、非常時には一カ所に情報がバッと集約するシステムあっても良いと思う。緊急地震速報等着信の際に受け取った旨(それこそ「既読」さね)返すシステムを付ければ良い。ちなみにこれやるとそれこそビッグデータとして「今誰がどこにいるか」瞬時に分かる。津波の危険がある人にこれまた即レスで「逃げろ」とか通知できる。
ネットワークは情報インフラだ。使わない手は無い。
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