甥っ子の悩み、人生
妻実家HDDプレーヤにバッハの音源放り込んで今日のミッション終わり。え?じゃないの?ほうほう、甥っ子が来年の高校受験に向かい今後の人生設計どうしようか悩んでる?オレに経験談を訊け?
「何がワカランかもワカラン」
まぁそうかも知れんな。仕事なんて理想を言えばあれこれやってみて楽しいと思ったヤツを選べば良い。だが時代がそれを許さない。それが出来る人は応じた経験値と説得力を持つ人だ。結論から言うと、親戚大人それぞれがどんな仕事をしているか(いたか)語り、選ぶ段には見聞を広げ仕事自体何があるのかよく知れというありきたりの話になった。とは言え他に手段もなくミラクルもない。これ、という出会いがあれば良いが、無ければどう転がっても良いよう普通科の高校に進んで適性で文理どっちかを選ぶか、程度しか無い。ただどっちにせよ選択肢を広くとるため成績は良い方が良い。大体の高校には「なるにはシリーズ」とか職種と就職の指南本がある。それを見て興味そそられるか、ってなところだろう。ちなみに自分の級友には、手当たり次第専門学校受けたら調理師の学校に受かったのでそっちに進むことにした、とか、受かった専門学校で就職先が見つからず、卒業後その専門学校の講師になった、なんて奴もいる。他には大学によっては卒業と共に教員免許が得られるが、そのまま学校の先生落ち着いた奴もいたり。
「第1次産業はイヤ」
「だからってウチの会社だったら『即インドの工場に行って下さい』とかあるで?行きたい?」
「……」
まぁまずは見聞を広め世界の潮流から各職種に何が求められているのか知って下さいな。矢を放つのに引き絞る時間を充分取るのは悪いことではない。
« 年明けてしたことは | トップページ | 三が日が終わるわけだが »
コメント