古い電車・新しい電車
「さてはネタ切れだな?」
ご明察。さておき、何でも名鉄さんが2014年で開業120年とかでいろいろやってる。名鉄はいろんな会社の寄せ集めだが、母体企業は「愛知馬車鉄道」であり、これの創設が1894年なのだ。
自分物心ついて初めて見た電車は東武であるが、ヲタ趣味的には名鉄の方が面白い。形式が多いのと、貧乏くさい物持ちがいいので古い電車と最新型がいつも混じって走っているからだ。しかも古くて廃車にしたと思いきや、メカはそのまま車体だけ冷房付きにしてカムバックとかしばしば。
これは瀬戸線にいた「6750系」という車両。左右で顔が違うが、右が第1次生産で左が2次以降である。こいつらは1952年に製造された3900系からメカを使い回し、1986年に「新造」した。
(3900系ク2903形。Wikiより)
なのでんごごごごごごとでも書くか、モノスゴイ音を立てて走った。2011年まで瀬戸線にいた。ざっくり60年の活躍(?)ということになる。
そして今これに統一されている。4000系という。滑らかで平坦なボディと明るく清潔な車内。動力性能は比較にならぬ。だが男の子的には古豪達の方が圧倒的にメカメカしくて好きだ。むき出しの「機能」その機能の集合体というゴツゴツ感。隠さない。最も隠さないのには、こまめにメンテが必要でカバーの類いが邪魔だというのはあったのだが。
ちなみに昭和50年代、鉄道好きでも新幹線は眼中に無いという向きが多数有った。メカ見えないし形式はひとつだけ(0系)。個性とか特徴といったものはないし、「メカメカしい」部分は全て隠されていた。要は「速い以外に取り柄が無い」のである。最も、最近は300キロレベルで走るようになってきて「速い」ただそれだけというこれまた男の子な理由で新幹線OKなファイルも増えているのだが。
恐らく、鉄道好きにも「システム性」が好きな手合いと「メカニズム」が好きな手合いがいて、後者は古い方を好むと思われる。彼らにとって新幹線に代表される新型はソフィスティケートされているが何か面白くない、のである。自分もどっちか言うと後者だが、エレクトロニクスは好きなので半導体山盛りの最近の電車もチェックは欠かさない。
なので、どっちの方面の電車もウジャウジャ走っている名鉄はウハウハなのであるw(どんなオチだよ)
(公式の画像を切り貼りオールスターズ。すごかろ?w)
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