事実は・・・と言いたくなる星スケールの話二題
●スーパーサターン
(ネタ元はここ。但しタイミングによっては消えているかも)
星の名はJ1407b。ケンタウルス座の方向距離430光年という。大きさは木星の10~40倍。30本以上のリングを持ち、輪の径は土星のそれの200倍にもなるという。だから「スーパーサターン」とか。これはイメージ図。
おお?ってなもんだが、太陽系の惑星ども自体太陽のリングがそれぞれ星の形にまとまったようなもんなので、中間スタイルのこんなのがあるのは当然っちゃ当然。ちなみに太陽系を外から見るとこんな格好をしている。
(JAXAより)
斜めの軌道は冥王星。「カイパーベルト」や「オールトの雲」は言わば「惑星になりたかった星たち」が漂っているところ。で、そこから時々太陽に向かって「落っこちて」くるのだが、その中に「汚れた雪だるま」とよく言われるが、塵とガスと氷がぐちゃぐちゃに固まったようなヤツがあって、
太陽に近づくに従いこういう姿になる。
そう。彗星。言わば彼らは「太陽のリング」をなすもの。最も、彗星の存在で分かるように「スーパーサターン」氏も、我々の土星もだけど、輪の姿をしていられるのは(天文学的スケールでは)そう、長くはない。構成員(!)が均一等間隔でない以上いつかバラバラ。
(尾っぽなし彗星=核はテンペル第1彗星/nasa)
●震源地:氷
「氷震」って知ってる?英語ではcryoseismって言うんだって、土の中の氷結部分に亀裂が生じる際のショックで発生する地震だと。氷河の大規模な滑りでも起こるとか。英語では他にice quake、frost quakeとも。まぁプレート内で岩が動いて地震になるので、氷が動いても地震になるわな。
(まとめサイトから)
するってぇとあれだ、Enyaとかケルト系の楽曲で「大地」のイメージとして入ってる重低音や太鼓みたいなドーンはこのイメージか?寒いと吠えて動く大地。すげぇな。ちなみに日本では屈斜路湖の小規模なヤツの研究が知られる。
・・・どこかで慶長地震(1605年)の震源はメタンハイドレートが滑ったんじゃね?って説を見た気が。
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