コスパ最強!プチぼったで儲けよう
などというお説をネット上で見かけてびっくりした。要は
「大したことのないサービス・機能を勿体付けて高価で売りつけよう」
という発想である。ぷちぼったくり。
食い物の方は居酒屋の所行で知られるが、実は「大したことのない機能をさもすごそうに謳って高価で売りつけよう」という発想にはオーディオとか諸々ブランドモノで多い。
バッグとか時計とか外車なんかに至っては「高くないと売れない」。
(↑同メーカの他の製品群が軒並み30万円以上ばかりなので、7万円台の値付けゆえに生半可扱いされた子)
まあデフレデフレで安っぽいものばかりになった昨今においては、値の割に情けない内容でも良いように見えるのかも知れない。
そこで、「ちょっとしたオリジナル」を「ちょっと高い値段」で売りつけよう、売る側にとっては小手先いじっただけなので大して費用掛かってない。コストパフォーマンス最強、というわけ。ぶっちゃけ、パソコンの設定サービスなんかその手の代表と言って良い。ネット繋ぐだけで1万円とかどんだけ商売や。配信音源の歌詞別売りなんかもそう。ハイレゾなんてプレミアム音源買ってやってるんだぞ。歌詞かライナーのpdfくらい付けろバカモノ。
要は使う側も「目利き」にならないと引っかかる時代になってきたよ、ということ。オレが「音質マイスターのチューニング云々嫌い」言ってるのもまさにそれ。ちなみに音響屋がそういう理論的裏付けないこと言い出したらその会社は終わりの始まり(=出す技術がない)。
叱ろうかね。
「めっ!」
「読み取りスピードが速くなるほど不要な振動が発生したり、無駄なエネルギーを消費します。本来はハイスピードが出せる部材を、あえてスピードを落として使うことで、その余力を信号供給の安定化に振ることが可能になります」
し ん ど う ?き か い て き な ?
クーロン力?磁力?どっちにせよデータを読み出すには関係ないじゃん。しかもMHzだろ?イヤならダンピングしろや。
「具体的には、カードからファイルを読み出す際に発生する、微弱な電気的ノイズに着目。読み出す際に使う電源は、当然ポータブルプレーヤーの電源が使われるが、カードに採用されているメモリコントローラーなどのパーツによっては、電気を多く消費したり、安定度が低いといった“大飯ぐらい”のカードになる事があり、プレーヤー側の電源がそれに揺さぶられるような形になり、電気的なノイズが増加するという。」
「信号の伝送が安定することで、プレーヤーの部品や回路に悪影響を及ぼすノイズも低減する。単純に1/0のデータを読み取るだけなら問題はないが、オーディオ再生の場合は音質にダメージを与えるノイズを回避するため、これが大きなプラスの効果につながる。」
ごめん何言ってんだかサッパリ分からねぇ。読み出しの電位変動バタバタがイヤならバッテリ段からダイオードで回路ぶった切れば軽減できるし、読み出しレートの時間変動がイヤだと言うならタラタラ一定速で読み出しておいてキャッシュで時間軸合わせればいいだけの話。え、そういうのがギジュツちゃうんけ。
て、言うか、オーディオこじらせると理論に興味が向くから、ハイレゾ組はすべからくハァ?状態じゃねーの?
ソニーよ正気か。
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