時刻表を見て企む2015
一般に時刻表をニヤニヤしながら眺める人間は傍目に変だが実際変なので何とも思わない。
本題。一般に名古屋から北陸を見た時、最短距離は間におわす岐阜県の縦断になる。しかしそこは飛騨山地越えの隘路であって、更に鉄路は非電化単線高山本線。山道エンジンえっちらおっちら3時間40分。なおこの地図クルマで走ると3時間10分出て来るが、公共交通機関と考え高速バスを調べるとやはり3時間40分。ちなみに金沢からの「北陸鉄道」鶴来から先存在した頃「金名線」(きんめいせん)と称したが、「金」沢と「名」古屋を結ぼうという希有壮大な計画の名残である。
時を経てそこに今般新幹線開通。何か恩恵あるのだろうか。
「駅すぱあと」さんに検索させると金沢-富山60キロ20分新幹線にて現行3時間20分が2時間54分と3時間を切ってきた。ようやく鉄路でクルマに勝つる。
ちなみに行き先をアルペンルート目して黒部(黒部宇奈月温泉)で検索させるといろいろ面白い結果が出て来る。
・名古屋7:36→黒部11:07(米原まわり)
・名古屋7:00→黒部10:58(長野まわり)
・名古屋6:52→黒部10:58(東京まわり)
急がば回れと言うものの、直線距離240キロを350キロ乗っても700キロ乗っても35分しか違わないという何か違う何か。
実はこれ「長野まわり」が非常に勿体ない。「しなの」が長野着毎時55分くらい、「はくたか」の長野発が毎時15~40分なので待ち時間が長いのだ(「しなの1号」のみ長野10:08発「はくたか」に丁度良い)。
糸魚川だと
「しなの」→「はくたか」3h43m
米原まわり3h45m
「のぞみ」→「かがやき」→「はくたか」3h51m
かゆいw
ただこれ、どれも決定的なルートじゃないということは、単純に旅を目した時、「同じルートを往復」する必然性がないことを示唆する。そう「わざわざ遠回り」という後ろ指刺されることなく「ぐるっと回って帰ってくる」旅程が組める。芦原温泉・和倉温泉・宇奈月温泉いずれか2泊とか面白そうだ。もちろん、乗り鉄するにも効率が良い(?)。自分の場合長野までの新幹線は既に「あさま」で乗っているので新規開業区間さえ乗れれば良い。するとこういうことが出来る。
その昔「しろがね」「こがね」という名古屋-富山-米原-名古屋という循環運転の急行列車があってですね。
その現代版と言うべきか。金沢で昼飯買い込んで丁度良い。まぁ、そのうち。
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