憎悪の反復
人間の尊厳をことごとく踏みにじった結果であって、王国の政府、国民各位、何よりご家族親族の方々の怒りと悲しみはいかばかりであろう。軍事力も併用した報復を決意されたという。王国政府の決断を尊重する。巻き込んだ形になり申し訳なく思う。
しかし「敵」は主体も無く実体を持たない。小さな集団がそれぞれ意図を持って動いているので、末節を損耗せしめても全体の動きには影響が無い。いわば「群体」である。更には、全体を一瞬で抹殺したとしても、「思想」自体は幽霊のように残り、群体の再構築が始まる。その有様はゾンビさながらである。
以上事実のみを記す。兵士の魂汝の信ずる神の懐にあらんことを。
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