バヌアツにサイクロン
サイクロン「PAM」
南緯20度、東経170度の渦巻きがそれである。なお黒い点はゴミのようだが「眼」である。
ほぼ、フィリピンで高潮被害を出した台風「海燕(ハイエン)」(台風1330号)と同様の規模、様相になったようである。
(wikiより)
普段からの啓蒙と情報通知のシステムを、と言いたいのだが、バヌアツの場合それだけでは済まない。例えば日本であれば、既存の防災システムで手に負えない巨大台風が来たというなら、遠地へ逃げてしまえば良い。いかな超大型といえど、1000キロも離れればまず問題は無い。フィリピンも同様で、最悪、物量作戦で逃げられる。
比してバヌアツは海洋島嶼国であり、超大型では回避する国土がない。標高1800mクラスの地域もあるようだが、それは高潮には有効でも暴風雨を免れることは不可能である。併せて言うなら、近隣は地震多発地域であり、津波のリスクもある。これらは同国に「頑丈な避難ビル」の必要を示唆する。
壊滅的な被害と通信途絶により、全容は未だ掴めていないが、「少しでも多く救い、再発防止のために」日本が出来ることは多くあるはずだ。まずはカネだけでも良い。やれることをやっていこう。ちなみに、ここは愛知万博に出展していて、コーヒー豆買ったりした。大いに心配している。
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