愛知県の震度4
・・・これ発生してから22時間経つが、これ以降地震ナシって「B値」はどうなん。
さておき。
名古屋は年に1~2度有感があるかどうかのせいもあり、会社昼飯ギャルズも父ちゃん’sも方々「揺れたよね~」「びっくりしたよね~」「寝れなかった~」
名古屋人どんだけ地震に無防備かって話である。南海トラフのことどれだけ意識してるのか。ちなみに先の「名古屋に直下型~」の記事にはワッとアクセスが来た。だからコトが済んでからうろたえてもダメだってばよ。
で、「それ」の可能性があるか少し調べた。端的にはまず違う。なぜなら震源が深く、ゆえに潜り込んでいるフィリピン海プレートか、フィリピン海プレートとユーラシアプレートとの境目と思われたからだ。観測結果を少し貼る。
フィリピン海プレート「押し」とユーラシアプレート「押され」による境目で発生した逆断層型。ちなみに「直下」になり得る断層群はもっと浅いのでこれとは違う。また、4連チャンで画像貼ったが、その1枚目にあるようにこのエリアでは多発しているタイプの地震と推察される。
そういう理解でいいのか少し深掘りしてみる。愛知県で震度4以上を条件に過去の地震を検索する。気象庁でたどれるのは関東大震災以降の全て。
いや、これしかない。愛知で震度4以上は非常に少ない。3は東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)、24は福井地震、26は昭和南海地震、28は三河地震、29は昭和東南海地震、33は大正関東地震(関東大震災)である。
みかん色したのが今回と似た深さの連中である。今回の地震は北緯35.35東経136.81深さ41キロとあるので似たのを抽出する。
この辺?おおむね5年に一度と書きたいが99年以前が出てこないね。これは「気象庁や測候所以外の地震計」が増え、それらが震度4以上を記録した例が近年増えているから。そこで今度は名古屋地方気象台で震度3として検索してみる。震源の深さや震源位置で絞るとこの通り。
同一群じゃね?間隔は不均一。10年ほど静かと思えば2~3年置かずぱたぱたっと動いたり、でまた10年空いたり。すると今回また「10年置いて」起きた、と考えれば妥当。但し、3.11の時は日本全体が揺れたため、その時も動いた、かも知れない。
ともかくもまぁ、この地固有のグループに属し、直下型とも南海トラフとも、3.11余震群とも違うとは言えそう。あまり心配する内容には直結しない。
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