うちやえ ゆか バースデーワンマンライブ ~Happy Diary♪~on Miiya Cafe @yaedon
●冒頭の能書き
「アート引越センター」のCMで流れる澄んだ声の持ち主をずっと探していた。もちろん、同社に聞けば判ったはずだが、「縁があるならいつか巡り会う」と具体的なアクションはしなかった。今思えば「巡り会う」と判っていたのかも知れぬ。
うちやえ ゆか(画像クリックで公式)。「ふたりはプリキュアスプラッシュスター」のオープニング曲は自分のオーディオ的評価のリファレンスにしていると常々書いている通り。斯くしてこのように巡り会った。
誕生日(4月10日)にちなんだバースデーライブは久々復活して2回目ということで出撃した。場所は銀座Miiya Cafe。以前、別のイベントで音が良いと書いたハコである。そしてドアは開いた。
バースデーワンマンライブ~Happy Diary♪~
(Support:Key.:一平ちゃん/Bass:雨宮けんちゃん/Dr.・Per.由くん)
~第1部~
黒い淑やかなドレスで登場。歌姫登壇、なのだが、その姿はありゃまありゃまのはっちゃけトークが炸裂するとは誰も思わない。
1.U→Next
アルバム「Sweets」収録のアゲアゲソング。気持ちよく声がしみ通る。
2.希望のかけら
プリキュアのボーカルアルバム収録。笑顔でかけらキラキラ輝く。
3.切符
プリキュア以後ソングライターとしても名前を見かけるが、その、自身作詞作曲の初めてがこれ。音源今でこそCD-Rに焼くということ出来るが、当時カセットテープで販売したそう。しっとりとしたバラード。成熟した声とのコラボがたまらん。
4.桜路~夢のひとひら~
アルバム「Sweets」から。今の季節に合わせてセレクト。和のテイストが似合うのは大和撫子の証し。
5.My Dear Friend
プリキュアのボーカルアルバム収録。「震災の時、『歌が元気の力になれば』と、それでもみんなで歌おうと決めた時に、私はこの曲を選びました」。果たして2011年6月、声優の緒方恵美さん主導のチャリティライブで歌った。そして、オレの「うちやえライブ通い」はそこが始まり。
6.木綿のハンカチーフ
太田裕美のカバー。時代を超えて歌い継がれる名曲である。澄んだ声と良く合う。
7.恋歌
前回「あにまーと」でも披露された、ご当地ヒーローショー向けに制作された楽曲。しかしメロッメロのバラード。「最初に歌ったのは随分前なんですが、最近『歌ってみたら?』と言われて、また歌うようになりました」綺麗だ。バラード集めてハイレゾで欲しいぞ。
8.きらきらキララ☆彡
第1部の締めはアニメ「おねがい♪マイメロディ きららっ★」のOP曲。女児向けアニメだが曲自体は大人が聞くと身につまされる部分がある。イケイケで中締め。
~第2部~
衣装代わってオレンジ色のワンピースに白いレースの肩掛け、髪に花飾り。
朗読「森の戦士ボノロン」
ボノロンのプロジェクトについては公式参照のこと。うちやえさんはフリーイベントでこの作品の読み聞かせをしており(自分のブログだとこれとか)、キッズ向けなのだが、ワンマンライブということで大友向けに特別披露。
9.ボノロンと歩こう!
ボノロンのテレビアニメのOP。地方局やBSで今後も見られるかも。
ここでケーキが登場してハッピーバースデータイムとクラッカーが炸裂。
「爆発的なもの何て言うんでしたっけ」
「クラッカーだよっ!」(総ツッコミ)
→爆発的なもの←。今後やえライブ出撃する予定のある方は覚えておくと良い。なお今回最も長距離から遠征された方は青森から空路とか。800キロ。
10.39(サンキュー)フェアリーズ
映画プリキュアオールスターズの挿入歌。こういう、ころっと可愛い声を、するっと出せるのが凄いと思うの。ちなみにプリキュアシリーズに関しては「子ども達に楽しんでもらえるような、というのがずっと持っていた思いで、担えることが嬉しい」と。プリキュアの仕事そのものである。
11.青い風の吹く街(Sp.G. 後藤康二)
この曲を作曲したギタリスト後藤氏がゲストミュージシャンで登場。しっとりと聞かせる。「ギリシャに住む猫たちの番組を見て作った曲です」なるほど青い風ね。
12.幸せの予感
アニメ「家なき子レミ」のED。作曲が服部克久。フジテレビの日曜夕方は2時間アニメぶっ通しだが、そのしんがりは「ハイジ」などで知られる「世界名作劇場」であった。この番組は1997年に一旦中断するのだが、その際の最後の作品の最後の曲が本作である。切ないバラードであり、当時テレビの前でこれを聞いていて、今これを読んでいるアナタは、聞き返して見ると良い。ハッとするはずである。
「最後2曲です」
「え~~~~~~!!」
13.まかせて★スプラッシュ☆スター★
アニメプリキュアシリーズの実質2作目OP。以降10年以上続く現在の活動の起点。ハイトーンでかっとばすやえ丼キラキラ絶好調なりぃ。前述の通り自分オーディオのリファレンス。
14.My Glowing Days
プリキュアのボーカルアルバム収録。だが、楽曲自体は大人になって振り返って聞くと沁みるであろう。やえさんの歌声雰囲気に良く合う。
「アンコール!アンコール!」
・・・10秒・・・
「いえ~い!!!!」
早っ!
Enc. Smile!(Sp.G. 後藤康二)
★まとめ
「やえる」と呼ばれる独特のふんわりおもしろな部分がWikiに書いてあるが、それは文字通り歌姫と書いて良い歌声と外見からは「想定外」というニュアンスを多分に含む。ただ、まぁ、そこは描写するもんじゃない。含めて、内容が保証できる歌手なので一度出かけてみると良い。オレがリファレンスに置く理由が判るはずである。ちなみにそのオーディオマニアック的な書き方をすると、水晶色の澄んだ歌声とファルセットは倍音乗って遠く伸び、癒やし効果抜群である。
「バラードのアルバム欲しい」
「なるほど!うーん……」
そんなアフタートーク。まぁ、とりあえずまた聞きに来ますわ。
収穫物。うちやえボールペンと
そして。
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