ネット時代の鉄道サイバネティクスはこれでええのけ?
で、名古屋→みよしの→あかよろし→名古屋と巡る出張ツアーを組む。ここで。
①名古屋-あかよろし間は営業キロ600以上
②東京-みよしの間の特急には東日本チケットレスシステム使用可能
③会社はEX-ICのコーポレート会員
④みよしの→あかよろし・あかよろし→名古屋の時刻はまだ未定
さぁどう切符を買おう。鉄ヲタの買い方としては、スマートに(並んだり現金がさごそして切符買わない)、そして安く、であろう。
まず往復割引は使いたい。従って東海道新幹線の東京-名古屋間は「e特急券」利用となる。ちなみにこの場合、みよしのへは「東京で途中下車して別の切符で行く」という扱いになる。
次、みよしのまでの特急はチケットレスシステムか、東日本の「トクだ値」サービスか、どちらかを使える。安い方がいいのだが、「トクだ値」の場合、一旦降りてクレカを使う必要がある。乗り換え時間が足りないっぽいのと、チケットレスの方が安いのでチケットレスぽち。メールが飛んできておしまい。
そして当然、東京-あかよろし間の指定券もネットで仮押さえしておく。決済するまで変更可能だ。
ここで今回乗車の東京-みよしの間はSuica使わない方が6円安い。みよしのから乗る際は乗車券を予約しておき、東京→あかよろしの指定券もろとも決済するのが良いだろう。
結果こうなった。
●乗車券
名古屋市内-あかよろし往復
東京→みよしの(多分Suica)
みよしの→東京(予約済み)
●特急券
名古屋→東京(e特急券予約済み)
東京→みよしの(チケットレス)
みよしの→東京(時間により快速になることもあるため未定。快速の場合グリーン車Suicaシステム)
東京→あかよろし(予約済み)
あかよろし→東京(予約済み)
東京→名古屋(e特急券予約済み)
で、往復乗車券は東海の窓口で普通に購入した。当日の行動はこうなる。
1.名古屋で新幹線乗車前に機械にEX-ICを突っ込んで東京までのe特急券を受け取る
2.窓口で買った乗車券とe特急券で東京へ
3.東京で一旦出場し(途中下車)、Suicaで入場、みよしのまで乗る
4.みよしの入場時、東京までの乗車券、あかよろしまでの特急券をクレカ決済。この際東京まで特急に乗るなら再度チケットレス。快速ならグリーン車Suica。あかよろしで出場
5.あかよろし入場時、あかよろし→東京までの指定券をクレカ決済、往復乗車券復路と共に入場し東京まで乗る
6.東京では一旦改札を出、EX-ICを券売機に突っ込んで名古屋までのe特急券を受け取る
7.名古屋まで乗る。
以上で窓口現金決済は「往復乗車券を買う」のみとなり、座席指定は全てネットとなる。が、その後取るべき行動パターンが多すぎる。オレは知ってるからイイが、「一般ピープル」は分かるのか。鉄道知識・ネット知識・券売機の操作方法(しかもJR東海と東日本の双方)を必要とする。便利でお得で扱いやすい状態とはとても思えない。
日本鉄道サイバネティクス協議会各位、これは「サイバネティクス」のあるべき姿なのか?
(名古屋人で東日本のネットサービス「えきねっと」に入っている好き者はそうおらん。他の同行者は東日本エリアにつき紙で買っておくか指定取らずに待っておくかと案内)
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