娘の試練
中学1年1学期中間考査。
人生初の定期テストである。3年後の総決算はここからの積み上げ、とさんざん言って聞かせたつもりだが、ピンと来なかったようで塾での復習に大慌てである。とはいえ、自分のその時どうだったか、明確な記憶が無く、適切なアドバイスが浮かばない。まぁ、トラウマは残ってないので、そこそこの結果だったのであろう。最も、数学は負の数の四則演算、国語は漢字と読解力(こうやって毎日ブログ書くくらいだから当然国語は好き)、理科社会は「知識の範疇」だったので、実質重かったのは英語だけだったはずである。ちなみに娘の「大慌て」の中枢は英単語を覚えていないことである。数学と併せて、塾に通っているので任せてある。もちろん、その位教えてもいいのだが、問題のバリエーションを用意できないのと、娘の学習姿勢へ適度な緊張感持たせることを配慮して塾としてある。「英数は別格」である。
一方で理科社会は教科書から大体出そうな所は予想付くのでアンダーラインを引かせた。社会は「世界地理」「世界と日本の歴史」理科は「植物の構造と顕微鏡の使い方」だ。いわゆる「ヤマかけ」と似たような行為にも見えると思うが「ヤマカンや当てずっぽう」ではなく、確実に要点をピックアップしたつもりである。逆にそこから、要点を検知する能力を磨いて欲しい。
・地理
五大陸の位置と地勢。時差。
・歴史
四大文明。位置と文化を特徴付ける遺物、宗教。旧石器時代から縄文時代までの道具の変遷。
・理科
顕微鏡、被子植物裸子植物、花と果実の構造
「イラストの遺跡と所属する文明の名前を線で結べ」とかね。(ア)ガラスと(イ)ガラスで観察物を挟んだものを(ウ)という。アイウに適切な用語を記入せよ。とかね。ちなみに理科の実験道具の名前覚えても、実生活に何の効能もないのだが、「何のため」とか目的を考えることで「その形状にする必要性」への気づきが得られる。これは問題点を解決する思考法への第1歩だったりするが、まぁそんなご高尚なことはどうでも良い。ちなみに「燃焼さじ」
という道具の名前を書けたのがオレひとりだけ、というパターンが1回あった。「しょうもない内容で地味に稼ぐ」というのも一つの手である。
「まぁ、判る奴先に解いて、残った時間で悩め」
「そうするわ」
まぁ、がんばれ。
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