Kalafina降臨あすなる金山 @Kalafina_Staff
は!Kalafinaが金山でフリーライブだと?
「オデも行く」
来なくていい。
ばかもの
司会アナの「雨女?晴れ女?」という問いに
「嵐を呼ぶ女です」
とやらかす砕けたスタート。
kalafina オリジナル・ニューアルバム『far on the water』発売記念イベント in アスナル金山 supported by@FM (公式)
FM愛知抽選客128。以下自由という環境で、スタート1時間前には立ち見でどうにかなエリアほぼ一杯である。このスペースは2階、3階の回廊があるが、鈴なりでざっくり400~450。男女比意外や?当然?♀7♂3。年代もセーラー服からロマンスグレーまで様々。15分前に「リハーサル」でマイク音合わせなのだが、普通に歌うので清らかなる鈴のごとし。衣装はポスターそのままで立ち振る舞いは殆ど妖精である。MC面白いんだけれども。
「今日はどこから来たの?」
リハ中に観客に質問。ちなみに東海三県はもちろん、静岡から、という人も。
音合わせが終わって、一旦下がって、司会・黒江美咲さんが登壇してイベント開始である。トークショーの後2曲を披露。
●トークショー
Q:アルバム録音のエピソードがあれば
ライブの空気、リスナーの表情を思いながら録音しました。
Q:武道館ライブ。感想を
得るものが沢山あった。曲の掘り下げ、広い会場での見せ方など新たな課題。一方でライブ巡りで築き上げた結果の武道館なので、お客様と一緒に到達した、という感じ。
Q:アルバム制作の苦労話あれば
5枚目、に重みや責任を感じる。これまで4枚は強いコンセプトあったが、そうしたコンセプチュアルというよりは、今までkalafinaありそうでなかった色彩を込めたので感じて欲しい。テクノ系からクラシックまでいろんな曲をやってきた数々が入っている。
バラードのハーモニーにソフト感を出したい(Hikaruさん…後でオーディオヲタク的に特出しする)
Q:録音はどんな感じで?
梶浦さん(プロデュースの梶浦由記さん)の曲の感想を3人で言い合いながら高めてゆく。出来てくる曲がいつも楽しみ
Q:アニメタイアップ多いけど、アニメ見る?
見る。キャラ好き会話はする。でも推しキャラはバラバラ(笑)
梶浦さんは作品を見て、主人公・キャラクタの心に寄り添うような曲を作る。歌詞と作品世界とのリンクを見つけて楽しんで欲しい。「アルスラーン」みたいに原作あるものは歌う側も読む。だけどオリジナルアニメの場合は中身分からず歌うことも。そういう場合、作品に対する視線は、普通に作品見てる視聴者と同じ。
Q:レコードも出すとか
温かみのある音に感動した。楽曲を、色んな音で楽しんで頂けるのは嬉しい。「円盤を家に飾ってる」(Keikoさん)
Q:名古屋は何回目?
ツアーのたびに来ているので、数えるのに両手が必要なくらいは
【名古屋度一人一答コーナー】
Q名古屋といえば?「 天むす」「しゃちほこ」(Hikaruさんのはメモしそびれ)
Q名古屋ライブの印象「 じっくり」「 いっしょに」「一体感」
Q名古屋で行きたいところ「科学館」「蓬莱軒」「名古屋城」
「科学館のワケは?」
「星が好きなんです。最大のプラネタリウムがあると聞いて行ってみたいなぁと」(Wakanaさん)
Q名古屋弁教えて→だらぁ
Qこれで名古屋との絆深まった?
ハイ(にっこり)
●ミニライブ
1.One Light
「曲紹介を」
掛け合い掛け合いエネルギのぶつかり合い。終わると「お疲れ様」という感じ。雄々しいkalafinaを聞いて。kalafinaは女性ユニットと言うこともあって、「どこかしら女性らしさ」を大事にしているが、これは少年っぽく「男気に向う途中」みたいな。今後のライブではバックミュージシャンと一緒になって表現を作って行きたい。
2.far on the water
「曲紹介を」
どこまでも続いている。水平線 光り輝く思い 人生の営み。生きてきた証しを繋いでいきたい。希望を感じて。
●ライブを終わって
Qいかがでしたか?
一曲の中でドラマがある。それを観客と一体になって作ってる感じが良かった。
Q:ライブツアーへの意気込みを
ホールではゆったりすわって楽しんで。ライブで会いましょう(wakana)
精一杯の表現を詰めた。じっくり聞いてくれれば幸せ(keiko)
またどこかでお会いしましょう(hikaru)
●まとめ
「生kalafina」それは全身全霊で感じる至高の贅沢である。轟となる風が吹きその中で鈴が鳴る。どっちも感じどっちも聞こえる。この歌声に出会えたことは幸せとすら思える。
さてhikaruさん特出しと書いた。3人とも歌い方はオペラのレベルである。喉と身体とその伸縮に伴う共鳴点、マイク位置、全てを用いて求められるベストポジションを送出している。そんな感じ。hikaruさんを持ち出したのはMCおもろいマイク位置にこうした特徴が顕著に見られるからだ。腹式で共鳴点探すと、低音が腹に、高音が口腔・鼻腔に来るが、応じて彼女は鼻と口の中間位置にマイク面を向ける。
スピーカのトゥイータというヤツは小さい割に結構な音量を出して驚くが同じである。発音源がほぼ「点」で、応じた位置にマイクを持ってきているのである。アナタが合唱関係の活動をしているならゼヒ彼女らのライブを、ビデオを見ると良い。節々に「気づき」が得られるヒントがある。
今コレを書いて私は幸せである。そしてオーディオオタクでハイレゾ対応していて良かった。折しもアルバム過去作全てハイレゾ再発も決まった。どうぞこれからも末永く美しく。
« よろしい、ならばケツを鍛えよう | トップページ | 贅沢だが深刻な悩み2015パート2 »
コメント