綾野ましろ 綾野ましろ 綾野ましろ【ハイレゾ音源再生】 @ma_shi_ron
(本人サイト)
先の「Juicy」ライブで生声聞いて印象だったので購入。
「題目なぜ3回だし」
「3曲出て全部持ったから」
(DLしてこい)
機材はウォークマンZX1+イヤホンMDR-EX1000
スピーカ再生はNASよりヤマハDSP-Z11+ヤマハNS-F500
●声質
まず本人の歌声。クリアでちょっとハスキー。消えゆくところに繊細さ。ハイトーンで歌うと心地よく聴覚野に響き中毒性高い。オーディオ的には高域方向への裾野の広がり、瞬発力を要求される。「ハイレゾ」で「絹織物の糸目まで見える如く」再生する甲斐がある。96/24。
●楽曲
1st「ideal white」がいきなり、アニメ「Fate」シリーズのOP。2ndおよび3rd「infinity beyond」はゲーム「ガンスリンガー ストラトス」に採用といい調子。カップリング含め現在までに9曲リリース。高速BPMからバラードまで良くこなしていると言え、楽曲も声質に合っている。作家陣と良いチームが組めているという印象。2015年には早々にアニサマ(アニメロサマーライブ)に登場。
●音質
共通してヴォーカルに強くフォーカスしてあり、その特徴ある声をサクッとしかし生々しく録ってある。「サクッと」はハイレゾだから出来た芸当で、CDフォーマットでは後から「っぽく」するのに苦労するのではないか。天井気にせずなレンジの使い方をしており、枠からはみ出たなりに自由である。シャリシャリの系統と言って良く、「ハイレゾ」という言葉がイメージさせる音質の体現。裏返して5~6kHzあたりハイトーンに張りがあるので、それを「耳障り」と感じないシステムならば耽溺出来よう。ヴォーカルの録りと相まってヘッドホン・イヤホン向き。付帯音少なくキレイなので意図せぬ大音量に注意。
バックトラック。楽器の使用数は少ないが、左右と奥行きの空間を使って広げてあるので、むしろスッキリ鳴って好感が持てる。ただ、ヴォーカル強いので楽器モリモリしたい部分もあり、シンフォニーをバックにとか期待したい。ちなみに打ち込み・シンセは「20kHz上限」が露わになって丸っこく違和感がある。そろそろ電子楽器系もハイレゾ対応機揃って欲しいところ。低域は軽め。
●今後
既にアニサマに登壇している時点で心配はしてない。ブリリアントクリア極めて欲しいがただ一点だけ、だからって「一本調子」な歌い方にはなるなよ。イヤホン向きと書いておいてアレだが、オレ的には蕩々と鳴らしたい。逆にFateやガンスリでましろ知った向きはそのままハイレゾに来い。「アニソンのハイレゾ」に存在するある種の固定観念はここにはない。損はしない。
うぇるかむまいしすてむ。
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