医は算術なり
「85センチ」
ご存じ「メタボ」の閾値である。個々人体格差関係なく一律85センチ。医者は人体専門の科学者ではないのか。この決め方に異を唱える者は無いのか。
身にまとった脂肪の量が過剰かどうか、は、身長・体重・太りやすさ・基礎代謝など、様々なパラメータから決まるはずである。女性の身体に脂肪がふくよかに付くのは、保温ジャケットとエネルギ貯蔵を兼ねているからである。安定した食料が得られなかった飢餓の時代、生命の根源である女性の体温を一定に保つために遺伝子がたどり着いた工夫だ。それは男性でも栄養状態や基礎代謝(体温生産能力)によって個々に違うはずで、85センチと一律決めるのは思い切り理に叶っていない。冷房28度もそうだが、一体誰が言い出して、止めようとする者がどこにもないのか。
その85センチに自分が引っかかって2年ほどが経過した。指導通りで体重減ったが、結果から言うと身体ガタガタになった。疲れやすいし、既報の通り尻の肉は落ちたし「頬がこけた」とよく言われる。基礎代謝も落ちたようで、冬期は暫く湯船に浸かっていないと冷えが残る。その後食べる量を戻してが体重は増えない。だからって食べる量を減らすと露骨に体重が減る。
飢餓の時代…と書いたが、飢餓に対する身体の防衛が基礎代謝の低下である。エネルギ産生を抑え、なるべく、動かないようにする。必要以上のエネルギは出したくない=「疲れ」を早く感じるようになる。まぁこんな感じである。オレの身体はやせの大食い(基礎代謝多い)で好き放題食っていたのが、「指導」により縄文時代以前の遺伝子が覚醒してしまった。ちなみに食う量増やしても戻らない、と書いたが、これは年齢応じて内臓の働きが低下し、養分吸収能力が減っているからだ、とすれば辻褄は合う。「中年太り」という言葉があるが、これは基礎代謝や内臓の衰えに対応し、「脂肪ジャケット」を身に纏おうとする遺伝子の正常な働きではないのか。それをワケワカラン基準で妨害してどうするのだ。医者が。
「子宮頸がんワクチン」についても、そもそもそれを発症するに至る過程が複雑で時間を要し、「通常の結婚生活を営んでおれば」ワクチンの副作用の方が逆に確率が高いことも以前書いた。すなわちこれも「理に叶ってない」ごり押しであり、結果深刻な副作用事例が生じていることは知られる通りである。なのにこれもまた、非を認め保証や回復を口に出す者はどこにもない。
医者ども何やっとんねん。専門用語並べ散らかしておけば一般人には判らないだろうとか。
それで殺されてたまるか。なめんじゃねぇぞ高学歴の金の亡者が。
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