ぼくのかんがえたさいこうのうぉーくまん
現用NW-ZX1の後継機、ZX100が正式に発表された。仕様と物欲に基づいて星取り表を作ってみた。
物欲UPを+1。減退を-1。影響を与えないモノを0としてこの結果「+1」。即座買い換えほどの点ではない。
一見してお分かりのように、邦貨10万に達しようというのにトレンドに対するズレと立ち後れが甚だしい。特に高クロックDSDのネイティブ再生・バランス(少なくもグラウンド分離)非対応は残念の極みだ。一方ノイズキャンセルは日本で要とする人は遮音性の高いイヤホンを買う場合が多く、その分のコストとスペースを左右独立出力アンプに注げという意見多いことだろう。ユーザとの座談会まで開いて一体何を把握したやら。ちなみにトレンドの向かう先は「純粋な音楽送出機」で、「音色味付けはイヤホン・ヘッドホンで選ぶから、強力な駆動力を持つアンプを載せろ」に集約出来る。それで充分なのにカタログに書ける「新しい付加価値」が欲しかったか。それがノイズキャンセルだったか。音質偏向は「付加価値」ではないのか。
まぁ音質を聞いた上で、最後は電池がへたるかメモリが一杯になるか、買い換えざるを得ない動機が出来てからまた考えるが、DSDへの対応と強力なアンプ、ラインアウトの対応に対してネックになっているのがソニーが誇るDAコンバータ兼アンプ「Sマスター」であるから困る。出力は磁石すなわちコイルであって、普通にD級PWMで充分駆動出来るし、DSDでパルス幅が足りないというなら昇圧するか、FETソースフォロワでパタパタ出して、緩いフィルタ1個噛まして出せばよいだけ。苦労して作ったの知ってるが、ごめん、もう、時代遅れだ。「それで何とかする」ではなく「それではもう追いつけない」次元なのだ。配線長いわけじゃなし、GaNのFETをMHzで駆動する位さほど問題にならぬと思うが。
700ユーロのキカイのご尊顔です。ま、機能上、まじまじ眺めることは無いけどね。ただ、ポケットの機体を手探りでいじると考えたら、操作系は側面に集約、あんどろは要らんにせよタッチパネルの方が検索の便に利すると思うけどね。
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