逃帰行
今日のミッション:八王子→名古屋
ルート2通り取れてJARTICの渋滞予測はそれぞれ以下のよう
・中央道下り
相模湖付近を先頭に昼まで
瑞浪付近を先頭に夕刻より夜10時頃まで
小牧JCTを先頭に夕刻より夜10時頃まで
・圏央道+東名&新東名下り
御殿場を先頭に昼頃少し
音羽蒲郡を先頭に夕刻より午前様まで
どっちにせよ「八王子を抜け出す」には、八王子JCTまで相模湖渋滞の尻尾が伸びてこられては困るわけで。
高井戸まで繋がっちゃハナクソ掘って夕刻待ちとする。東京から出るクルマ絶対に減るし、瑞浪の渋滞が夜遅くには解消する予想激しく首肯するからだ(夕刻に名古屋に着きたいクルマ+夜半には大阪に着きたいクルマ=どっちも夜にはそこを通る気は無いクルマ)。
ごろ寝して散歩してオヤジとダベって時間を潰す。いや潰すくらいなら渋滞に攻め込め意見承知するが、こちとら腰痛持ちにつき、長時間の姿勢拘束は辛いのである。更にはその時間、常に事故のリスクがあり、燃料を食う。
月の姿を見る頃、予想通りクルマが減ってグダグダと出発する。 なお、完全に日が暮れてからサクッと移動せよ、という向きもあるかも知れないが、そっちあんまり引っ張ると今度は上りが高井戸から大月まで繋がり、「八王子インターから都心へ向かうクルマ」がインターからあふれてしまい、 中央道に入るのが難儀となる。なので、小仏トンネルがフィルターとして作用している間に中央道には入ってしまいたいのである。
ナビの圏央道へ行け、を無視して中央道直進。ナビは大人しく中央道経由に切り替えた。
「瑞浪35キロって出てるけど」
「大丈夫だ。問題ない」
とはいえこちらも早く進みすぎると解消前に引っかかってしまう。走行車線を大人しく走ってズルズル遅らせる。ちなみに妻はアップダウンとカーブの多い中央道を嫌うが(笹子トンネル事故が輪を掛けた)、自分にとっては免許証取って30年近く行き来した道。身体が覚えており特に抵抗はない。まして大人しく走るなら余裕もいいとこ。
八ヶ岳で軽く休憩、
諏訪湖で夕飯。
「こちらで先払いとなります」
「カレーで」
「カレーで」
「オレもカレーで」
「全員カレーかい」
(ワカサギカレー。そりゃ諏訪湖のワカサギ釣りは名物だけどさ……)
しかし妻だけ来るのが遅い。
「ええよええよ渋滞が途切れ出したし」
買い物もして小一時間潰してのそのそ出発。娘の希望で車内シアター「風の谷のナウシカ」
渋滞25キロ→渋滞7キロ→小牧先頭7キロ。
西側大きなランドマーク「恵那山トンネル」を通る頃には瑞浪の35キロは雲散霧消。どういうメカニズムでそれだけ繋がって、そして消えるのか。確かに中津川過ぎてもテンポは落ちない。
が
「小牧7キロ30分」
これだけ消えない。されど、目的地は名古屋であるから、
「環状道の『せと赤津』から降りるか」
名鉄瀬戸線が栄町から瀬戸までガタコン走って30分である。名古屋の夜は仕舞いが早い。10時過ぎれば街路がら空き推して知るべし。
ナビを無視して東海環状へ。するとまたも?大人しく案内を変えた。
新しい道時速100キロ、ストレス無く走って、赤津で降りたクルマ他に無し。そこでナウシカ終わったので諏訪よりジャスト2時間となる。瀬戸街道に出ると、夜10時だが深夜の田舎そのものである。名だたる渋滞の名所を音楽鳴らしてスカスカ走る。結局そこから何曲も聞くまでも無く、小牧で30分ウジウジしてるよりナンボか早く着いてしまった。そしてこのことは、来る新東名と東海環状との直結の暁には、せと赤津を「サブ」として使えることを示唆する。
gdgd走りとゆっくり休憩で通常+1時間を要したが、2時間渋滞に引っかかっているよりナンボかマシ。そして音羽蒲郡は夜11時近くになろうというのにまだ詰まっているのであった。
ミッション・コンプリート。
« 百草園(もぐさえん) | トップページ | 【ハイレゾ音源再生】実家オーディオシステム改変まとめ »
コメント