爆弾低気圧でパンパカするなよ
「パンパカ」
とは、2ちゃんねる「3大不謹慎」板のひとつ「パンパカパ~ンまた死にました」という山岳死亡事故を見守るスレのことである(他の二つは鉄道人身事故「グモ」スレ、および「行旅死亡人」)。パンパカパーンはファンファーレの擬音語ではなく、「葬送行進曲」
の冒頭のことだとか。もってして、山岳遭難死亡をネットスラングでパンパカという。もちろん「わかりきってるのに何で行った」という小馬鹿にする意味も含む。
で、明朝こんな予想天気図。944hPa。ぎっしり詰まった等圧線は暴風のフラグ。そして西高東低は冬型の典型。その前に寒冷前線が横切る。台風上がりの低気圧とシベリア下りの寒気の間を横切る前線。
「線状降水帯」そのものである。風向きが変わり、気温が急降下する。北海道大雪山系、槍ヶ岳、穂高、こういう状況で何度もパンパカの例を見た。「折角来たんだから」「ずっと前から予定してたし」「早く抜ければ大丈夫」…判るが、大事なのは「命」であろう。危険を判っているのにむざむざ死ぬことはない。
・前線通過による激しい気象現象
・暴風
・気温低下(北海道高地では降雪)
これだけ、起きると判っている。なので、勇気を持って引き返すか滞留を。パンパカと死して嘲笑されたくあるまい?
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