野暮
CD音源のPCへの取り込みを進めているが。
例えばこの「ビートルズ1」とか、逆にPC取り込んだら興ざめだろうなという気がする。アナログ・マニュアル・一発録りは恐らくデータ化する(=いじり放題)という環境と真逆で相容れない。最も源流に近い音源発掘して(それは同時に最も古い)、最新のCDPで聞くとか本来は1周回って野暮な気がする。
一方、「円盤を回す」という行為は「コンサートに出かける」という非日常の疑似行為というとらえ方がある。なるほどパッケージされたセットリストを自分で文字通り「再生」するのである。これは主としてクラシック、中でもオーケストラの再生では当てはまると言える。
カラヤン×ベートーベン。束で持ってるが、こういうのはそうだろう。ただ、室内楽とか単曲で終わるもの寄せ集めるにはコンピュータが利する。
逆にハイレゾ。これをそれこそ「非対応機器での再生」のためにCDに焼くとか逆に野暮である。ハイレゾからダイレクトにアナログに変換してアンプに放り込んでやることこそ醍醐味で、メリットが享受出来る。
また、「ベートーベンピアノソナタ全曲集」とか「束」「塊」もフォルダにどん、の方が逆にサマになる。「何枚組」とか野暮だ。100曲入りとか円盤じゃありえないことを出来るのが面白い。
音楽じゃないパターンで自分が良くあるのがこれ。
「**流星群がピークです」
「飛ばねぇよ。元々少ないし街明かり邪魔だし」
オレの物言いは「身も蓋もない」のは確かだろう。流星は「見えるかも知れない」ところにロマンがあるのであって、しかし、学術的・確率的に見込めないのが分かっている。オレの物言いは「野暮」か。
「電線も無いのに電気機関車走ってる」
野暮を言うじゃないよw
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