ハイレゾ革命の果て
主題に関しては「現状まとめ」を何度も書いてる気がするが。
「パイオニアPD-10+DSDディスク」に始まり、
iFi audio nano_iDSD
ウォークマンZX1(現在はZX100)
OPPOブルーレイ
と、つとに書いてきた。そして今般、デノンDCD-SX11にてようやく戦闘態勢完了、今度こそFIXである。なお、機能重複を見て取る方もおられようが、PD-10はそのまま実家ハイレゾ対応へ供出。nanoはウォークマンからシステムに放り込む際のDDC、OPPOはSACDマルチチャンネルとネットワークプレーヤ&本来の映像再生機として使用しており、「勿体ない」ことは特にない。図式化するとこう。
ややこしいですねw。家族には「円盤を直接再生するか、PCからThrowで放れ(DLNA)」としてある。
(Throwで放る)
基本的にこれでOPPOがネットワーク起動して音源取り込み、再生を始めるが、たま~にハングアップするので、システムとOPPOと双方電源入れてからの方が確実っぽい。
ちなみにこの場合OPPOからHDMIでZ11に入ってDA変換、となるが、これは単純に「さらにSX11の入力を切り替えろ」とか無理ゲーなのと、実用上十分な音質は確保できているからである。俺が在宅時にはSX11経由に勝手に切り替える。
以上「はいれぞ音源の扉」開いて3年弱でここまで発達(?)した。ただ、おいらはマニアに分類され、音楽信号の流れ、指示と応答の動き把握できているが、率直思うに「ラジカセ」や「ミニコンポ」で音楽聴いてる方がハイレゾを導入するには困難かろう。「USB-DACで持ってるシステムに放り込め」なのだが、そこでいきなり要求知識がパソコン周辺ハードウェアのセットアップとサンプリング周波数・量子化ビット数に飛ぶからだ(fsとビット深度も知らずにハイレゾするなという話もあるが)。にしても、「数学的な話は分からないけど音質の善し悪しはわかる」方はおいでなわけで、「機械をつなぐ」以上の作業をユーザに求めるのはNGだろう。その点「MediaGo」がソニー縛りでもいいから、USB-DAC認識して勝手にASIO出力設定するだけでもだいぶん違うと思うのだが。
「ハイレゾ導入」もう一度まとめておくと。
1.「DSDディスク」再生可能な円盤再生機を購入し、パソコンでDVD-RにDSD方式で音楽データを書き込んで楽しむ
メリット:CDと同じように取り扱うことが出来る
デメリット:DSD以外のハイレゾデータはDSD方式に変換する必要がある(変換アプリの例)。まだパソコンでディスクを作成する作業に関する知識が必要
2.「USB-DAコンバータ」を購入し、音楽信号に戻してから現有のオーディオ装置で再生する
メリット:方式変換など不要
デメリット:ドライバソフト、パソコン上で再生するためのソフト、所用の設定が必要
(★iDSDの場合、同軸デジタルも出すので、オーディオ装置にデジタル入力があればそれを活用可能)
3.対応ポータブルプレーヤ/スマホを買う
メリット:ソフトや設定など不要(プレーヤの管理ソフトを使って転送するだけ)。パソコン関係の知識、オーディオ関係の知識、考えなくていい。
デメリット:オーディオ装置で聞く場合、ヘッドホン出力から装置へ接続することになり、間抜けなのと、「ボリューム最大のままイヤホン・ヘッドホンをつなぐ」危険がある
コストは1が実売2万、2が2万5千、3も2万5千くらいから。なお「USB-DAC」には中国製の低価格品もあるが、「音源を音楽信号に直せます」レベルで、「ハイレゾならではの高音質」を味わえるレベルではない。
こんなもんか。ちなみにこれ、学生さんの場合、最大の難関は「ネットでのファイル購入はクレカ決済が多い」ということ。チャージして使うカードはあるけどね。ネットで買うのにいちいち量販店に行かなきゃというのも間抜け。
まだ、まだハードル高いねぇ。SACDのDSDデータコピー可能にしておくだけでだいぶん違ったと思うんだけどね。まぁ、後の祭り。
(要は「四季」をハイレゾ=SACDにしたのだが、四季だけじゃつまらんので、どうせなら四季の含まれた協奏曲集丸ごと買いましたの図。2枚組輸入盤。解説細かいが全部英語。しくしく(T_T))
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