日本はのんきだねぇ
CNNのトップページに入るとこうなっている。パリ市内各所に分散して隠れていると考えて良い。兵や武装警官がそこここにおり、ちょっとした物音で銃口が集まりパニック的に人々が逃げ惑う。
パリはフランスの首都であり欧米のお洒落の拠点で流行はここから始まる。一方で十字軍はフランスの騎士たちを鼓舞して始まった経緯がある。パリを血みどろのズタボロにしてやれという名分は充分に存在する。
日本はのほほんだが、これは彼らにとって優先順位が欧米キリスト教国家より下、というだけに過ぎない。ジャーナリストらの人質惨殺はその辺りへの「釘差し」と見て良いだろう。エージェント自体はとっくに日本に潜入済みと見てしかるべきである。日本は寝首を掻かれる直前にありながらそれを見ようとせずニコニコしている。日本は欧米の動きを支持しており、従って彼らと敵対する側だと鮮明にしている。ただ、日本を攻撃することで「キリスト教価値観・文化」にはダメージを与えられない。だから優先的に攻撃する名分はない。
日本の平和は文字通りの「和」、対等・循環・共存であるが、彼らの平和は「絶対的勝利者となり、攻撃される恐怖を排除」した状態である。同じ和でも概念が違う。「仲良く」という考え方はないのである。
距離は遠いが、こうなる事態は対岸の火事ではない。
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