デンキの価値観
電機。
(いきなりダジャレかよ。しかし車輪掃除が目的とは言えロッド付きのカマ安易にばらすもんじゃねぇなエラい目に遭った)
前日里子に出すと書いたCDプレーヤは満額11万に対し10万という査定が出てOKとした。20年前で普通のCDしか使えない機械だが、ブランドバリューと「その音が好き」という需要があるのだろう。
「店に大金無いので振り込みは月曜…21日になりますがよろしいですか?」
え?ああええよ。しかし売った買ったする店で10万もすぐ出ないとか、しかも一週間後とか…ああ、強盗対策か。
もう一台里子に出す。DSP-AX4600。2006年のキカイである(金色の方)。CDより新しいわけだが、AVアンプという奴は毎年新しい機能が乗るので古い奴ほど使い道が減る。なのでこいつもオーディオ専門の下取り屋は満額でも10000円未満の提示ばかり。なお、上記CDを売ったせどりやはAVアンプは扱わないとさ。
そういう奴は逆にハードオフに出す。過去、人気や定評のあったキカイなら「その機能が現在使えるか」どうかに関わりなく、ある程度値が付くからだ。
「13000円です」
上等。192/24まで受けるので、ウチで飼ってもいいんだが、セットアップしても「置く場所」がなかったりする。サブシステムは線路の中にPC出力でボーズのデスクトップ、娘の部屋にミニコンポがあるが、いずれも近接、かつコンパクトを指向しているので、こいつでシステムを組んで置き換える意義は低い。重いから乗せる棚もないしね。
こっちはすぐ現金化される。諭吉を増やして…ああ、蛍光灯切れかけだったな。
近所のホムセンに向かうと置いてあるのはパナとなぜだかNEC。ちなみに昭和30年代からある「普通の白い蛍光灯」は20W直管で100~200円である。演色系だと軒並み高くなる。ぶっちゃけ普通でも照明の用はなすのだが、寒々しいので昼光色にしている。にしても
・NEC製:2本580円
・パナ:2本1180円
何が違う。どっちも国産である。パナはプレミアム云々とかで長寿命を謳っているが、ウチの場合全部電子点灯管なので、蛍光灯に与えるダメージ(点灯時に何度も予熱電流を流す)は少なく、あまり長寿命謳われても効果は少ない。しかしこう300-580-1180円(いずれも2本の値段)と並んでいると、「安すぎてヤバそう」という感覚が生じるのは何故なのだろう。何度も書くが本来蛍光灯は1本百ナンボ、である。1本500円もする方が「ぼりすぎ」なのである。「ちょっと高いけど仕方ない」につけ込むのを「プチぼったくり」と言うが、こういう「プレミアム感」(本当にプレミアムかどうかは疑義あり)を煽るのは何と呼ぶべきか。錯覚商法か。ちなみにオーディオにもやおらふっかけた割には中身が酷いというのは存在する。「Aという機能はBという方法でCという規模で実現出来る。なので見合ったコストは**円である」…これ計算出来ればベストだが、まぁ一般的ではない。ただ、妥当な価格というのは抑えておきたい。
ところでハードオフさんよ、御社パイオニア「PD-30」27000円で売ってたが、その値段なら新品買えるぜ。
オーディオ機器でもオーディオ屋・マニアとせどり専門で価値観が違う。
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