2015年の災害
命名されたのはこれ「平成27年9月関東・東北豪雨」だけでしたね。
・狭い範囲で降り続く
・丁度鬼怒川水系の上に雲がかかった
下流で処理出来ない水と、上で決壊した水が街を浸して行く、という状況になりました。知る限り排水システムは50mm/時の降雨に耐えうるように作ってあります。それを越えると溢れ出る恐れは常にあります。
小規模ですが名古屋も何度か同じような線状降水帯による大雨がありました。地形・風向き・気温…どこでも成り立つ話。安心しないで下さい。降りますよ。
他に印象に残っているのは小笠原の深発(最終的にM8.1/Mw7.8)。深い=遠いので震度5レベルではあるものの、震幅が大きく長く揺れる、広範囲で揺れる。その辺が特徴でしょうか。またシステム上、「緊急地震速報が携帯に飛んでこない」のは注意すべきと考えます。深発はまだまだ発振機構に未解明の部分が多い上、東北地方太平洋沖地震がどんな影響を与えたのか、ぶっちゃけ誰にも分かりません。また、アウターライズの前には深発が増えるという説もあります(昭和三陸地震の前に多かった、という観測事実があるだけで、因果関係が証明されたわけではありません)。
2016年。息災な年であることを祈るばかりですが、相手は自然、。「いつ起こってもいいように」日頃の備えが肝心です。
皆様ご安全に。
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