北陸新幹線の西と北側
「敦賀の向こう」は長くボヤッとしてきたが、まぁ小浜経由京都という線でまとまりそうだ。
ただ、ここ「琵琶湖の周辺」は田中角栄の時代からややこしかった。
ガキの頃の図鑑に載ってた計画図である。琵琶湖の周りには4つの新幹線が示されている。現在の東海道・リニア・まとまりそうな「整備計画線」北陸の他、米原-敦賀間にも引っ張りたいなぁとしてある。1本に絞り込むのが無理ゲーであるのが判る。
北陸筋は大阪との結びつきが強い。従って北陸新幹線は京都以西に付けた方が良い。図では「湖東線」が名古屋に付けられているが、実体は米原-敦賀になろう。ここだと名古屋方面も引き受けられるが、現状の東海道新幹線が本数パンパンであることを考えると、ここに付けるのは大阪方面・名古屋方面とも無理ゲーで、リニア開業して容量減ってから考えても、というレベルになる。まぁ、作るにしてもオレが生きてる間はムリだろね。諦めると名古屋-北陸の直通ルートが切れるわけだが、現状米原まで新幹線にチョイ乗りして「しらさぎ」とか一般化してきているから、新幹線-新幹線で京都乗り換えでもさほど支障はあるまい。
で、本筋である。「湖西」側はどこを通ってどこに付ければ良いのか。
京都まではイイとして、大阪まで付けないと話にならないだろう。一駅、だが、これが難しい。本数パンパンだから乗り入れは出来ない。リニアが大阪まで伸びるのは2045年()。それまで京都終着で時機を待つのもなんだかなぁ。でも新たに一駅分作るのも難儀である。東海道と二階建ての二重高架?だったら難波経由で関西空港というのも悪くない。リニアでごっつい穴掘るが、同じように大阪都市圏ごっつい穴掘ればいい。
「三角形の残りの一辺」
乗り換えなしで東京や大阪、が新幹線のメリットであるから、こーゆー部分が残ると扱いに困る、ということになる。ちなみにその点で、計画図の中にある北陸新幹線の北側「羽越新幹線」富山-新潟が今まさにその状態にある。新潟-大阪、さらには北陸-新潟となると新幹線までは……というのが実情。まぁ、JR東海が頑固すぎる金の亡者だ、と言ってしまえばオシマイなのだが。
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