花粉症対策2016
大体12月に少し飛んで、最も寒い時期を雌伏し、2月から本格的に飛ばす…というのが基本パターンだが。
今年暖冬だったせいか12月の少し飛ばしがそのまま続いてる。
へっくし!てなわけで投薬開始である。とはいえ40歳越して症状が少し改善し(=免疫の反応が低下し)、最近は以下の布陣。
・サイザル
・セレスタミン
・エリザス
・アイビナール
サイザルは抗H1ブロッカーで、ヒスタミンが細胞のH1受容体に結合するのを防止する。「細胞のH1受容体」というのは星の数ほどあるのでシーズン前から飲み始めて順次塞いで行く、そういう使い方をする。
セレスタミンは副腎皮質ホルモン剤で、抗アレルギー作用は最も強い。なので常用薬ではなく、本当に症状が酷い場合のみ頓服的に服用すべき、という医者もいる。ちなみにこいつの最も大きな副作用は「眠気」で、かかりつけは「寝る時苦しいの困るでしょう」という理由で処方。ちなみに使うかどうかはオレの裁量に任されている。
エリザスは噴霧吸引薬。鼻にプシュッとやる。対症療法用ステロイド剤。
アイビナールは目薬。ヒスタミンが放出されるのを防止する。これも対症療法用。
まぁ見ての通り副腎皮質ホルモンにステロイド、このほかに入眠剤も使っているわけで、もう薬廃人である。ただ、これで効いてるだけまだマシ。本当に酷い人は密閉空間から出られない状況に陥る。
根本的な治療法は…毎年話題になり探す。減感作療法あるにはあるが、3年間毎日注射なら、この時期の薬廃人の方がマシ。
そういや舌下滴下方式どうなった。
3~5年とはまた豪快な個人差で。ちなみにスギ花粉ピンポイントで、ダニやアトピーは眼中にない。お値段は2週間分700円くらいらしい。ただ、医師の診断と処方をその都度受けなければならない。3~5年。
根治は根気。あ、もう少し知りたい方や相談先を知りたい方はこちらへ。オレは春先薬廃人でバランス取れてるからやらんよ。
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