美は乱調にありon土日鉄道
どーん、55.5mmシーサス。初期のトミックスレールで「ダブルクロス」と言えばこの構成だったのは古くからの愛好家にはご存じの通り。
もちろんこれを使えば価格もスペースも少なくて済む。持ってもいる。だが、ここには入れなかった。フログ部の構造が気にくわないのと、無電区間&フランジ走行区間が多すぎて止まりやすいからだ。で、「確実に直線部でクロスする」72.5を使ったシーサスと相成った。
なお新旧クロス表裏比較するとこう。導通部分は多分基板を使用し、ノーズの無電区間は短く、フランジ走行区間も短く、それぞれ改良されている。
さてこのセット組み込むには「55.5」を作らないといけないのだが、すぐ後ろがクランクになっているのと、そのカーブのつなぎ目で140mm未満のストレートを入れたくないのでこうしてみた。
広がって-縮んで-また広がる(※)。こういう「幾何学的に正しいことは分かるが人の感覚とナニカチガウ」のにモゾモゾする人多かろう。なお併せてこの部分だけ架線柱を単線タイプとし、取り付け位置も複線の間とした。新幹線を走らせる場合そぐわないわけだが、そもそも地上線を新幹線が走ってる時点でおかしいので、そこまではこだわらない(基本、新幹線はお子様の見学向け)。
シンメトリー綺麗だが、少し、ひねくれさせぇ。
※寸法
外周:左右317+158.5+317=792.5 前後317+317+18.5+158.5=811
内周:317+140+354=811 前後354+317+140=811
にて、「左右18.5mm」の差分を作っている。
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