ホンマけ重力波
音声周波数帯に落とすとこう、なんだと。
さて。
重力波、とはなんぞや。空間の歪みが波のように伝わる現象。空間の歪みを起こすのは重力。どこにでもあるが、巨大な重力に巨大な変動が生じれば、応じて大きくなる。重力の大きな変動を起こすのは巨大質量天体同士の衝突や合体。
見つけたくて見つけた。方法はL字型にパイプを伸ばしてレーザ光線を往復させる。「歪み」が通ると「距離」に差が出るので、レーザの反射に要する時間が変わる。その「差」がこの波形や、音に変換した動画。
見つけたかった理由。「重力」だけは由来が解明されていない。理論は幾つか仮定されていて、数式に帰着出来る実験結果が出るとすればこれ。そんな感じ。
ただ。
これ「差」が出るノイズ要因が幾らでもある。また、今回こいつでしか検出されておらず「どこから来たか(ブラックホールの衝突と言うが)」特定出来ていない。
日本が動かす「KAGRA」は、その辺の解決を目指す地球規模のプロジェクトの一つ。日・米・欧に1個ずつ「重力波望遠鏡」があれば、到達の時間差等で「どこから来たか」あぶり出せる。すると、「すばる望遠鏡」等で、その位置に重力現由来の派手な現象が見えるので、本当に重力波だったのか証明が出来る。
今回の発見が本当だとしたら「1番乗り」取られた。だが、「証明」にはまだ不十分。
グラビトン。見つかるかねぇ。
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