ワンエレメント~ラジオにはアンテナを~
ベランダに同軸ケーブルがとぐろを巻いている。どんなご家庭でも良くある光景ですよね。
FMアンテナを買いましょう。
借家で大げさなことは出来ないが、放送局に近いので1エレメントタイプ。しかしF専用ってデカいね。
V=fλ
V=300000000m/s(光速)
f=80000000Hz
λ=3.75m
大体1/4波長に取るので94センチくらい。まぁこんなもんか。
剣と魔法のファンタジーに出て来る武器じゃないわよ。
工事をしましょう。
オレの世代でオーディオやってる人は、ほぼすべからく同軸ケーブルの工事が出来ると思うが
どうも世間一般では高度なスキルに属するらしい。就職してすぐ、実習で町の電気屋に入ってテレビの設置とか手伝ったが、アンテナ配線が出来ると言ったらえらい驚かれ喜ばれた記憶がある。
物干し竿の突っ張り棒に仮止め。なお、夏場はゴーヤとアサガオのよい弦巻場になる模様。
ベランダケーブルの正体は引っ越し当初引き込んでいたCATV会社のインターネット用。ベランダ這わせてホットメルトブリブリで乱雑に止めてあり、エアコン穴から引き込んである。追って光に切り替えて不要になったのだが、エアコン穴から外すの面倒だし、
「次に住む人が使うかも知れませんので」
とか称してケーブルだけ放置にしておいたもの。自分が使ってやんのw。屋外だから防水仕様の良い接栓。
アンテナ系は面倒くさいので業務用のまとめ売りを大須で買って来た。自己融着テープとかサクッと買えるようになったのはBS放送のおかげ。
アンテナと接続。あとは屋内工事。
これは部屋の中でとぐろ巻いていた5CFB。
延長してチューナに接続。
最後にヘッドホンかぶってアンテナに取り付いて音聞きながら向きを調整。ちなみに送信アンテナの方向自体は真南で、ベランダとの角度相違から分かるように、アンテナの方向は理屈と違うのだが、ここが一番感度・音質とも良いので仕方がない。これは反射や回り込みの影響によるもので、「波」故の結果論の世界。しかしまあ「パラボラ」なら衛星放送と分かるが、これはどうだろう。怪しいよねぇw
感度は今まで使っていた屋内アンテナに比べ、総じてチューナの10段階表示で「1」アップ。でも同じ場所から出ているはずのFM愛知とZIP-FMで音質がえらく違う。
放送聞くならradikoで拾ってHDMIでオーディオに放り込んでやれば良い。だが、ビットレートのせいかスッカスカなのが気にくわないし、妻にやらせるには扱いが面倒。一方、このチューナも動くが四半世紀は君臨しすぎである上、鉄筋アパートなのでAMが感度悪く困っていたところ。そう「FM補完」対応がてら買い換える予定。アンテナだけジョーシンアウトレットが出たので先にセットした形。ワンエレメントとは言え卓上アンテナとは雲泥の差で、腰の据わった落ち着いた感じがする。
聞けばラジオが若者にブームとか。本当か?スマホがモノによりラジオ聴取アプリ入っているからなんだって。ちなみにそこでエアチェック…が俺たち世代のアクションだが、今は放送している曲名がラジオ局のサイトに出るので、気になったら検索してDLすれば良い。圧縮音源150~250円でばら売りしてる。そう負担でもないだろ。
みんなラジオ聞こうぜ(^^)
« 勤務中緊急地震速報始末記~平成28年4月1日三重県南東沖地震~ | トップページ | コテ先で済ます日曜日 »
同軸の被覆剥きなんて当たり前じゃん
なんて思っちゃう私はアマチュア無線やっていたわ
3C-2V辺りはまだ細くて加工しやすくていいですよね
λの計算とか懐かしいなぁ
FM放送は外部アンテナで大分良く入りますから、おすすめですね
ラジオは私も好きで、今でもICF-EX5MK2で聞いております
昔のようなBCLラジオ出ないかなぁ
投稿: yu3 | 2016年4月 3日 (日) 00時35分
>yu3さん
たま~に、多素子アンテナと高感度受信機で、遠地局の感度リストとか書いてる方いますけどね。「情報を取る」なら殆どスマホで出来る時代になってしまいました。今後、失われて行くテクニックかも知れません。
投稿: すのぴ | 2016年4月 4日 (月) 07時03分