地震から我が子の命を守るために
怖い事ばかり書いたので今日は緩めに。
今般の地震災害を見て、非常食など買い回っている方も多いと思われるが、その前に肝心なのは
「まず、地震の揺れから生き残る」
ことであろう。この際、家屋の耐震化だとべらぼうなお値段になるので、居間や寝室など「一部屋耐震化」が次善策としてよく言われる。ただ、それでも経済的負担は相当なものだし、集合住宅や借家ではそも手を付ける事すら出来ぬ。
で、「テーブル等の下に潜る」が関の山になるのだが、お子様が学童以上であるなら勉強机に潜れば良い。学校でそう教えるので家でもやるだけの話。問題はそれより小さな子をどう守るかである。幼稚園坊主以下で「机」があるか?
そこで提案。
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ホムセンで売ってるこの手のアングル材で箱形のひみつスペースを作り、
テレビや携帯からあの音
が聞こえたら、
素早く中へ入る。ように訓練するのだ。耐震素材ではないのだが、コンパクトに作れば小さな子の身体守る位は可能であろう。
勿論それは外見も用途も「ひみつ基地」そのものであって、普段はひみつ基地として遊んでもらって構わない。
正義のロボットが戦うために出発したり、
お人形さんのおうちであっても当然良いわけである。
「一緒にひみつ基地作ろう」
「おう!」
しかも「本物」。これほど楽しい遊びあるか。
加えて、普通、そういうスペースは自分が入れないと意味が無いので、整理整頓も身につくであろうし、そうでなくても、入れるように綺麗にしておけと躾をする口実にもなる。空いた空間には非常持ち出しを押し込んでおく手もあろう(鉄道模型をやるおっさんは、上を線路、下をひみつ基地という名目にして、細君の攻撃を回避している場合が多い)。
・市販のアングル材を箱状に組み、空間を確保する
・ひみつ基地扱いとし、地震時はそこに逃げ込むよう訓練する
・おもちゃ箱を兼ねる場合は整理整頓をお約束とする
・非常持ち出しを押し込んでおければなお有用
「基地」がアナタの子どもを守る。
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